昭和40年代
シュワッチと言ってウルトラマンは飛んでいく。手を前に伸ばし人形みたいになって飛んでいくのだが、最初にベムラーを追って現れたときは赤い玉になって飛んでいた。地球に来てからは赤い玉になって飛んでいなかったから、長距離を移動する時だけ赤い玉となって移動するのか。その方が疲れないのかも知れない。
インターネットで調べてみると、この赤い玉はどうやら宇宙船のようだ。
ウルトラマンはこの赤い玉でハヤタにぶつかり、事故死させてしまった。
赤い玉には衝突回避装置みたいなのは付いてなかったのだろうか。今の車にもついているくらいだから、光の国の技術力なら問題はないはずだ。買いかぶりか?
赤い玉も光の国製にしては、ビートルとぶつかったくらいで爆発炎上してしまうとは随分とヤワだ。光の国で作ったわけではなく、安価な輸入品だったのかもしれない。
ウルトラシリーズに出てくる宇宙人の宇宙船は色々登場したが、赤い玉とは随分とシンプルな宇宙船だ。
ウルトラマンタロウにウルトラの国が出てきた時、色んな乗り物が出てきたが、こんな赤い玉みたいにシンプルな乗り物はなかった。それぞれメーカーが違うのだろうか。
ウルトラマンの最終回にはゾフィーが登場するが、ゾフィーとウルトラマンがいたのもこの宇宙船の中だったのか。
ウルトラマンは第1話で宇宙船を失ったから、光の国に帰れなかったのだろうか。光の国がどこにあるのか知らないが、シュワッチと飛んで行くには遠すぎる所にあるのだろう。
光の国に帰れれば、ゾフィーから命をもらわなくても、自分でハヤタの為に命を取りに行けた。
だがよく考えれば、ウルトラマンはテレポーテーションが出来るのだから、光の国へ行って命を取ってこれたはずだ。
テレポーテーションは命を縮めるのだが、ウルトラマンは命のやり取りが出来るのだから問題はない。ウルトラ兄弟は時折死んでるが、すぐに蘇るし。