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2019/03/10

平成5年に発売されたソニーのステレオラジカセ

平成5年。

平成5年のヒット曲、第1位はCHAGE and ASKAの『YAH YAH YAH』
売上は200万枚を超える大ヒット曲だ。
2位はB'z、3位はTHE 虎舞竜、4位はサザンオールスターズ、5位もB'zと今でも活躍しているグループばかりだ。みんな息が長い。CHAGE and ASKAだけ…。
そんな平成5年に発売されたソニーのステレオラジカセ。

ZS-8

ソナホーク
69,800円。

ZS-7(69,800円)の後継機種。
本体を動かすジャイロステージが『スーパージャイロステージ』になった。どこがスーパーなのかというと、これまでのジャイロステージは自分で向きと音質を調整していたが、これは自動で調整してくれるのだ。
ZS-7に比べてちょっとだけ小さくなってちょっとだけ軽くなった。
充実のテープデッキ部は相変わらず。メタルテープ対応、オートリバース、ドルビーB搭載等々。

●最大外形寸法:幅480x高さ191x奥行225mm(EIAJ)
●重さ:7.6kg(乾電池含む)


ZS-66

ソナホーク
55,000円。

型番が二桁になった新世代のソナホーク。
本体を動かすジャイロステージが本体と一体になった。まあ、これまでは取り外しができたが、あんまり取り外す人はいなかっただろうし、最初から一体型でも良かったんだろうけどね。
従来のソナホークは幅が480mmの小型凝縮タイプとうたっていたが、ZS-66は532.4mmと一気に巨大化した。
この機種は、私が初めて自分で買ったソニーのステレオラジカセなのだ。中学生の時は親に買ってもらったので、自分で買ったわけではない。
社会人になってからテレビやら車やらLDプレーヤーやら買ったが、ソニーのステレオラジカセはこれが初めてだ。
ラジカセだがカセットはほとんど使わず、CDを聞くばかりだったな。

●最大外形寸法:幅532.4x高さ226.7x奥行258.2mm(EIAJ)
●重さ:8.4kg(乾電池含む)

CFD-33

33,000円。
CFD-32の続きの型番だが、デザインが大きく変わった。CFD-32は上から見ると扇形で、分度器みたいな格好だが、こっちは楕円形だ。CFD-32は色も地味な感じの黒、水色、緑だったが、こっちはピンクが選べる。
ソナホークのように自動ではないが、自分でラジカセの向きを360度回転させられる「簡ターン」がついている。ついているけど、使うのか、この機能。

●最大外形寸法:幅398x高さ160x奥行255mm(EIAJ)
●重さ:4.5kg(乾電池含む)

CFD-10

21,500円
かなり安いCDラジカセ。廉価版のドデカホーンっぽいデザイン。

●最大外形寸法:幅501.5x高さ156x奥行238mm(EIAJ)
●重さ:4.4kg(乾電池含む)

CFD-W110

27,000円
かなり安いCDダブルラジカセ。CFD-10にカセットデッキを一つ足してダブルラジカセにしたような雰囲気。カタログに載っている見た目は似ているが、実際のサイズは結構違うのだ。

●最大外形寸法:幅591x高さ177x奥行267mm(EIAJ)
●重さ:5.0kg(乾電池含む)


CFD-970

フィールド
32,800円。

防滴仕様のCDラジカセ。
プールとかに落としちゃダメだけど、水しぶきぐらいならへっちゃらなCDラジカセ。

●最大外形寸法:幅450x高さ166x奥行285mm(EIAJ)
●重さ:4.2kg(乾電池含む)

CFD-W580

39,800円。

スピーカーが取り外せる3ピースラジカセ。コンポっぽいけど、これが398で買えたのだ。
幅は633mmあるし重さは9.5キロもある。安いとはいえかなりのヘビー級。

●最大外形寸法:幅633x高さ208x奥行246mm(EIAJ)
●重さ:9.5kg(乾電池含む)

CFS-E15


14,000円。
真っ赤な機種も選べる。まあ、安いラジカセだ。小さいので持ち運びに便利だろうね。

●最大外形寸法:幅350x高さ131.5x奥行111mm(EIAJ)
●重さ:2.4kg(乾電池含む)


CFS-E12

10,800円。
CFS-E15よりも更に安いステレオラジカセ。CFS-E15からAMステレオを省いた弟機。それ以外は大きさも重さも一緒。色は3色、赤はないが黄色が選べる。定価は10,800円だが販売価格は多分一万円しなかっただろうな。

●最大外形寸法:幅350x高さ131.5x奥行111mm(EIAJ)
●重さ:2.4kg(乾電池含む)

まとめ

主力は平成4年に引き続きソナホークだった。平成4年発売のZS-6が一年を通してのイチオシ。ずっとラジカセ総合カタログのトップだったからね。発売1年目で新世代のソナホークZS-66が登場。この機種は私が購入した機種だ。引っ越しの時に知人に譲ったので今はもうない。

プレッシュは新機種が発売されず、2機種でシリーズは終了だ。CFD-K10は平成2年の登場だから、3年間もカタログに乗り続けたロングセラー機だ。CFD-F1という機種も出たがこちらはカセットがない。ラジカセとしてのプレッシュは後継機種が出なかったのだ。

(このページの画像は全てソニーのラジカセのカタログから)


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