昭和57年登場のCDは、昭和62年にレコードの売り上げ高を抜いた。
ソニーのポータブルCDプレーヤーの発売がCD普及の起爆剤だ。
ラジカセにも搭載され、レコードだと結構気を使って扱っていたが、CDだと気軽に聞けるようになったな。
なんかのテレビ番組で、傷がついても大丈夫ですと言ってカッターでCDにでっかく傷をつけて再生してたような場面があったような。
CFD-66
54,800円。かなり安くなったCDラジカセ。
ソニー初のCDラジカセは108,000円だったから、半分近くまで値段が下がったわけだ。
ドデカホーンCDが欲しいけど高くて買えない、そんな人向けのCDラジカセだ。
お金が貯まれば「ドデカホーンユニット」を買ってドデカホーンに出来る。
それが「ドデカチャンス」
●最大外形寸法:幅577x高さ167x奥行155.5mm(EIAJ)
●重さ:5.0kg(乾電池含む)
WA-88
39,800円。小型軽量だけどちゃんとスピーカーが二つついていてステレオだ。
色は黒と銀から選べたが、赤とかもあれば良かったのにと思う。
●最大外形寸法:幅249.1x高さ80.8x奥行39.3mm(EIAJ)
●重さ:0.5kg(乾電池含む)
CFD-DW88
ドデカホーンCD86,800円。
ドデカホーンCD・CFD−D77にダブルカセットを搭載した上位機種。
カセットを横に並べる従来のダブルカセットではなく、縦に並べたのがミソ。
そのおかげでカセットとCDが横に並んでいる。
ワイヤレスリモコンも付属する。
●最大外形寸法:幅614x高さ177x奥行183mm(EIAJ)
●重さ:7.2kg(乾電池含む)
CFS-W301
22,800円。低価格のダブルカセット。
●最大外形寸法:幅530x高さ145x奥行122mm(EIAJ)
●重さ:3.7kg(乾電池含む)
CFS-W401
32,800円。CFS-W301にデジタルクロックタイマーを搭載した上位機種。
「ドデカチャンス」で別売りユニットを買えば重低音が楽しめる。
●最大外形寸法:幅530x高さ145x奥行122mm(EIAJ)
●重さ:4.0kg(乾電池含む)
CFS-E30
WA-8000MkⅡ
49,800円。
短波放送8バンドも受信出来るステレオラジカセ。
ステレオラジカセなのだが、かなり小型軽量。
マークⅡなので結構人気があったのだろうな。
●最大外形寸法:幅249.1x高さ81.3x奥行39.3mm(EIAJ)
●重さ:0.55kg(乾電池含む)
短波放送8バンドも受信出来るステレオラジカセ。
ステレオラジカセなのだが、かなり小型軽量。
マークⅡなので結構人気があったのだろうな。
●最大外形寸法:幅249.1x高さ81.3x奥行39.3mm(EIAJ)
●重さ:0.55kg(乾電池含む)
CFD-D75
ドデカホーンCD66,800円。
ちょっと安くなったドデカホーンCD。
●最大外形寸法:幅614x高さ177x奥行183mm(EIAJ)
●重さ:7.2kg(乾電池含む)
CFD-DW95
ドデカホーンCD87,800円。
CFD-DW88より1,000円高いドデカホーンの新エース。
DW88とは違い、他のダブルカセットのようにカセットを横に並べる。ではCDはどこかというと上面にあるのだ。
CFS-W501
39,800円。●最大外形寸法:幅530x高さ145x奥行127mm(EIAJ)
●重さ:4.0kg(乾電池含む)
CFD-65
54,800円。CFD-66の後継機種。
CFD-66にドルビーBNRとテレビの音声多重チューナーを搭載、値段は54,800円で据え置いた。
●最大外形寸法:幅577x高さ167x奥行155.5mm(EIAJ)
●重さ:5.0kg(乾電池含む)
カタログ
後半はカジュアルオーディオ1、2、3と別れ、ラジカセはカジュアルオーディオ2になった。
まとめ
前年発売のドデカホーンは順調に機種を増やしていく。売れていたのだろうな。この頃の流行りはダブルカセット、高価格帯のラジカセはCD搭載、そして重低音。
リモコンも付き始めた。
ドデカホーンはそれらを備えて、これからの数年間も主力となるのだ。
(このページの画像は全てソニーのラジカセのカタログから)
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