昭和61年
サザンオールスターズの桑田佳祐が、別バンドのKuwataBandで3曲のヒット曲。「BAN BAN BAN」と「MERRY X'MAS IN SUMMER」と「スキップビート」だ。
おニャン子クラブからは新田恵利や国生さゆりがデビューした。おニャン子クラブはこの頃がピークかな。
小林旭の「熱き心に」が発売されたのは前年の昭和55年だが、ヒットしたのはこの年だ。
そんな昭和61年に発売されたソニーのステレオラジカセ。
CFS-W85
Wキッド。37,800円。
CFS-W90とサイズは一緒だが重さが0.1kg重くなった。
値段は2,000円安くなった。
W90にあったグラフィックイコライザーは搭載しない。
●最大外形寸法:幅491.5x高さ138.5x奥行121mm(EIAJ)
●重さ:3kg(乾電池含む)
CFS-W30
Wキッド。24,800円。
かなり安くなったダブルカセット。
安いけれど、W85よりも大きくて重い。
●最大外形寸法:幅500x高さ163x奥行116mm(EIAJ)
●重さ:3.5kg(乾電池含む)
CFD-W888
108,000円。CDプレーヤー搭載のステレオラジカセ第2弾。
CFD-5の兄弟機ではなく後継機種だ。
CFD-5に比べるとカセットはダブルデッキになった。
TVの音声は12chまで聞ける。
出力もアップ(4W+4W→6W+6W)した。
でもまあこの値段じゃあんまり売れなかっただろうな。
これくらいの値段だったら、ラジカセじゃなくてミニコンポを買うだろうからね。
●最大外形寸法:幅620x高さ220x奥行240mm(EIAJ)
●重さ:12kg(乾電池含む)
CFS-DW60
ドデカホーン
43,800円。
低音専用のスピーカーを搭載し重低音が楽しめるラジカセ。
カセット部の性能とか大した事ないが、重低音のインパクトが大きかった。
他社からも重低音用のスピーカーを搭載したラジカセが続々と発売されたし、一大ブームとなったのだ。
●最大外形寸法:幅540x高さ168x奥行149mm(EIAJ)
●重さ:5.4kg(乾電池含む)
関連する記事→ソニーのステレオラジカセ・ドデカホーンCFS-DW60
CFS-W901
46,800円。ダブルラジカセだが、Wキッドの愛称はつかない。
デッキ部はフェザータッチだ。
値段もそこそこ高いし、ちょっと高級機っぽい。
久しぶりにクオーツタイマーがついた機種。
●最大外形寸法:幅550x高さ142x奥行120mm(EIAJ)
●重さ:3.8kg(乾電池含む)
CFS-D10
ドデカホーン35,800円。
ドデカホーンの2号機。
デッキ部がシングルになった廉価版。
●最大外形寸法:幅540x高さ168x奥行152mm(EIAJ)
●重さ:5.0kg(乾電池含む)
CFD-D77
ドデカホーンCD76,800円。
ドデカホーンの第3弾でありCD搭載ラジカセの第3弾。
CD搭載ラジカセの前2機種は108,000円だったので、随分と値段が下がったものだ。
カセットはシングルだが、フェザータッチになったりドルビーBNRがついたりして充実している。
●最大外形寸法:幅614x高さ177奥行183mm(EIAJ)
●重さ:7kg(乾電池含む)
CFS-W801
43,800円。シンセサイザーチューナー搭載。ラジオの周波数がデジタル表示なので、ぴったりチューニング出来るのだ。
●最大外形寸法:幅528x高さ140x奥行130mm(EIAJ)
●重さ:3.8kg(乾電池含む)
CFS-EW50
29,800円。安いダブルカセットのラジカセだが、Wキッドの名前はつかない。
●最大外形寸法:幅464x高さ119x奥行97mm(EIAJ)
●重さ:2.5kg(乾電池含む)
CFS-DW70
ドデカホーン第4弾。
ドデカホーンは充実の4機種目。
●最大外形寸法:幅600x高さ140x奥行163mm(EIAJ)
●重さ:5.7kg(乾電池含む)
●重さ:5.7kg(乾電池含む)
昭和61年のラジカセカタログ
毎月とまではいかないが、かなりな頻度で発行されたカセットコーダー・ラジオカセットの総合カタログ。2月、3月、5月、6月、7月、9月、10月、11月に発行されている。
私が手に入れなかっただけで、毎月出ていたのかもしれない。
私が手に入れなかっただけで、毎月出ていたのかもしれない。
まとめ
重低音ブームの火付け役ドデカホーンが発売された。ドデカホーンはこの後数年間の主力となるのだ。
ドデカホーン、わかりやすいネーミングだ。
(このページの画像は全てソニーのラジカセのカタログから)