シングルヒット曲のベスト3は光GENJI。
1位が「パラダイス銀河」
2位が「ガラスの十代」
3位が「ダイアモンドハリケーン」。
すごいな。光GENJIの絶頂期だ。
松田聖子や中森明菜はベスト10には入らなくなった。
そんな昭和63年に発売されたソニーのステレオラジカセ。
CFS-DW80
ドデカホーンサラウンド
43,800円。
サラウンド回路を搭載しているので、本体だけでサラウンドが使える。更に別売りのリアスピーカーも繋げられる。
この頃サラウンドが流行っていたんだな。
●最大外形寸法:幅600x高さ140x奥行163mm(EIAJ)
●重さ:5.7kg(乾電池含む)
CFS-W302
22,800円。
CFS-W301の後継機。
サイズ、重さ共にW301と変わらない。
デジタルタイマーが搭載されたが、W301で再生は出来たカセットテープのタイプⅡ、タイプⅣは使えなくなった。
●最大外形寸法:幅530x高さ145x奥行122mm(EIAJ)
●重さ:3.7kg(乾電池含む)
CFS-EW60
27,800円。Wカセットとしては小型のラジカセだ。
ゴツゴツしてなくて、ちょっとお洒落なステレオラジカセ。
●最大外形寸法:幅490x高さ126x奥行90mm(EIAJ)
●重さ:2.5kg(乾電池含む)
CFS-E25
14,800円。●最大外形寸法:幅452x高さ136.5x奥行134mm(EIAJ)
●重さ:2.5kg(乾電池含む)
CFD-D70
ダイナミック・ドデカホーンCD
54,800円。
ドデカホーンCDとしては最安値の54,800円。
54,800円の価格ではCFD-65がラインナップされていたが、CFD-D70はデザインの趣が大分違う。CFD-65はドデカホーンから重低音のスピーカーを取り払ったようなデザインだった。ドデカホーンじゃないが、なんちゃってドデカホーンみたいなデザイン。
それに対してこのCFD-D70は重低音のスピーカーが横というより下についている。CFD-DW95っぽいスピーカーの位置だ。
●最大外形寸法:幅629x高さ172.5x奥行198.5mm(EIAJ)
●重さ:7.4kg(乾電池含む)
CFD-DW85
ダイナミック・ドデカホーンCD・Wリバース
66,800円。
愛称が長いな。
ダイナミックドデカホーンシーディーダブルリバース。
ソニーのラジカセ史上最長かな。
エーシーデーシーコンポエフナナジュウも長いがこれには負ける。こっちは普通に書けばAC/DCコンポF70だから長いとは思わない。下位機種のAC/DCコンポF40も同じ文字数か。そもそもF70もF40も型番だから、AC/DCコンポだけだとそんなに長くない。
●最大外形寸法:幅636.5x高さ211x奥行226mm(EIAJ)
●重さ:8.3kg(乾電池含む)
CFS-DW40
ドデカホーン
32,800円。
定価が32.800円という、ドデカホーンの中で最廉価。
●最大外形寸法:幅604x高さ149x奥行181mm(EIAJ)
●重さ:5.2kg(乾電池含む)
CFS-B20
19,800円。
小型、低価格のドデカホーンみたいなラジカセだが、ドデカホーンは名乗らず。
3D方式ラジカセとカタログには書かれているが、何の事だ。
●最大外形寸法:幅500x高さ161x奥行147mm(EIAJ)
●重さ:3.9kg(乾電池含む)
CFS-DW30
ドデカホーン
22,800円。
定価が22,800円という、CFS-DW40より更に一万円安くなったドデカホーン。
CFS-DW40との違いは、内蔵マイクなし、RECミュートなし、テープのタイプⅡ、タイプⅣの再生機能なし、AMSなし、デジタルクロックタイマーなし、テレビの音声チューナーが1ch-3chだけ、といったところか。重さは200グラム軽い。
これがドデカホーンを名乗るなら、CFS-B20を愛称なしではなくドデカホーンミニとかにしてもよかったんではないか。
●最大外形寸法:幅604x高さ149x奥行181mm(EIAJ)
●重さ:5.0kg(乾電池含む)
CFS-E20
11,000円。
ステレオラジカセとしては最安値。
店頭販売価格だと1万円をきっていたんではないだろうか。
ダブルカセットのCFS-W302のカセットを一つ取っただけのようなラジカセだ。
●最大外形寸法:幅420x高さ143.5x奥行130mm(EIAJ)
●重さ:2.8kg(乾電池含む)
CFD-DW95MKⅡ
ダイナミック・ドデカホーンCD
76,800円。
登場以来トップに君臨してきたDW95がモデルチェンジ、DW95MKⅡになった。
値段が安くなった以外の違いがわからない。
●最大外形寸法:幅630x高さ190.5x奥行200mm(EIAJ)
●重さ:8.1kg(乾電池含む)
CFD-DW93
ダイナミック・ドデカホーンCD
59,800円。
CFD-DW95MKⅡの下に位置するラジカセだが、サイズはこっちがデカいしパワーも倍の25Wだ。
●最大外形寸法:幅640x高さ202x奥行224mm(EIAJ)
●重さ:8.1kg(乾電池含む)
CFD-DW83
ダイナミック・ドデカホーンCD
49,800円。
CFD-DW85からちょっとだけ機能を削った廉価版。DW85についてきたリモコンも付属しない。
愛称も最長だった『ダイナミック・ドデカホーンCD・Wリバース』からWリバースが取れて『ダイナミック・ドデカホーンCD』になった。機能としてWリバースはついてるんだけどな。
●最大外形寸法:幅636x高さ211x奥行226mm(EIAJ)
●重さ:8.3kg(乾電池含む)
CFD-D73
ドデカホーンCD
43,800円。
CFD-D70の廉価版。
ちょっと安いだけあってサラウンドにも対応しないし、リモコンもない。
●最大外形寸法:幅629x高さ172.5x奥行198.5mm(EIAJ)
●重さ:7.2kg(乾電池含む)
カタログ
カジュアルオーディオ2としてまとめられたディスクマンとラジオカセットの総合カタログ。1月、2月、3月、5月、6月、7月、9月、10月、11月、12月とほぼ毎月のように発行されていた。私が持ってないだけで、毎月出されていたのかもしれない。
ちなみにカジュアルオーディオ1はウォークマンとテープレコーダー。有名なウォークマンを聴くサルもある。
まとめ
ドデカホーンは充実の9機種が登場した。初めて登場した昭和61年は4機種、 翌昭和62年は3機種、そして今回はどどーんと9機種だ。トータルで16機種(数え間違いがなければ)。
これまではジルバップが8機種で最高だった。ドデカホーンはそれを軽く超えた。
世はバブル期で、ラジカセもCDがついてリモコンがついてどんどん豪華になっていく。
ドデカホーンもまだまだ続くのだ。
(このページの画像は全てソニーのラジカセのカタログから)
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