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2017/05/24

本といえばマンガだった


スケートをはいたうま

子供の頃に一時期アパートに住んでいた。
アパートの友達と本を読もうという事になった。
私は部屋に戻って、気に入っていた「スケートをはいた馬」やら何やら数冊を持って行った。

「スケートをはいた馬」
『五月三十五日』(ごがつさんじゅうごにち、Der 35. Mai oder Konrad reitet in die Südsee)は、エーリッヒ・ケストナーの小説。
日本では『スケートをはいた馬』という訳のタイトルで出版されていたこともある。
ウィキペディアより抜粋。

これ面白いから読んでね〜みたいな気持ちだったはずだ。私は小学校で「スケートをはいた馬」を読んでの読書感想文を書いた覚えがある。オススメの本だ。

だが、友達は露骨にイヤな顔をした。
本と言ったらマンガだよみたいな。
私もマンガはないわけではないのだが、本と言われたので本を持って行ったのだ。
だが素直に引き返して今度はマンガを持っていく。
マンガをそれほど持っていたわけではないが、白土三平の「サスケ」や赤塚不二夫の「おそ松くん」を持って行った。
友達は喜びの表情を浮かべる。
待ってました、コレよ、コレコレみたいな顔。

ど根性ガエル

私は吉沢やすみ「ど根性ガエル」を読ませてもらった。


「ど根性ガエル」とは、聞いたことのないマンガだった。テレビでもやってないし。
作者の吉沢やすみも聞いたことがない。
でも、読んだらこれが面白い。
どれくらい気に入ったかというと、後日本屋で私も買うくらいに気に入ったのだった。

本屋では確か10巻ぐらいまで揃っていたと思う。
ジャンプコミックスが1冊250円の時代だった。
吟味して1冊を買い、アパートに帰って早速読み始めた。
ホホゥ、やっぱり面白い。
が、途中であることに気がついた。
なんか…、
なんか読んだことがあるなぁ。
そうだ、この前読んだのと同じだ。

ど根性ガエル第3巻。

友達から借りて読んだのがコレだ!
ちゃんと確認して買わないとこんな事になるのだ。

ど根性ガエルはその後テレビアニメ化されて大ヒット。
その後もソルマックのCMに出たり、2年前には実写のテレビドラマになったりもした。