定価11,000円。
レーザーディスクは定価販売だったので定価で買った。
第1話「姿なき侵略者」
第2話「緑の恐怖」
第3話「湖のひみつ」
第4話「マックス号応答せよ」収録。
ディスクにはLimitedの文字が見える。
ウルトラQのレーザーディスクにもLimitedの文字があった。
特に記載はなかったが、限定版だったのか。
今はDVDやブルーレイの時代だ。
それでもレーザーディスクのジャケットが一番かっこいいと思う。
そんなウルトラセブンの感想を書いてみた。第1話 姿なき侵略者
ウルトラセブンの記念すべき第1話。昭和42年10月1日放送開始。
昭和40年生まれの私は、リアルタイムで見たかもしれないが記憶はない。当時の子供達は新しいウルトラシリーズが始まって嬉しかっただろう。
第1話ということで、ナレーションでウルトラ警備隊員の年齢などが紹介される。
キリヤマ隊長は38歳。
おお、38歳だったとは。
もっと上かと思っていたが40歳前だ。
ブライトノアが18歳、キシリアザビが24歳なのかという感覚だ。
あるいは、懐かしの名曲みたいなテレビ番組で、小林旭が熱き心にを歌っていた時、テロップで48歳と出ていた。おお、これで48歳かという感覚とも一緒。
ダンは自己紹介で「モロボシ・ダンとでもしておきましょうか」と言うが、本名じゃないのがバレバレだ。
これで残り48話すべてモロボシダンで通したのだからスゴイ。ダンもスゴイがウルトラ警備隊もスゴイ。身元調査とかしないんだろうか。
カプセル怪獣ウインダムが登場。ロボットではなく、あくまで怪獣のようだ。ダンはセブンに変身できない状況ではないし、クール星人の戦闘力を図るために出現させたのか。まあ、初回ということで顔見せ的なサービスだったのだろう。
敵のクール星人は、上から吊るされているような宇宙人だ。アイスラッガーであっけなく斬り殺された。大口を叩いていた割には瞬殺だ。これだけ弱いなら他の星人のように怪獣なりロボットなりを操らないといけない。
第2話 緑の恐怖
ウルトラセブンでの最高高視聴率(33.8%)を獲得(ウィキペディアより)。やっぱり子供達は見たんだろうが、この後この2話以上の視聴率は取れなかったのだ。
ウルトラセブンの後は怪奇大作戦になったし、怪獣ブームがピークを迎え、下降していった時期なのだろうか。
六ヶ月の勤務を終えて帰って来た石黒隊員。休暇は一週間だけだと言う。地球防衛軍の厳しいところさとキリヤマ隊長は言うが、他の隊員が「短いですねえ」とか驚いていたところを見ると、そんなに休みがないのは彼だけではないのか。
「え?短いの?本当はもっともらえるの?」そんなことを言わなかったのは、ワイアール星人が化けた偽物だったからだろう。
偽の石黒隊員、途中で堪えきれない様子でワイアール星人になっていったが、自分でコントロールできなかったのだろうか。できなかったんだろうな。巨大化までしてしまう。宇宙人というより怪獣っぽい。
1話のクール星人はあっけなく倒されたが、ワイアール星人とは肉弾戦が続く。最後はアイスラッガーで真っ二つ。エメリウム光線でトドメ。そこから3分ぐらい話が続く。もうちょっとスパッと終わらせてもいいんではないか。時間が余ったのだろう。
第3話 湖のひみつ
人気怪獣エレキング登場の回。釣り人に釣られそうになるエレキングが間抜け。こんなドジなところも人気の秘訣か。ピット星人の円盤は、カモフラージュもされず不法駐車のように停まっている。見るからに怪しいが、ダンとフルハシはゴキブリホイホイのように入っていく。防衛隊員の性だろうが、案の定睡眠ガスで眠らされダンはウルトラアイを盗まれる。
他の宇宙人はこれといったアイテムなしで宇宙人に戻れるが、ダンはこのウルトラアイがないと変身できない。ピット星人の女の子は両方の手のひらを顔の上でなぞるだけでピット星人に変身した。なぜダンだけがアイテムが必要なのだ?本来の姿がウルトラセブンなのだから、ダンに変身する時こそウルトラアイが必要なのではなかろうか。
ウルトラアイの代わりにメガネではダメなのか。水中メガネとか変身できそうだが。やってみれば意外と変身できるかもしれない。
変身できないダンの代わりに、カプセルからミクラスが登場。電気に弱いのにエレキングと対峙させられる。この戦いはダンの課した試練なのだろう。
ピット星人の円盤は同じ場所に停まったままで、あっさりダンの侵入を許してしまう。警備隊をおびき出す為ではなく、本当にただの不法駐車だっただけなのか。移動して空にでも浮かんでいればダンの侵入は阻止できたのに。
ピット星人の女の子たちは、真剣に地球を侵略しようとしていたようには思えない。ちょっと侵略してみない?的な軽いノリでやってきたようだ。
エレキングはエレキのキングだからエレキングか?
名前にキングとついた怪獣は結構いる。ウルトラマンからレオまで調べてみた。( )内が登場数。
ウルトラマン(2) レッドキング レッドキング(二代目)
ウルトラセブン(2) エレキング キングジョー
帰ってきたウルトラマン(5) キングザウルス三世 キングストロン キングマイマイ ブラックキング キングボックル
ウルトラマンA(4) カメレキング キングクラブ キングガッパー ジャンボキング
ウルトラマンタロウ(5) ライブキング キングトータス キングゼミラ 再生エレキング ガラキング
ウルトラマンレオ(1) キングパラダイ
レオに少ないのはウルトラマンキングが出てきたせいか。
第4話 マックス号応答せよ
故障中の車と美女を見つけ助けようとするダン。だが後ろから殴られ、前回に引き続きまたしてもウルトラアイを盗まれる。美女には油断するのだ。だが、美女もウルトラアイを盗むより、このままダンを殺してしまえばいいんではないか。後半、基地を爆破する時に「地球防衛軍と共に滅びること、それがあたしに与えられた使命なのさ」とか言っていたので、ダンを殺すのが目的ではなかったのだろう。
ゴドラ星人は指が2本。バルタン星人やメトロン星人も変な手だ。日常生活で不便ではないか。
アイスラッガーを顔面に食らったゴドラ星人のダン。真っ二つにならないのか。いててみたいな感じで済んで逃げていく。
その後巨大化、セブンも負けじと巨大化。戦い始めるが、敵に後ろを見せて逃げ出したため、エメリウム光線で木っ端微塵だ。