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2017/08/24

VAIO Phone Aを使ってみた感想


今年の4月から発売開始されたVAIO Phone A。発売しているvaioはソニーではない。vaioは今ではvaio株式会社という、ソニーとは別会社なのだ。

前作のVAIO Phone Bizは、アンドロイドではなくWindows 10 mobile搭載だった。
Windows 10 mobileっていうのは、ほとんど普及していない。
日本だけではなく、世界でもiPhoneかアンドロイドばかりだ。
そんなWindows 10 mobileを搭載したVAIO Phone Biz。
その内アンドロイド搭載機が出るだろうと多くの人は思ったはずだが、その通りで結局アンドロイド版が出た。
なので筐体は同じっぽい。

私が使っている格安SIMのIIJでは19,800円で販売されている。
8月31日まではキャンペーンでそこから3,000円引き、私は16,800円(税別)で購入した。

先日届いたので感想を書いてみる。


外箱はシンプル。黒い箱にvaioの文字。
VAIO Phone Aの外箱

付属品。
メッセージカードが入っていた。印刷されているが、どうせなら手書きにしたらどうだろう。それほど台数が出ているとは思えないので、困難ではないはずだ。
VAIO Phone Aの付属品
他には充電器、スタートガイド、SIMを取り出すピン。

本体。
VAIO Phone A
液晶は5.5インチ。これまでは5.2インチを使ってきたのでちょっとだけ大きくなった。
ちょっとだけなのだが、それでもかなり見やすいと感じる。
だが、大きい分だけ電気も食うだろう。
電池の持ちは気になるところだ。
フロントカメラは約500万画素だ。

色はシルバーのみ。アルミの削り出しで安っぽさはなし。
VAIO Phone A
裏面の中央部には『vaio』の文字。刻印されているので消える心配はない。まあ、消えても誰も気にする人はいない。
Xperia Z2みたいに裏蓋が剥がれるなんてことはないだろう。
カメラは約1300万画素。
スピーカーはモノラルだ。

横から。厚みは8.3mm。十分に薄い。
VAIO Phone A
電源ボタンと音量スイッチは上の方についている。
電源ボタンはXperiaみたいに真ん中辺についている方が使いやすい。
この位置だと片手では押しにくい。

SIMはmicroSIM×1、nanoSIM×1。両方使える。
SIMスロット
両方使えるが、nanoSIMを使うとmicroSDカードが使えない。
microSDカードはnanoSIMと入れ替えて使うのだ。
本体のストレージは16Gなのでちょっと少ない。それを補うmicroSDカードはnanoSIMを使うと使えない。
現在私のSIMはnanoSIMなので、SDカードは使えない。
容量を増やしたいならSIMカードの変更だ。

防水機能はないので、これまで使ってきたXperiaのように雨の日とか無造作に使うのは気をつけないといけない。
もちろん風呂場では使えない。

指紋認証もない。発売時期と価格を考えれば妥当だが、使うと便利っぽいので使ってはみたい。

余計なアプリはないっていない。シンプルでいい。

アンドロイドは6.0.1。
私はこれまで7.0を使っていたのでバージョンダウンだ。
システムのアップデートをし終えると、7.0になっていないが最新版と出る。
それほど性能に違いはないが、やはり最新版を使いたい。
新規の客ならともかく、これでは7.0を使っていた連中は手を出さない。
こういった連中を取り込みたくはないんだろうか。
そのうちアップデートするのを期待する。

値段を考えれば十分に満足できるスマートフォンだ。