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2018/09/30

ソニーのディスクマン・D-Z555

ソニーのディスクマン・D-Z555


CDが普及したのはソニーのポータブルCDプレーヤーD-50の存在が大きい。
ポータブルタイプとは言え、値段は一気に49,000円。
ソニーの据え置き型CDプレーヤー1号機は168,000円。
この値段じゃすぐには普及しないよねえ。
それから2年で約3分の1。
CDを普及させたいソニーの意気込みが伝わる。

それに大きさがよかったね。
直径が12センチのCDを生かした小型化だ。
直径30センチのLPレコードじゃあ、その以下のサイズには出来ないからね。
とはいえフラミンゴみたいな機種もあったけど。
その後2代目のD-50mkⅡ が登場、この機種からソニーのポータブルCDプレーヤーはディスクマンを名乗った。

D-Z555



私はディスクマンを3台買ったが、最初に買ったのがD-Z555。
ソニーの気合が入ったディスクマンの最上位機種だ。
値段は64,000円。
でもソニーのエースナンバーは777だから、Z777っていうのも出して欲しかったね。
あるいはこの機種が555じゃなくて、777でも良かったと思うんだが。

上面 テンキーもつけて欲しかった。
左側面 光出力端子とリモート端子がある。どちらも使ったことがない。

右側面 ヘッドフォン出力がある。

後面 LINE OUTと電源。

底面 バッテリーはここから入れる。

バッテリー ヘタっていてもう使えない。

キャリングケース カッコイイ本体が隠れてしまうので、ほとんど使わずむき出しで持ち歩いた。


箱の裏面


車に乗っけていたが、段差なんかでショックがあるとすぐ音が飛んだ。
後年のディスクマンは音飛び対策でメモリーが搭載されていた。
私がこの後買ったディスクマンは安かったがついていて、車にはそっちを積んでCDを聴いていた。

ウォークマンは同じような価格帯にウォークマンプロフェッショナルという機種があった。ディスクマンにはそのような名前は使われなかった。あってもよさそうなものなんだけどね。

今でも電源は入るのだが、モーターがヘタってCDを再生出来ない。
ただの置物になってしまったが、毎日ただこうやって眺めているのも悪くない。