昭和ビル
64階建て。1階は昭和元年、2階は昭和2年、3階は昭和3年…64階は昭和64年のテーマパーク。
例えば、昭和30年代なら昭和30年代だけのテーマパークはあるが、このビルは昭和すべてをカバーしているのが特徴だ。
各階には映画館、電気店、食堂など様々な店舗がある。また、学校や家庭も再現している。
あの日にタイムスリップ。がキャッチフレーズ。
例えば全館で5月5日を再現する。
10階なら昭和10年の5月5日、20階なら昭和20年の5月5日を再現している。
体験してみる
55階に行ってみよう。昭和55年のフロアだ。
エレベーターを出るともんた&ブラザーズの「ダンシングオールナイト」が聞こえてくる。
電気店があり、ブラウン管テレビが何台も置かれている。
テレビには昭和55年5月5日のニュースが映っている。
ラジカセ、ステレオ、洗濯機、掃除機などなど、店に置かれているのはすべて昭和55年5月5日に売られていたものだ。
実際に買うこともできるが、金額は当時の価格ではない。安かったり、逆に高かったり。
映画館があり、「クレイマークレイマー」が上映されている。
書店がある。当時の雑誌や本が置かれている。「ノストラダムスの大予言」や「たけしのわ!毒ガスだ」がベストセラーだった年。もちろん買える。
服屋がある。昭和55年当時に実際に売られていたものだ。
これも買うことができる。
学校がある。教室があって机や椅子が並んでいる。食堂もあり、学校で出されていた給食も注文して食べることができる。
一軒家があり、玄関を入ると当時の生活が再現されている。
インターネット上のバーチャル空間ではなく、実際に体験できるのが大きなセールスポイントだ。
当時の音を聞き、見で見て、感じることができる。五感を刺激する。
実際に欲しいものを買うこともできる。
料金
入場料金は各フロアごとに支払う。ワンコイン500円。64階全部回ると500円x64階で32,000円。
各階の展示物で値段の付いているものは購入できる。
メリット
自分の生まれた年から順番に見ていってもいいし、生まれてない年を体験するのもいい。お年寄りには認知症予防にいいし、若い人には昔を知ってもらうのにいい。
買い物を楽しんでもいいし、昔の食事を試してみるのもいい。
みんな好き好きに楽しんでもらいたい。
まとめ
文化を保存するという意味でも有意義だ。こんなビル、誰か作ってくれないか。