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2017/08/29

宇宙鉄人キョーダインカードは一気に15枚

昭和51年。

以前発売されていたカルビー仮面ライダースナックを買えば、おまけでカードが1枚もらえた。カードを集めるにはせっせとスナックを買わなければいけなかった。カードだけもらってスナックを捨てる子が続出し社会問題化した。

それが、駄菓子屋でカードだけを売っているのを知った。大抵は2枚入りだった。スナックがないのでカードを集めるには効率的だった。

本屋で買う講談社のワールドスタンプブックは一袋8枚入り。枚数は多いがこれはダブりが多かった。スタンプっていっているし、普通のカードとは違ってぺらぺらの紙だった。

それが、この宇宙鉄人キョーダインカードはこれまでのカードとは違った。
宇宙鉄人キョーダインは昭和51年4月2日から始まったヒーロー番組。
キョーダインの名の通り、スカイゼルとグランゼルの兄弟ロボットが活躍する番組だ。
そのキョーダインカード、ケースに入っていて、ドドーンと15枚入り。
1番から番号順に入っており、ダブる事もなかった。
チマチマ買ってダブったら友達と交換するという手間もなく、これまでの子供たちの常識をぶち破った。

私は早速4箱買った。15枚x4箱=60枚。1枚もダブる事なく一気に60枚が集まった。
だが、何となく物足りなかった。
カードを入れるアルバムが当たる大当たりカードもなかった。アルバムではなくケースに入れておけって事なんだろうが、一袋ずつ買って、大当たりカードが出るかどうかのワクワク感も大事だったんだろう。

ダブったカードを友達と交換したりするときに、このキョーダインカードが単体で流れてくることがあった。
え?このカードって15枚で1セットじゃないのか。なんで一枚だけ。
例えばトランプのハートの7だけがポツンとあったらおかしいが、そんな違和感を感じた。まあ、今まで2枚入っていたのが一気に15枚になっただけということなんだが。

その後も超神ビビューンやカゲスター、マグネロボガキーンもケース入りで出た。意外と好評だったのだろうか。
他にもあったかもしれないが、私が見かけた事はない。