このブログを検索

2017/08/10

幅の狭い車たち


先代のスズキソリオに乗った。
随分背の高い車だなと思って乗り込む。
背が高いので天井は高く、車内は広々としている。
車幅は狭いのだが、不思議なことに中は広いのだ。
エンジンはプッシュボタンで始動。
視界が良くて取り回しが楽々、運転がしやすい。
車幅が狭いので狭い道も気楽に進める。対向車が来ても落ちつていられる。
車内が狭くならなければ、車幅は狭い方が運転は楽だ。

現行車種で車幅が狭い車を調べてみた。

トヨタ・パッソ

全幅1665mm。
ダイハツが作っているブーン。そのトヨタ版がパッソだ。
ブランド、営業力その他で同じ車でもトヨタの方が売れるのだ。
ヴィッツの下のクラスは、海外ではアイゴを作っていたが、国内はダイハツに任せた。
私はアイゴのデザインが良かったが、国内導入はなかった。

ダイハツ・ブーン

全幅1665mm。
ダイハツが作る、軽自動車の普通車版がブーン。ちょっとおかしな表現だが、軽自動車のノウハウを普通車に応用したのだ。
トヨタのパッソと同じ車でも、ダイハツが売るとなると販売台数はグッと少なくなる。

ニッサン・マーチ

全幅1665mm。
取り回しのいい車だが、欧州では新型が発売されている。新型だと全幅は1743mm。
カッコいいので日本でも発売してほしいが、ノートとの兼ね合いで国内導入はなし?
もしそうなったらマーチはどうなる。

ミツビシ・ミラージュ

全幅1665mm。
なぜか4WDがない。4WDは売れないと思っているからだろうか。
特に選ぶ理由がないみたいなことが書かれた記事をよくみかけるが、安く買えるのは十分選ぶ理由になるのではないか。
普通に走って止まって何の不満もない車だ。安く買えるのだから文句はない。

スズキ・ソリオ

先代ソリオは1620mmだったが、今のソリオは1625mm。5mmだけだが大きくなった。
大きくするのは簡単だが、小さくするのは難しいのだろう。
3代目は車幅1615mmぐらいに縮まればスゴイ。

スズキ・ジムニーシエラ

全幅1600mm。
ジムニーの名前の通り、軽自動車ジムニーの普通車バージョン。
ベースは軽自動車なので、車幅は狭い。

最後に

ソリオの後追いルーミー、タンク、トール、ジャスティは1670mm。
ソリオとは50mmも違う。最初から1620mmにする気はなかったのか。