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2017/08/03

テレパルの創刊号


テレパル創刊号

昭和57年12月発売。
定価230円。

テレパル創刊

小学館からテレビ番組の情報誌が創刊された。
私は時折サウンドレコパルを買っていた。
FMレコパルは立ち読みだけだった。
そんな雑誌の兄弟雑誌、TeLePAL。
表紙はテレビ画面に映った小さな力道山。

先に創刊した角川書店のザテレビジョンは、どちらかといえばテレビを見るための雑誌で、このテレパルはテレビ番組を録画するための雑誌だ。FMレコパルのテレビ版という立ち位置だ。

広告

パラパラとめくっていくと、当時の広告が懐かしい。
ビデオテープのフジフィルム。グレードがただのHGではなくてスーパーHGだ。定価を見るとL-500で3,000円。大事な番組を録る時は頑張って買った記憶がある。
ビデオテープのマグナックス。サクラカラーの小西六とアンペックスが合弁した小西六アンペックスが出していた。5、6本は買ったと思う。
パイオニアはレーザーディスク。大胆不敵にも、ディスクの寿命は半永久的なんて書いている。

企画

創刊号の企画で、『ビデオコレクター大集合』というのがある。
一般の予備校生や会社員、ピップエレキバンやクラレの会長、坂口征二とジャイアント馬場のプロレスラー、江川卓とかまでコレクションの自慢だ。何千本も持っている人もいる。スゴイ。

商品紹介

後ろの方のページでは、モノマガジンみたいに色々なジャンルの商品を紹介している。
ちょっと拾ってみる。
ナカミチのカセットデッキ、DORAGON。憧れのナカミチのオートリバースカセットデッキだ。278,000円。
ソニーのCDプレーヤー、CDP−101。カセットデッキのDORAGONよりもよっぽど安い168,000円。
ルービックキューブリベンジ。ルービックキューブが1面3x3に対してこちらは1面4x4だ。ルービックキューブさえ揃えられなかった私なので、これを揃えるのは無理だろう。2,800円。
ホンダ・シティターボ。丸いヘッドライトがいい。109万円。
マダムヤン。インスタントラーメン。けっこう食べた。

最後に

テレパルはその後テレパルFに改称したが休刊した。
姉妹雑誌のFMレコパルやサウンドレコパルも休刊。
パルつながりのビーパルだけはまだ続いている。