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2019/12/28

【映画の感想】メカゴジラの登場映画5本

メカゴジラの登場映画5本


ゴジラ対メカゴジラ



メカゴジラが最初に登場したのは『ゴジラ対メカゴジラ』、昭和49年3月21日公開。
テレビではウルトラマンタロウがもうすぐ終わりって時期だった。
仮面ライダーはXの時代で、全体的に特撮のパワーが落ちてきた頃だな。
その代わりアニメではマジンガーZが大人気。
ロボット物が人気の時期にメカゴジラは登場したのだ。
前作の『ゴジラ対メガロ』ではロボットのジェットジャガー、前々作の『ゴジラ対ガイガン』ではロボットではないがサイボーグ怪獣のガイガンが登場。
ゴジラ映画にもロボットの出る気は満々だったのだ。
で、このメカゴジラの登場シーンがカッコいい。
メカゴジラはゴジラの格好をして暴れていたが、本物のゴジラが出現。
ゴジラの姿が破れ中からメカゴジラが現れるのだ。
テンションが上がる場面だな。
メカゴジラが基地から飛び立つシーンもカッコいい。
翼なんかなくても、足からのジェット噴射で飛べるのだ。
メカゴジラの戦う相手はゴジラとキングシーサーの2匹。
1対2のハンディキャップマッチだった。
そんなハンディを物ともせず、首をグルグル回しながら2匹を攻撃するメカゴジラ。




メカゴジラの逆襲


メカゴジラ登場第2弾は『メカゴジラの逆襲』。
タイトルがメカゴジラの人気を物語っている。
ゴジラの名前がタイトルにないのだな。
敵の名前がタイトルになったのは『メカゴジラの逆襲』が初めてだな。
まあ、ゴジラがつくからいいだろうってことなのか。
今回のメカゴジラは、首を取られれば負けるという弱点を克服、第2の首がついているぞ。
どうせならブロッケン伯爵やジオングみたいに、首だけが動けたら尚良かったな。
そもそも今回のメカゴジラは、前作で倒されたメカゴジラを修復したのもだ。
そんなことをせず新たに製造すればいいんじゃないかな。
ブラックホール第3惑星にはそんな予算がないのだろうか。
今回はチタノザウルスと組んでゴジラと対戦。
前作とは逆パターンだが、チタノザウルスよりもメカゴジラ2体の方が良かったな。




ゴジラvsメカゴジラ


メカゴジラは平成ゴジラシリーズにも登場。
ゴジラと戦うのに変わりはないが、今回のゴジラは人類の敵。
そう、メカゴジラは人類側の兵器になったのだ。
平成のゴジラシリーズでは、『ゴジラの逆襲』から『メカゴジラの逆襲』は無かったことになっているので、今回のメカゴジラは前作『ゴジラvsキングギドラ』の技術を使って作られたことになっている。
ブラックホール第3惑星人はまったく関係がなくなったのだ。
昭和のメカゴジラはシャープな感じだが、平成のメカゴジラはマッチョで丸っこくなった感じだ。
私は昭和版の方が好きだな。
機動性が悪いのだが、じゃあなんでこんなカタチにしたのかって話だ。
ジェットジャガーみたいな形にしたら動きやすいぞ。
メカジェットジャガーだ。
カッコ悪いか。
機動性の悪さをカバーするのがガルーダ。
合体するとスーパーメカゴジラだ。





ゴジラxメカゴジラ


今回のメカゴジラはエヴァンゲリオン的なメカゴジラだな。
ゴジラvsメカゴジラのメカゴジラとは関係がなく、機龍と呼ばれる。
コイツが何でゴジラのカタチをしているかって言うと、ゴジラの骨格を使っているからだ。
昭和29年の初代ゴジラはオキシジェンデストロイヤーで葬り去られ、骨になった。
その骨格を機龍に使っているのだ。
まさに骨のある奴、それが今回のメカゴジラだ。
今回のメカゴジラは動きがいいな。
動きがよくて素早く動き回るし、完全にこちらが主役だな。




ゴジラxモスラxメカゴジラ 東京SOS

前作『ゴジラxメカゴジラ』の続編。
ゴジラのミレニアムシリーズは1編1編が独立していて、基本的には前作との繋がりはないのだが、本作は唯一の続編だ。
でも前作の主人公釈由美子の出番は最初の方に少しだけ。
今回はメカゴジラの整備士が主人公だ。
メカゴジラのパイロットのちょっと嫌な奴と仲が良くない。
タイトルにある通り今作にはモスラが登場。
昔のモスラっぽい登場だし、幼虫は双子だ。
でもモスラは結局あんまり役に立ってなかったんじゃないかな。




メカゴジラの登場した映画は5本。
ゴジラファイナルウォーズには出てこなかったな。
ファイナルウォーズは人間のアクションが中心だった。
その部分をカットしてメカゴジラを暴れさせたら良かったのにね。