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2019/11/13

スズキ・ソリオ

スズキ・ソリオ


ソリオはスズキが販売しているコンパクトカー。
軽自動車っぽいシルエットだが、立派な登録車だ。
高さは1745mmあるが、幅は1625mm、全長は3710mmとかなり小型。
小型なんだけど中は広い。
なんだか手品を見ているようだ。

ソリオの2代目がヒットしたので、この車のコピーのようなトヨタルーミー、トヨタタンク、ダイハツトール、スバルジャスティが売り出された。
このルーミー、タンク、トール、ジャスティの月間売上は合算すると日本一。
ソリオと比べると走行性能などイマイチな所もあるが、さすがにトヨタは強い。
作っているのはダイハツだが、ルーミーとタンクの方がダイハツの何倍も売れている。
一方スズキのソリオはミツビシに提供している。
ミツビシではデリカD:2として販売しているが、あんまり売れてないねえ。
ルーミー軍団におけるスバルジャスティみたいな感じか。
トヨタとスズキは資本提携したんだし、次期ルーミーはソリオのOEMにしたらどうだろうか。
そうなったらスゴいよね。
ニッサン以外がソリオを出すことになる。
ミツオカまで曽利雄として売り出したりして。

現行の3代目ソリオはセンターメーターになった。
センターメーターとは、メーターが運転席の前ではなく、インパネの真ん中にあるやつだ。
プリウス以降2000年代のトヨタ車ではセンターメーターが多かった。
今はプリウス、アクア、ポルテ、エスティマぐらいに減った。
スズキだとワゴンRがセンターメーターだ。
ソリオの出自はワゴンRなので、それに倣ったのだろうか。
広々と開放感が出ていいそうだ。

センターメーターにはメリット、デメリットそれぞれある。
気にならない人もいれば、絶対嫌だという人もいる。
すぐに慣れると言う人もいるが、私は反対派だ。
運転席についてメーターが前にあると、さあこれから運転だってテンションが上がるよね。
センターメーターだとどうもそんな気にはなれない。
まあ、それが慣れなんだろうが。

ソリオの購入を考えている人はルーミーなんかと比べて見るだろう。
試乗してみると、それほど違いを感じないんじゃないかな。
まあ、おんなじようなカタチだし、どっちでもいいかって時にセンターメーター。
ソリオの方は、ふうんメーターが真ん中にあるんだって感じであんまり気にしない人もいるだろう。
逆に気になる人も出てくるだろうよ。
なんか違和感があるなあっていう風に。
そうするとソリオを止めてルーミーにするよね。
トヨタってブランドの方が安心な気もするし。



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