ベータマックスSL-MV1
昭和58年発売。定価298,000円。
ラジオとテープレコーダーが合体したのがラジカセ。
ラジオを録音するテープレコーダーが付いているのは理にかなっている。
ラジオやテープレコーダーは未だにあるし、ラジカセもひとつのジャンルとなって未だに続いているぞ。
消しゴム付き鉛筆も便利。
ドラえもんとのび太が合体したのびえもんもいる。
男と女が合体したアシュラ男爵はどうだろうか。
ゴテンクスなんてのもいるぞ。
スマートフォンなんて色んなものが合体している。
二つのものが合体すると相乗効果で利便性がアップするのだ。
まあ、なんで一緒にしたってものもあるけどね。
であればビデオにはテレビが合体するのが一番だ。
発売当時高校生だった私が欲しかったベータマックスがこれ。
ベータマックスSL-MV1。
茶の間にはベータマックスSL-F11があった。
ベータがVHSに負けるとはつゆほども思わず、ベータテープのコレクションは増えていった。
で、自分の部屋にもテレビが欲しくなる。
ビデオも同様。
一人で見たいビデオは色々あるのだ。
そんなときに発売されたのがこのSL-MV1だ。
でも値段が高くて手が届かない。
298,000円。
ポータブルベータマックスとポータブルテレビを足したものだから、当然これくらいの値段が当然なんだろう。
でも高いよね。
この値段で一体どれくらい売れたのだろうか。
デッキ部はSL-B5だ。
SL-B5はSL-F1をさらに小型にしたポータブルベータマックス。
別売りでチューナーもあり、設置型としてTV番組も録画できる。
ビデオデッキをどうして持ち歩くのかというと、これにカメラをつけて録画するのだ。
SL-MV1のデッキ部は、何のヒネリもなくSL-B5そのまんまの感じだね。
ソニーの設置型ベータマックスでは出来るベータⅠの再生は出来ない。
まあ、使わないだろうからね。
このSL-MV1の後継機種は発売されなかった。
あんまり好評ではなかったのだろうか。
後年ソニーが8ミリビデオを発売し始めたとき、同じコンセプトのビデオコンボを発売した。
確かにベータマックスよりもカセットサイズの小さい8ミリビデオの方が、一体型には有利だったよね。
最大外形寸法:幅229x高さ273x奥行349mm
重さ:10kg
(画像はソニーのカタログから)
ソニーのビデオデッキ・ベータマックスSL-HF705
ベータ対VHS
ソニーのベータマックスF11
ベータマックスのよかった点
こんなベータマックスはどうだ
あんまり好評ではなかったのだろうか。
後年ソニーが8ミリビデオを発売し始めたとき、同じコンセプトのビデオコンボを発売した。
確かにベータマックスよりもカセットサイズの小さい8ミリビデオの方が、一体型には有利だったよね。
最大外形寸法:幅229x高さ273x奥行349mm
重さ:10kg
(画像はソニーのカタログから)
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