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2019/12/21

【映画の感想】モスラ

モスラ


モスラ(昭和36年公開)


東宝が誇る三大怪獣、それがゴジラ、ラドン、そしてモスラだ。
それぞれが主役の映画がある。
怪獣は他にもキングギドラとかバラゴンとかバランとかモゲラとかもいたが、主役にならない怪獣は頭数には入ってないようだ。
バランなんかは主役だったのにな。
で、モスラだ。
幼虫でも180メートルの大きさがある。
何を食べてんだろうな。
やっぱり桑の葉か。
これだけデカいと大量の桑が必要だ。
インファント島はモスラが大きいだけではなく、デカい桑もあるんだろうか。
こいつが東京タワーに繭を作って成虫になる。
成虫になると若干小さくなるようだ。
モスラは小美人を助けに日本にやってきた。
ザ・ピーナッツのモスラの歌は思わず口ずさんでしまうな。
『ゴジラ伝説』では戸川純が歌ってたよね。
怪獣映画にしては珍しく日本だけでは終わらずに、最後はロリシカ国まで舞台が広がる。
ウィキペディアによると、最初は日本だけで終わっていたはずが、合作相手のアメリカのクレームで追加されたようだ。
モスラは日米合作映画だったのだ。
当時の日本の特撮技術は優れたもので、十分に海外でも商品力があったのだね。




モスラ(平成8年公開)

平成モスラの第1作。
ゴジラは『ゴジラ対デストロイア』で死んでしまったので、今度はモスラの登場だ。
怪獣はモスラだけではなく、敵の怪獣デスギドラも登場した。
デスギドラって名前がついているが、まあ、キングギドラだね。
モスラは蛾なので、対決シーンは物足りないのは仕方がない。
メガロみたいなデザインにすれば格闘出来そうだけどな。
小美人ではなくエリアスと呼ばれるフェアリーのモルとロラ。
双子ではないのだな。
歳の離れた姉のガルガルもいて姉妹の空中戦がある。



モスラ2 海底の大決戦(平成9年公開)


平成モスラの第2弾。
やはりモスラは人気があるんだね。
今回はレインボーモスラが登場。
羽の色が文字通り虹色になったのだ。
キレイなもんだね。
『海底の大決戦』の副題どおり水の中で戦うモスラ。
水中型になったり分身したりする。
いっそのことイナズマンのように人型になったらどうだ。
これなら光線ばっかりじゃなくて肉弾戦も出来るぞ。
敵の怪獣はダガーラ。
前作のデスギドラとは違い完全オリジナルの怪獣だ。
沖縄なんだからキングシーサー出せば良かったのにな。
今回はさらに子供向けが進んで子供ばかりの映画だ。
ホント、ドラえもんの映画のようだね。



モスラ3 キングギドラ来襲(平成10年公開)


今回はゴジラも手こずる宇宙怪獣キングギドラが登場だ。
けど3部作の1作目でデスギドラって出てきてるよな。
なんでキングギドラ?
でもキングギドラの造形はいいぞ。
1億5千万年生きてきたので強そうだ。
モスラのシリーズはこれで終了。
お役御免とばかりに翌年からはゴジラが復活するのだ。
もしゴジラが復活していなかったら、モスラのシリーズは続いたのだろうか。
もし続いていたいらどうなっていたのか、ちょっと考えてみた。
・環境問題を考えるならやっぱりこいつしかいない、モスラ対ヘドラ。
・モスラそっくりのメカ怪獣が現れる、モスラ対メカモスラ。
・前作で倒されたメカモスラがパワーアップして帰ってくる、メカモスラの逆襲。





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