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2023/01/30

ソニーのステレオラジカセ・エナジー20

 CFS-20

CFS-20

昭和56年7月

39,800円


エナジーシリーズはソニーが発売していたステレオラジオカセット。

パワフルで大型スピーカー搭載が特徴だ。

エナジー99(CFS-99、84,800円)

エナジー77(CFS-77、59,800円)

エナジー66(CFS-66、42,800円)

エナジーキューブ(CFS-F40、99,800円)

以上4機種が同時期に発売された。

この中ではエナジー99がエース格で、山がきたというコピーでソニーのイチオシ機種だった。

これらから少し遅れてエナジースリーラン(CFS-88)が登場した。

エナジースリーランはデザインの方向性が違い、スピーカーが分離出来るスリーピースタイプだ。

それからさらに遅れて登場したのがCFS-20。

サイズが一番小さくて軽量、定価も39,800円と一番安い。

型番もゾロ目ではなくてただ20。

なんでエナジー22にしなかったのだ?

それでもエナジーらしい大型スピーカーを搭載している。

出力はエナジー66と同等の7W(3.5W+3.5W)。

上位機種とは違い本体の色は3色から選べた。

銀、赤、青の3色で、同色のヘッドホンも別売で用意されていた。

青の本体色って、エナジー20が初か?

サンヨーのおしゃれなテレコU4がヒットしたが、それに影響されたようなラジカセである。

エナジーシリーズは針式のレベルメーターだったが、エナジー20は唯一のLEDレベルメーターを搭載だ。

小型で、色が青や赤で、LEDレベルメーターで、エナジーは名乗っているが他の機種とはあんまりテイストが似ていない。

もうちょっと安いエナジー11なんてのも出てもよかった気がするが、エナジーはこのエナジー20が最後の機種になった。

上位機種も代替わりすることなく、そのまま消えた。

この価格帯で小型のラジカセはヨコハマが引き継いだ。


CFS-20主な仕様

●大きさ/幅468x高さ206x奥行120mm(突起物含まず)

●重さ/4.4kg(乾電池含む)

●実用最大出力/総合7W(3.5W+3.5W)EIAJ/DC

●スピーカー/12cm2個

●周波数特性/ノーマル80~8.000Hz


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