『君に胸キュン』がヒットした。
歌はイエローマジックオーケストラ。
これまでのライディーンやテクノポリスとは方向転換。
おじさん達がアイドル化したのだ。
そんな昭和58年にソニーから発売されたステレオラジカセ。
CFS-F11
YOKOHAMAリバース
44,800円。
オートブランクスキップ機能、オートリピート、オートプレイ、前後3曲までの頭出しが出来るAMSとテープ再生の機能が満載だ。
メタルテープにも対応、ドルビーNR搭載。
44,800円という値段を考えれば十分な機能、性能。
YOKOHAMAのエースだな。
CFS-FM7
YOKOHAMA
39,800円。
トランスミッター内臓。
FMレシーバーが取り出して持ち運べる。
カセットデッキ部もウォークマンみたいに持ち運べたら面白かったな。
CFS-9
YOKOHAMAリバース
32,000円。
かなり小さくなったヨコハマ。
ピンクも選べる。
過去記事→ソニーのステレオラジカセ・ヨコハマ
ZX-7
デジタブル
62,800円。
当時のソニーの自信作、四角いスピーカーAPMを初搭載したラジカセだ。
デッキ部のワウ・フラッター0.04%(WRMS)はラジカセとしてはかなり優秀。
値段を考えれば、デッキ部の操作にフェザータッチがほしいがな。
ZX-5
39,800円。
ZX-7の弟機。
弟と言ってもあんまり似ていない。
APMスピーカー搭載とテープデッキ部の操作ボタン、ラジオのダイヤルが似ているぐらいで、ほとんどが似ていない。
この後に出たZX-3に取って代わられることになる。
過去記事→ソニーのステレオラジカセ・デジタブル
WA-66
ゼロハン
31,800円。
カセット蓋に2個のスピーカー搭載。小さいながらもステレオラジカセなのだ。
ウォークマンのような形態だが、ヘッドホンがなくてもステレオが楽しめる。
WA-77
ゼロハン・リバース
33,000円。
過去記事→ソニーのステレオラジカセ・ゼロハン
WA-8000
49,800円。
WA-5000(20,600円)の上位機種。
FM/MW/SW1〜7、合計9バンド内臓のステレオラジカセだ。
ステレオラジカセといってもスピーカーは1個だけ。ヘッドホンで聞けばステレオになる。
テープの再生はオートリバースだ。メタルテープも再生は出来る。
液晶の時計もついている。
●最大外形寸法:幅203x高さ100x奥行40.5mm
●重さ:560g(乾電池含む)
●最大実用出力:200mW(EIAJ/DC)
まとめ
小型軽量が主流となったソニーのステレオラジカセ。前年に引き続き主力のYOKOHAMAがバリエーションを増やした。
CFSではない、新しいZXと言う型番のデジタブルが登場した。
大型機が好きだった私だが、このデジタブルには心惹かれたな。
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