昭和50年のテレビヒーロー
昭和50年は3月に『ウルトラマンレオ』が、12月には『仮面ライダーストロンガー』が終わった年だ。
ウルトラシリーズも仮面ライダーシリーズも現在放送中のシリーズだが、ここで両シリーズは一旦終了した。
復活するのはもうちょっと先になる。
だが終わったシリーズばかりではない。
今に続く戦隊シリーズの第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』が始まったのもこの年だ。
冒険ロックバット
昭和50年3月31日~昭和50年9月日
『冒険ロックバット』は夜7時前の5分間、月曜から土曜日まで放送していた。
主人公のロックバットはあんまり出来のよくないロボットで、事件は大抵弟ロボットのブレイザーが解決していた。
前番組は『ウリクペン救助隊』で、この番組は楽しく見ていたのだが『冒険ロックバット』は私的にはイマイチでちょっとガッカリだった。
勇者ライディーン
昭和50年4月4日~昭和51年3月26日
ガンダムでお馴染みの安彦良和が初めてキャラクターデザインをしたのがこの『勇者ライディーン』。
ライディーンは巨大ロボットだが、変形してゴッドバードになるのだが、このゴッドバードがカッコよかった。
YMOのライディーンって、最初は勇者ライディーンの事だと思っていたのだが、聞いてみたら全然違った。
正義のシンボル コンドールマン
昭和50年3月31日~昭和50年9月22日
『月光仮面』の原作者川内康範が原作。
永井豪の『けっこう仮面』は月光仮面のパロディだが、月光仮面ではなくこのコンドールマンに似ている。
あんまり人気が出なかったのか24回で終了した。
仮面ライダーストロンガー
昭和50年4月5日~昭和50年12月27日
『仮面ライダー』シリーズ第5作目。
当時読んでいたテレビマガジンの予告には、ストロンガーではなく仮面ライダースパークとあった。
ウルトラエースやゼロダイバーなど、放送が始まる前の変更はよくあるハナシ。
スペクトルマンなんてのは放送中にタイトルが変わった。
電気人間なのでストロンガーよりもスパークの方がそれらしい。
前半はブラックサタンとの戦いだが、コレはこれまでの仮面ライダーのパターンで悪の組織対仮面ライダー。
ブラックサタンを倒した後のデルザー軍団との戦いが俄然面白い。
デルザー軍団は首領がおらず(実際はいたが)幹部もいない。
寄せ集めって感じで、ストロンガーを倒した者がトップになるのだ。
最後は歴代の仮面ライダー達が集合。
仮面ライダーはここで一旦シリーズが終了だ。
秘密戦隊ゴレンジャー
昭和50年4月5日~昭和52年3月26日
秘密戦隊と名乗っているが、言うほど秘密ではない秘密戦隊。
メンバーも赤、青、黄色、ピンク、緑と目立つ色ばかりのヒーローだ。
ストロンガーと同じ頃にスタートしたが、ゴレンジャーは2年ほど続くヒット作になった。
ゲッターロボG
昭和50年5月15日~昭和51年3月25日
『ゲッターロボ』の続編が『ゲッターロボG』だ。
登場人物は竜馬と隼人が一緒だが、武蔵が戦死したので弁慶が加わった。
けれど主題曲は変わらず。
鋼鉄ジーグ
昭和50年10月5日~昭和51年8月29日
主人公が変身してロボットの頭部になるという、変身ヒーローと巨大ロボットモノを合わせたヒーロー。
放送は日曜日の午後6時からで、コズミ家では裏番組を見ていたので、私は一度も見た事がない。
それでも情報はテレビランドやテレビマガジンなんかの雑誌からは入ってくるので、手足が磁石でくっついて合体するオモチャは欲しかった。
UFOロボグレンダイザー
昭和50年10月5日~昭和52年2月27日
『マジンガーZ』『グレートマジンガー』に続くマジンガーシリーズの第3弾。
マジンガーシリーズとはいえ主人公ロボットの名前にマジンガーはつかない。
Zもグレートも出てこないが、兜甲児が登場するのでマジンガーシリーズ。
アクマイザー3
昭和50年10月7日~昭和51年6月29日
関連する記事→アクマイザー3