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2017/11/02

ソニーのステレオラジカセ・ゼロハン

050ゼロハン


エナジーやAC/DCコンポで大型化したラジカセとは正反対のラジカセだ。
あっちが大型トラックならこちらは軽自動車か。
売り上げ的にウォークマンの方が良かったので、そちら側に歩み寄った製品だろうか。

ステレオ・ゼロハン

WA-55
37,000円。


発売時は『STEREO55』の愛称だった。
WA-33が発売されたタイミングでゼロハンになった。
小型軽量のラジカセ。
ウォークマンに録音機能とラジオとスピーカーがついた製品だ。
ウォークマンはあくまでヘッドホンで音楽を楽しむというものだから、スピーカー付きのこちらにはウォークマンの名称を使わなかったのだろう。

ステレオラジカセといっても、スピーカーはモノラルだ。
ヘッドホンで聞けばステレオになる。

●本体寸法:幅182x高さ107x奥行46mm(最大突起物含まず)
●重さ:600g(乾電池含む)
●実用最大出力:スピーカー:320mW、ヘッドホン30mW+30mW(EIAJ/DC)

ステレオ・ゼロハン

WA-33
33,000円。


この機種が発売されたタイミングでゼロハンの名称になった。
『ラジオカセットとウォークマン。それぞれの楽しさをジャンルを超えてひとつにしました。』とカタログにはある。
WA-55からマイクを取り払ったような製品。

●本体寸法:幅167.5x高さ101x奥行39mm(最大突起物含まず)
●重さ:580g(乾電池含む)
●実用最大出力:スピーカー:440mW、ヘッドホン30mW+30mW(EIAJ/DC)

ステレオ・ゼロハン

WA-66
31,800円。


カセット蓋にスピーカーが2個搭載された。つまり本体でステレオ再生が楽しめる。
本当に小さなラジカセになったのだ。
値段も31,800円と安くなった。
色は銀と赤も選べた。

●本体寸法:幅184x高さ112x奥行51mm(EIAJ)
●重さ:630g(乾電池含む)
●実用最大出力:スピーカー:380mWx2、ヘッドホン30mW+30mW(EIAJ/DC)

ゼロハン・リバース

WA-77
33,000円。


ゼロハン・リバースの名の通りオートリバース(再生時)を搭載。
ゼロハンシリーズの最終機。
色はゼロハンシリーズ最大、パールホワイト、パールブルー、パールピンク、レッドの4色から選べた。もう一色選べればゴレンジャー並みになるのだがな。愛称も050なんだし、もう一色欲しかった。今だったらソニーストア限定色で1色増えそうだ。

●本体寸法:幅148.3x高さ93x奥行40.7mm(EIAJ)
●重さ:460g(乾電池含む)
●実用最大出力:スピーカー:200mW、ヘッドホン30mW+30mW(EIAJ/DC)

ゼロハン

WA-11
19,800円。

ゼロハンシリーズ唯一のモノラル機。
デザインも他の機種が横型なのに対して縦型。
この機種を選ぶ理由が見当たらないが、売れたのだろうか。

●本体寸法:幅87.5x高さ159x奥行38mm(最大突起物含まず)
●重さ:520g(乾電池含む)
●実用最大出力:スピーカー:420mW(EIAJ/DC)


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