ソニーのステレオラジカセ・CFD-S401

ソニーではいまだにステレオラジカセがラインナップされている。
最近カセットテープの人気がちょっとだけ復活しているから発売したのではなく、昔から途切れることなく発売している。
プレイステーションやエクスペリア、サイバーショットなんかよりも歴史があるのだ。

現行機種のCFD-S401は今年発売された。
ソニーストアでは、12,880円で買える。
色はブラック、ホワイト、ベージュ、ブルーグレイの4色が選べる。
どの色を選んでも値段は一緒だ。

30年前ならこの価格では、エントリーサイズのステレオラジカセも買えない。
現在ではラジオ、カセットだけでなく、CDもついているのだから安くなったものだ。

機能は基本的なものだけ。
特徴は大型の液晶ディスプレイ。

スピーカーはフルレンジ8センチが2個。
実用最大出力は1.5x1.5W。
もっとパワフルだといいんだが、まあ12,880円だからね。
屋外で鳴らすのではなく、小さな部屋で聞くにはこれで十分か。

テープの録再はノーマルテープのみ。
昔録音したメタルテープやクロムテープは使えない。
まあ、12,800円だからね。

タイマーがついているので、ラジオがタイマー録音できる。
朝は目覚ましにも使える。

ドルビーBはついていない。
値段を考えれば当たり前だ。
12,800円だからね。

オートリバースもない。
ついていれば便利だけどな。
テープをいちいちひっくり返すのも味があっていいか。
オートリバースは音質劣化の原因にもなるしな。

愛称もない。
なんかあっても良さそうだけど、ついてない。
ネオ・ジルバップとかジルバップ・ナウとかつければ、つられて買う人が出るかもしれない。全然ジルバップらしくないんだが。

ラジカセらしく、電池でも使える。
カタログでは、テープ再生だと19時間持つ。

ステレオラジカセとして考えて昔の機種と比較すると物足りない。
昔のステレオラジカセと比べるなら、この機種ではなく、マルチコネクトコンポのCMT-X7CDとかなんだろうな。
それでも、この機種自体は価格相応の音で悪くはない。

CFD-S401は、ヤフオクに出品されているジルバップなんかと同じくらいの値段か。
10万円くらいしてもいいから、昔のようなステレオラジカセを出して欲しいね。
昔を懐しむオッサン連中が買うだろうし、若い人達も買う、かもしれない。



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