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2019/10/27

東京モーターショー2019・新型フィット

新型フィット


東京モーターショー2019で新型フィットが発表された。
フィットは今回のフルモデルチェンジで4代目になる。
「心地よい視界」「座り心地」「乗り心地」「使い心地」の4つを追求したという。
4代目なので、4という数字にこだわったのだろうかね。

Aピラーを細くしたという事で、視界が良さげ。
ボンネットが見えなくても、ジェイドみたいに視界が良かったらいいね。
N-WGNのようにワイパーも見えにくいそうだ。
やはり運転する時は視界がいいのが一番だ。
色んな運転支援装置があっても、まずはよく見える事。
これは大事だよねえ。

外観は初代っぽくなった。
2代目フィットは初代からの正統進化だった。
3代目でちょっと方向が変わったが、今回はまたフィットらしいデザインに戻った。
フィットらしいというのは皆捉え方が違うと思うが、3代目フィットと4代目フィットを並べてどちらがフィットっぽいかといえば、そりゃもう今回の新型4代目だと思うね。

グレードはベーシック、ホーム、ネス、クロスター、リュクスの5つとなった。
これまでのアルファベットの組み合わせではない。
わかりやすく松竹梅とかにしてくれたらいいのにな。
でもベーシックなんてのはわかりやすい。
これが基本グレードなのだろう。
クロスターはフリードにもある。
SUV仕様だ。
これは3ナンバーになる。
フリードのクロスターは5ナンバーに収まっているのにね。

ハイブリッドは2モーターになった。
インサイトなんかに積んでいるやつの小型版だ。
1個だったのが2個になるっていうのは、性能が上がるかもしれないがその分コストもかかる。
そんなに高くはないだろうコンパクトカーで搭載は頑張ってるね。
それとも値段がグッと上がるのだろうか。

1、2年したらRSも出るのだろうか。
出て欲しい。
でもこのデザインにRSは似合わないだろうか。
いや、そんな事はないよねえ。

発売は年内を予定していたが、電動パーキングブレーキの不具合で来年の2月に延期となった。
3代目フィットの時は発売開始してからリコール続きだった。
今回は当然そんな事態を避けたいだろうから、慎重になるだろう。
で、来年の2月といえば、トヨタのヤリスも発売される。
ヤリスはヴィッツから車名変更したフィットのライバル。
まあ、フィットのほうがちょっと大きいんだが、人は皆ライバルだと思っている。
フィットとヤリス(旧ヴィッツ)、同時期に発売されるのは今回が初めてのケースだ。
どちらの方が多く売れるのか、興味深いよねえ。





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2019/10/26

東京モーターショー2019・ダイハツの小型SUV

ダイハツの小型SUV


10月23日から東京モーターショー2019が始まった。
3年前にトヨタの子会社となったダイハツは新型の小型SUVを公開した。
車名は未発表だが、どうやらロッキーを名乗るらしい。

サイズは全長3,995×全幅1,695mm×全高1,620mmの5ナンバーサイズ。
エンジンはトールと同じ1L直列3気筒ターボエンジン。
1Lのエンジンなのでハイブリッドはなさそうだ。
姿形からして当然4WDも選べる。
11月からの発売予定だ。
トヨタ版はどうなのだろう。
ヤリスがちょっと遅れて発売されるが、競合はしないのかね。

ライバル(?)となるスズキ・クロスビーは全長 3,760 mm x 全幅 1,670 mm x 全高 1,705 mm。
全長と全幅はロッキー、高さはクロスビーの方が大きい。
中身はフィットのヴェゼルあたりもライバルになるのだろうか。
ヴェゼルは全長4,330mm x 全幅1,770mmx 全高1,605mm。
ロッキーはクロスビーより一回り大きくヴェゼルより一回り小さい。
取り回しにちょうどいい大きさではないかねえ。

親会社のトヨタからはライズという名で販売される。
以前あったテリオス(ダイハツ)とキャミ(トヨタ)、ビーゴ(ダイハツ)とラッシュ(トヨタ)のような関係だ。
同じ車だけど、販売力の差でライズの方がダイハツよりも数倍売れるのだろうな。

初代ロッキーは平成2年に発売された。
もしロッキーと言う車名が本当ならばどうだろう。
あんまり売れそうな気がしない。
ロッキーではなく、2代目なのだからロッキー2としたらいいんじゃないか。
サブタイトルでロッキー2/炎の復活とかいれたりして。

ロッキーではなく、テリオスならどうだ。
テリオスはインドネシアではまだ売っているが、日本ではもう売ってない。
モデルチェンジの際にビーゴと変わったのだ。
ロッキーよりはまだテリオスの方がいいと思うがな。
軽自動車も販売してテリオスキッドの復活だ。

あるいはRAV4ジュニアではどうだろうか。
日本での販売が復活したトヨタのRAV4が売れているという。
新型のRAV4は、カローラが3ナンバーになったぐらいの比ではないほどデカくなった。
それでも売れているRAV4にあやかってRAV4ジュニアだ。
パジェロとパジェロジュニアみたいなものだね。
見た目は似ているし、RAV4がいいと思ってもデカいので敬遠している人もいるだろう。
そんな層を取り込むのだ。
まあ、トヨタがそんな事許さないだろうが。
そもそもダイハツのプライドが許さないか。






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2019/10/25

東京モーターショー2019

東京モーターショー2019


10月24日から東京モーターショーが始まった。
11月4日までの12日間だ。
ちょっと興味を引いた車を紹介。

フィット

ホンダは新型フィットを発表。
視界が良さそうなフィット4だ。
発売はちょっと遅れる。
電動パーキングブレーキの不具合のようだ。
まあそれは仕方がない。
フィット3のリコールの嵐を考えれば、少し遅れても万全を期したほうがいいもんね。

外観は2代目フィットの進化系みたいな感じ。
ウルトラ兄弟に例えるなら、初代フィットはゾフィー。
2代目フィットはウルトラマン。
3代目フィットはウルトラセブン。
そして今回の4代目フィットは帰ってきたウルトラマンだ。
ゾフィーとウルトラマンはよく似ている。
で、ウルトラセブンは兄弟とはいえ似てなくて、シャープな感じ。
帰ってきたウルトラマンは帰ってきたと名乗っているように、ウルトラマンのデザインだ。
初代フィットとフィット2はよく似ている。
フィット3はそれまでとは違ってシャープで精悍な感じになった。
ウルトラセブンっぽいぞ。
新型フィットは初代、2代目の流れに戻った。

シンプルでいい感じだと思うが、これは人それぞれの好み。
でも売れると思うけどねえ。
どうだろう。


グランエース

とにかく大きいバンだ。
アメリカ基準だとアルファードやヴェルファイアでもミニバン。
ミニって感じは全然しないが、アメリカだとこれでミニなのだ。
それよりもさらに大きいグランエース。
ついにミニが取れるのか。
それともこれでもまだミニバン?


レヴォーグ

スバルは新型レヴォーグを発表。
レヴォーグっていうのはあんまりライバルがいない車だ。
レガシィツーリングワゴンがヒットした頃は各社のワゴンが色々あった。
今ではワゴンブームもさり、レガシィもデカくなった。
日本市場をメインにしたレヴォーグ、頑張ってほしいよねえ。


ハスラー

スズキは新型ハスラーを出展。
コンセプトと言っているが、このまま市販されるっぽい。
現行モデルとそんなに違いはないが、よりカクカクになった。
こういうのって女子受けするんだろうかね。


ダイハツ小型SUV

ダイハツは新型コンパクトSUVを発表。
前回の東京モーターショーで出展されたDNトレックの市販版だ。
ベストカーによると車名はロッキーになるという。
昔あった車名の復活だ。
ダイハツはちょっと前まではビーゴがあったが、この車名は使わない。
トヨタ版もラッシュにならず、こちらは新しい名前でライズだという。


東京モーターショーなのだから仕方がないが、輸入車が少ないのは寂しい。
ゴルフなんか新型が出たんだから日本で見たいよね。
まあ、世の流れで仕方がないのか。




2019/10/21

ヴィッツからヤリスへ

ヴィッツからヤリスへ


トヨタから新型のコンパクトカー、ヤリスが発表された。
ヤリスはこれまでヴィッツと呼ばれていた車種。
4代目へのフルモデルチェンジを機にヤリスへと車名変更だ。

ヴィッツは国内用の名前で、海外ではヤリスだった。
何かしらの理由があって国内はヴィッツ、海外はヤリスと使い分けていたのだ。
確かにヤリスよりはヴィッツの方が売れる気はする。

まあ、よくある話だ。
フィットはジャズと呼ばれたりマーチはマイクラだったりする。
ジムニーはサムライだ。

ヴィッツのフルモデルチェンジは4回目だが、今回なぜ変更するのかはよくわからない。
プラットフォームから何からすべて新しくするからならば、ヤリスって名称は変えないのかね。
反対にヤリスをヴィッツに変更というわけにはいかなかったのか。

車名変更という事では、マツダが車名をどんどん変えている。
アクセラがマツダ3、デミオがマツダ2、アテンザがマツダ6になった。
アクセラはフルモデルチェンジを機に海外名に変更だ。
でもデミオとアテンザは、マイナーチェンジはあるが車自体は変わらない。
デミオはともかく、アテンザなんて意味はわからないけどいい車名だと思うけどね。
これらも海外名の方をアクセラ、デミオ、アテンザとはしなかったのだ。

他にもある、途中で名称変更
・ブランメル仙台
・宇宙猿人ゴリ
・能年玲奈
・けやき坂46
・東芝メモリ
・MRJ

さて新型ヤリス。
3代目ヴィッツが途中からハイブリッドを追加したのに対して、今回ははじめからラインナップしている。
これだとアクアはいらないんじゃなかろうか。
新型アクアがあるとたら、もうちょっと車格を上げるんだろうかね。
車名はアクアじゃなくてプリウスCに変更だ。

ヤリスはカローラ同様ガソリン車はマニュアルも選べる。
このマニュアルはエンストしにくいというiMTだ。
先週マイナーチェンジされたC-HRにもこのiMT車が追加された。
でもこのiMT車、4WDには設定されない。
ヤリスもカローラもC-HRもみんなFFのみだ。
販売台数、売れ行きを考えてのことだろうかね。

価格はまだ未発表。
新型フィットの価格を見た後に発表だろうか。
フィットの販売時期が遅れるという事で、この機に乗じて販売台数を伸ばしたいだろうねえ。

ヴィッツはこれまでネッツ店で販売されていた。
ネッツは主に若者向けの店だ。
ヤリスはネッツ店だけではなく、4つの系列全店(トヨタ・トヨペット・カローラ・ネッツ)で販売するという。
プリウスと同じだね。

今のところ評判は上々だし、先代のヴィッツのような酷評はなさそうだ。

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