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2017/11/30

昭和59年に発売されたソニーのステレオラジカセ

昭和59年
わらべの『もしも明日が…』が大ヒット。
3人組だったわらべからのぞみが脱退、かなえとたまえの二人になってからのヒット曲だ。
『欽ちゃんのどこまでやるの』で歌っていた。
そんな昭和59年に発売されたソニーのステレオラジカセ。

CFS-9000 


74,800円

なぜか愛称はない。カッコイイ名称が思いつかなかったのだろうか。
価格はこの頃のソニーのステレオラジカセの中では最高額。久々の7万円台だ。
ミニコンポをさらにミニにしたようなデザインのステレオラジカセ。
ソニー自慢のAPMスピーカーを搭載している。
出力は22W+22W(AC時)。これまでのソニーステレオラジカセの中では最高出力かな。
サイズがぴったりな別売りのレコードプレーヤーもある。レコードプレーヤー(PS-Q7)はかなり前に出たので、こっちが合わせたのか。

●最大外形寸法:幅465高さ257x奥行205mm
●重さ:8.6kg(乾電池含まず)

CFS-7000


44,800円

CFS-9000の弟機的な存在だ。こっちも愛称はない。
こっちはカラーが赤と黒だけではなく白も選べる。
APMスピーカーを搭載しているようなデザインだが、カタログにはそんな記載はないので普通のスピーカーなのか。

●最大外形寸法:幅510x高さ168x奥行189mm
●重さ:4.7kg(乾電池含まず)

CFS-W70


39,800円

この当時流行ったダブルカセット。
他社が出したから追随した機種かな。

●最大外形寸法:幅478x高さ145x奥行108mm
●重さ:3.2kg(乾電池含む)

CFS-W80

39,800円

W70と値段が一緒のダブルカセット。
こっちにはテレビサウンドがついている。
登場した時には別段愛称がなかったが、途中から『Wキッド』と呼ばれた。

●最大外形寸法:幅488x高さ138.5x奥行117mm
●重さ:2.9kg(乾電池含む)

CFS-W600


49,800円

登場した時には別段愛称がなかったが、W80共々途中から『Wキッド』と呼ばれた。
当時流行りのダブルカセットだ。

●最大外形寸法:幅571x高さ179.5x奥行192.5mm
●重さ:5.1kg(乾電池含まず)

ZX-3


デジタブル3
39,800円

デジタブル5の後継機。
ZX-5の弟機ではなく、後釜なのだ。

ZX-7の廉価版といった感じのラジカセ。
ZX-5と違い、デザインがZX-7と似ている。
ガンダムに対するジムみたいなものだ。

ZXシリーズのデジタブルは機能を追わず、小型化と音質を追求したモデルだ。だが後継は出ず、3機種で終了した。

●最大外形寸法:幅354x高さ105x奥行105.5mm
●重さ:2.7kg(乾電池含む)

CFS-V15


34,800円

3機種同時に発売されたVシリーズの上位機種。VはTVサウンドに対応した機種の型番だ。
3機種が一気に登場するのは、エナジーの4機種(エナジー99、77、66、キューブ)以来かな。エナジーは高目の値段設定だったが、今回は低めの価格だ。上位機種と言っても34,800円だ。安い。

●最大外形寸法:幅424x高さ139x奥行89.5mm
●重さ:2.3kg(乾電池含む)

CFS-V10

29,800円

3機種同時に発売されたVシリーズの中間機種。
CFS-V15との違いはテレビサウンドがV15はステレオに対して、こちらはモノラル。ボディカラーがV15は4色から選べるのに対してこちらは3色。V15で選べるピンクがない。
奥行がちょっとだけ小さいが、重さは同じだ。

3種類の値段があると、真ん中の値段のやつを選ぶという。だとすれば、この機種が一番売れたのだろうか。

●最大外形寸法:幅424x高さ139x奥行86mm
●重さ:2.3kg(乾電池含む)

CFS-V5

22,800円

3機種同時に発売されたVシリーズの下位機種。
カタログには『コンパクトタイプ』とあるが、3機種の中では一番大きく、重い。

●最大外形寸法:幅442x高さ157x奥行96mm
●重さ:2.9kg(乾電池含む)

まとめ

小型軽量のラジカセだけではなく、CFS-9000のようなラジカセも登場した。登場したが愛称がないのはなぜなのだ。なんかカッコイイ名前をつけてあげればよかったのにな。

(画像はすべてソニーのラジカセのカタログから)




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2017/11/29

ウルトラマンレオ第19話『見よ!ウルトラ怪奇シリーズ よみがえる半魚人』の感想

ウルトラマンレオ DVD VOL.5
見よ!ウルトラ怪奇シリーズの第3弾、そして北海道シリーズの第1弾。
今回登場のボーズ星人は海坊主からのネーミングか。
そのまんまだが、ボーズ星というのがあるということか。
安易なネーミングはウルフ星人、バットン、ボーズと続いている。

ウルトラマンレオの星人達は自分から名乗ったりしない。
「わたしは○○星人だ」なんて言わないのだ。
言うどころか、喋れるかどうかも疑わしい星人も多い。
なので星人の名前は地球人がつけたのだろう。
狼男っぽいからウルフ星人だとか海坊主だからボーズ星人だとか。

第19話『見よ! ウルトラ怪奇シリーズ よみがえる半魚人』

フェリーの上で輪投げをして遊んでいるトオルとカオル、見守る百子。
百子の背後から肩を叩く白いシーツ姿のオバケ。振り返る百子が驚く。
「きゃー、おおとりさん、助けてー」
オバケに輪投げの輪を投げつけるトオル。
参った参ったと言いながら白いシーツを脱いだのはゲンだった。もう知らないとか言ってプンプンの百子。
北海道へフェリーで旅行中なのだ。
百子やトオル、カオルはともかく、MAC隊員のゲンはそんなに休暇が取れるのか。

ゲンは、北海道のおいしいものを並べていく。
とうもろこし、つぶ貝、ホッキ貝、ほたて貝、毛がに、にしん、鮭、ラーメン、最後に百子を指差して「じゃがいも」と言って笑うゲン。楽しそうだな。

場面は変わり、男が一人で釣りをしている。タバコに火をつけた途端に手ごたえあり。魚ではなく海坊主を釣り上げる男。
驚いた男は、近くにあった棒切れで海坊主を何度も何度も殴りつけた。動かなくなる海坊主。男、強い。

ゲン達は漁村に到着。
そこでゲンが一句、「東海の小島の磯の白砂に我泣き濡れてジャガイモとたわむる」と百子を見ながら。
「まぁ、言ったわね。もう」などと楽しそうな二人だが、そこにトオルとカオルを連れた男がやってくる。
この村の掟を守れと言う。

ここの海では魚を取ると『海坊主』が出るという言い伝えがあった。
以前に海坊主の怒りを買い、魚が捕れなくなったという。
「心配ないよ。おおとりさんはMACの隊員なんだよ。海坊主なんてイチコロだよ。そしたら魚が来るよ」と言うトオル。
MACの隊員なんだよと言うのは逆効果ではないのか。誰もMACに期待はしてないだろうし。トオルはMACに過度の期待をし過ぎだな。
MACの手にかかってイチコロの事件なんてあったか。

砂浜で馬跳びをしている4人。
そこにさっきのやり取りを聞いていたカズオがやってくる。
「お兄さん。お兄さんは本当にMACの人かい」
「ああ、君は」
「カズオって言うんだ。もし海坊主が現れたらやっつけてくれる?」
「海坊主って」
「心配ないよ。何てったっておおとりさんはすごいんだから。MACの中で一番優秀なんだぜ」とトオルが口を出す。
「こいつぅ」とゲン。
「そうかぁ、よかった」
そこにさっきの男がやって来た。
ゲン達を見張っていたのだろうか。

「あっ、おじさん」
「何でお前そんな事を聞きに来たんじゃ。はーん、お前のとこの父ちゃん、漁をしとるんじゃな」
「違う。違う。そんなことはしとらん」
「本当か。嘘を言うと承知せんぞ」
走って逃げて行くカズオ。
「待てー」
「待って下さい。どういうことですかそれは」とゲン。
「掟は掟じゃからな。守らにゃいかん」
どういうことですかってゲンは聞くが、漁をすると海坊主が暴れるって話だろ。

浜辺に倒れている海坊主。死んでいるのかと思いきや立ち上がって歩き出す。
「海坊主だ」と驚くカズオ。
昨晩男に殴られてから今までずっと気絶していたのだろう。全然強そうには思えないな。

慌てて家に帰ったカズオ。「父ちゃん、海坊主だ」
「なにぃ」
「俺見たんだ。浜で」
「そんなバカな。海坊主がこの世にいるはずがない。海坊主は俺が夕べ」
雷鳴が轟く。
「ほら、逃げた方がいいよ。早くにげないとやられちゃうよ」
そう言って一人だけ逃げ出すカズオ。そこに海坊主が来てカズオの両親を殴り殺した。
「助けてー、海坊主だ。海坊主だよー」
その声を聞いた村の人達は家の中に閉じこもった。カズオに襲いかかる海坊主。
そこへゲンが助けに来た。
格闘するゲンと海坊主。ゲンが優勢になり、海に逃げていく海坊主。
「父ちゃん、母ちゃん、母ちゃん、ううう」と泣いているカズオ。
カズオの父が昨日海坊主を殴って瀕死の重症に追い込んだのだ。それに比べるとゲンは甘いな。逃げられるとは。

MACが出動している。
住職から借りてきた巻物をダンに渡す梶田隊員。
巻物を受け取るダン。そこには海坊主の足跡が書かれていた。
「今から100年前にも同じ事件がこの村に起こったといい、現場に残っていた海坊主の足跡だそうです」
「これはボーズ星人のものに間違いない、夕べの足跡と比べてみろ」と指示を出すダン。
指示に従い調べに行くMACの隊員達。
そこに来たゲン。MACの制服に着替えている。
「隊長、この村の人達はひどい。自分達の仲間が目の前で殺されかかっているのに誰一人助けようとしないんです」
「お前は他人の力を借りて戦おうとしていたのか」
「違います。隊長、今日だって一人ぼっちになってしまったカズオ君に誰も同情すらしないんですよ」
「村の掟だ」
「冗談はよして下さい。そんな掟はなくしてしまうべきです」
「ゲン、お前は星人を逃がしてしまったんだぞ。お前のやるべき事はただ一つ」
「隊長」
「星人を倒す事だけに全精力を注ぎ込むんだ。それが容易でないことが今に分かる」
登場時には木の棒で殴りつけられていたし、さっきは素手のゲンが追い返した。ボーズ星人がそれほど強いとは思えないな。

MAC隊員達が戻ってきた。
「隊長、100年前の足跡と昨日のものが一致しました」
「そうか、海岸の海岸のパトロールを強化するんだ」
「はい」
「隊長、それよりMACの潜水艇を出動させたらどうかと」と言うゲン。
「いかん。村人達の反感をかうような方法は避けるんだ」
「そんな生ぬるい方法で奴を倒せるんですか」
「チャンスを待つんだ。星人は100年以上もここに住み着いて村人の心の中に入り込んでいる。いきなり現れた我々を信じ込ませることの方が、無理ってもんだ」
「おおとり、隊長の言うとおりだ」
「奴は伝説を隠れ蓑にして100年もの間、村人を騙し続けてきたんだ。なんて卑怯な奴だ」と興奮するゲン。
「落ち着くんだゲン。それより海岸のパトロールを強化して、立ち入り禁止にするんだ」

ダンに却下されたMACの潜水艇とはマックシャークのことか。
海の話であればマックシャークが出てきてもよさそうなものだ。
結局マックシャークはこの後の回でも出番がなかった。
マックシャークといいマックモールといい、なぜ出さなかったのだ。
出てくるのはいつもマッキー2号と3号ばかりで、いつも撃墜されて終わり。
こんな撃墜されてばかりのオモチャは売れないだろうな。

トオルとカオルと一緒にいるカズオ。
カズオは海坊主をやっつけるという。

海に出ようとする男と妻。
漁をするわけではないから平気だと男はいうが、ボーズ星人は再び現れた。
男の妻を殺し男にも襲いかかる。カズオのヤスが突き刺さるが平気だ。
ゲンが飛び蹴りで助けに入る。
他のMAC隊員達の銃撃でボーズ星人は海へ逃げていった。
登場時には木の棒で殴られていたボーズ星人だが、銃撃には耐えているのだな。

「すまん。すまなんだ。海坊主の奴、何もせんわしらにまで手を出しよる。 頼むMAC衆、女房の仇を討ってくれ。舟でも何でもいるものは使ってくれ」と男。
舟に乗り込もうとするMAC。そこにダンが来た。
「待て。星人は再び現れる。大至急住民を避難させるんだ」
「はい」
ゲンも行こうとするがダンに止められる。
「ゲン、お前は残れ。星人は今度は巨大化する。そのために必ず倒さねばならん。お前のためにも、MACのためにも失敗は許されん」
「はい」
「俺について来い」

「肉を切らせて骨を切るという言葉がある。それがこれだ」
ダンはいきなりゲンに鞭を打ち付けた。ゲンは逃げていたが、鞭を巻きつけられた。
「俺が星人だったら、今頃お前は死んでいただろう」
鞭を解いたダンは言った。
「今度はお前が俺を打ってみろ」
「隊長」
「いいから打ってみろ」
今度はゲンが鞭を持ち、ダンを巻きつけた。反対にダンはゲンを巻き込んで吹っ飛ばした。
「お前が星人だったら、あの星人に勝つ方法はこれだ」
その時、ダンに星人出現の連絡が入った。

久しぶりの特訓シーン。いや、特訓というよりは技の伝授か。闇雲に特訓するのではなく、こうするのだというだけのダン。
ゲンの成長を見て取って、いちいち特訓しなくてもいいと判断したのだろうか。

ダンの言葉通りボーズ星人は巨大化していた。
マッキー2号、3号が飛んで来て攻撃を開始した。2号は鞭で撃墜される。3号が撃墜されたシーンはないがその後出てこない。逃げたのだろうか。地上の隊員達も苦戦する。
まあ、いつものMACだ。海坊主をイチコロになんか出来ない。

ゲンはウルトラマンレオに変身。
いつもとは違い稲妻みたいな光線が集まって出現するレオ。カッコイイが、出現と同時にいきなり首に鞭を巻いている。
レオとボーズ星人の格闘。
ボーズ星人の放つ鞭に自分から巻きつき近づくと、鞭になっている右腕を切断。
レオはボーズ星人を持ち上げグルグル回してぶん投げた。
倒されたボーズ星人は白骨となって立ち上がるが、力尽きて崩れ落ち大爆発した。

ウルトラ怪奇シリーズではあるが、あんまり怪奇ではない。北海道シリーズの方に重点を置いているのだろう。

(昭和49年8月16日放送)


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2017/11/28

一球入魂の創刊号


昭和52年創刊。
定価280円。
日本スポーツ企画出版社。

『一球入魂』は昭和52年に創刊された野球専門の月刊誌。
週刊ベースボールというのがあるが、それの月刊みたいなもんだ。
大きな特徴は、マンガ家の水島新司が編集長だ。

この頃の水島新司は絶好調だった。
マンガの連載だけではなく、作品が映画やテレビアニメになったのだ。
昭和51年からは『ドカベン』のアニメが放送開始。
木之内みどり主演の映画『野球狂の詩』が昭和52年、テレビアニメも昭和52年に1回、翌昭和53年からレギュラー放送。
『一球さん』もテレビアニメが昭和53年から放送開始だ。
そんな水島新司が大人気の時代に創刊されたのだ。

野球マンガがメインの月刊誌『どっかんV』も同じ頃に創刊された。
こっちは発売元が学研。
『学習』とか『科学』の学研だ。
どっかんVの創刊号を買うと、バット型のボールペンがもらえた。
友達が学校に持ってきて自慢していた。
聞いてみるとどっかんVを買うともらえると言う。
私も欲しくなって買った。ボールペンが欲しくてどっかんVを勝ったのは他にも数人いた。
このボールペン欲しさに買った友達は私の他にもチラホラいたので、販促品としては効果ありだったな。

普通のマンガ雑誌がB5だったが、この『どっかんV』はちょっと大きめ。
買ってからしばらくした本はダンボール箱にいれていたのだが、これだけきちんと入らないので邪魔になった。
ボールペンがついていた創刊号は買ったが、次からは買わなかった。
この頃のマンガ雑誌はジャンプ、マガジン、サンデーと週刊誌がメインだった。
月刊誌はもう時代遅れ(?)だった。

さて、水島新司の『一球入魂』創刊号。
こちらはおまけにボールペンなどついてない。
マンガは水島新司と五十嵐幸吉の2本だけ。
マンガ以外の、野球の記事がメインなのだ。
巻頭はカラーグラビアで、当時のスター選手10人が載っている。
王、野村、張本…。
それから水島新司編集長のマンガ『へい・マックス』
12球団のメンバー表。
12球団ニュースとか。
月刊誌なので速報性はまったくない。

2017/11/27

ラッセルヨーヨー

私が小学生の頃ヨーヨーが流行った。
昭和50年頃だ。
当時はヨーヨー、ヨーヨーと言っていたが、正確にはラッセルヨーヨーというのだ。
それまでのヨーヨーは下に行けば戻ってくるのだが、これはしばらく戻って来ない。戻って来ない間に様々な技を繰り出すのだ。


ラッセルヨーヨーテクニック虎の巻、シニア編。
ジュニア編の続きだ。
『三日月』『ポケット入れ』『アポロ』『東京タワー』『星』『自転車』『二刀流』…。
様々な技が載っているが、私が出来るのはひとつもない。

ラッセルヨーヨーはコカコーラが出していたヨーヨー。
コカコーラとヨーヨー、何の関係もないようだが、何か関係があったのだろうか。

ヨーヨーはコーラを売っている店で買えた。
コカコーラが発売しているくらいだからな。
高いやつ、中ぐらいのやつ、安いやつの3種類があった。
高いやつは『スーパー』で350円、中ぐらいのやつは『プロフェッショナル』で250円、安いやつは『ビギナー』で150円だったかな。
スーパーにはコカコーラ、プロフェッショナルにはファンタ、ビギナーにはスプライトのロゴが書かれていた。HI-Cが書かれていたのもあった気がする。
私はスーパーを買った。高いだけあってこれが一番カッコいいし、ズシッと重かった。

友達がやってみるのを見て欲しくなるパターンだ。
ヨーヨーのチャンピオンが日本各地を回ってきて大会を開く。
当時住んでいた町にもやってきた。

大会に出られるのはプロフェッショナル以上のヨーヨーを持っている人のみ。
安いのを持っていても大会には出られないのだ。

私も友達といっしょにエントリーしたが、予選の『犬の散歩』が上手く出来ずに予選落ちした。
普段から上手く出来なかったのだから、予選に出ても出来ないのは当然だった。
普段から出来ないのには理由があって、ヨーヨーのヒモは使っていくうちに劣化する。
替えのヒモもあるのだが有料。
それほど高いわけではなかったはずだが(何十円か)、そう頻繁には買えず、切れそうになったヒモでおっかなびっくり練習していたからだった。
まあ、元々不器用だったからヒモはあんまり関係ないかもしれない。

ちょっと力を入れないと急回転しないのでエイヤッって力を込めたらヒモが切れた事もあった。ヨーヨーがガゴン、ゴゴゴゴと転がっていった。結構ヒモが切れて危ない目にあった人もいるんではなかろうか。
外人のチャンピオンが来るというが、ここには普通のお兄ちゃんがやってきた記憶がある。
ちょっとヨーヨーがうまいアルバイトだったのだろうか。
それとも単に記憶違いで、普通のお兄ちゃんはアシスタントで、外人のチャンピオンは別にいたっけか。

2017/11/23

昭和58年に発売されたソニーのステレオラジカセ

昭和58年
『君に胸キュン』がヒットした。
歌はイエローマジックオーケストラ。
これまでのライディーンやテクノポリスとは方向転換。
おじさん達がアイドル化したのだ。
そんな昭和58年にソニーから発売されたステレオラジカセ。

CFS-F11



YOKOHAMAリバース
44,800円。

オートブランクスキップ機能、オートリピート、オートプレイ、前後3曲までの頭出しが出来るAMSとテープ再生の機能が満載だ。
メタルテープにも対応、ドルビーNR搭載。
44,800円という値段を考えれば十分な機能、性能。
YOKOHAMAのエースだな。

CFS-FM7


YOKOHAMA
39,800円。

トランスミッター内臓。
FMレシーバーが取り出して持ち運べる。
カセットデッキ部もウォークマンみたいに持ち運べたら面白かったな。

CFS-9


YOKOHAMAリバース
32,000円。

かなり小さくなったヨコハマ。
ピンクも選べる。

過去記事→ソニーのステレオラジカセ・ヨコハマ

ZX-7




デジタブル
62,800円。

当時のソニーの自信作、四角いスピーカーAPMを初搭載したラジカセだ。
デッキ部のワウ・フラッター0.04%(WRMS)はラジカセとしてはかなり優秀。
値段を考えれば、デッキ部の操作にフェザータッチがほしいがな。

ZX-5


デジタブル5
39,800円。

ZX-7の弟機。
弟と言ってもあんまり似ていない。
APMスピーカー搭載とテープデッキ部の操作ボタン、ラジオのダイヤルが似ているぐらいで、ほとんどが似ていない。
この後に出たZX-3に取って代わられることになる。

過去記事→ソニーのステレオラジカセ・デジタブル

WA-66


ゼロハン
31,800円。

カセット蓋に2個のスピーカー搭載。小さいながらもステレオラジカセなのだ。
ウォークマンのような形態だが、ヘッドホンがなくてもステレオが楽しめる。

WA-77


ゼロハン・リバース
33,000円。

過去記事→ソニーのステレオラジカセ・ゼロハン

WA-8000


49,800円。

WA-5000(20,600円)の上位機種。
FM/MW/SW1〜7、合計9バンド内臓のステレオラジカセだ。
ステレオラジカセといってもスピーカーは1個だけ。ヘッドホンで聞けばステレオになる。
テープの再生はオートリバースだ。メタルテープも再生は出来る。
液晶の時計もついている。

●最大外形寸法:幅203x高さ100x奥行40.5mm
●重さ:560g(乾電池含む)
●最大実用出力:200mW(EIAJ/DC)

まとめ

小型軽量が主流となったソニーのステレオラジカセ。
前年に引き続き主力のYOKOHAMAがバリエーションを増やした。
CFSではない、新しいZXと言う型番のデジタブルが登場した。
大型機が好きだった私だが、このデジタブルには心惹かれたな。


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2017/11/22

ウルトラマンレオ第18話『見よ!ウルトラ怪奇シリーズ吸血鬼!こうもり少女』の感想

ウルトラマンレオ DVD VOL.5
今回登場するのはこうもり怪獣バットン。
こうもりだからバットンだ。
前回は狼男ウルフ星人。
安易なネーミングが続く。
子供達が覚えやすいようにと考えてのことだろうか。

第18話『見よ! ウルトラ怪奇シリーズ 吸血鬼! こうもり少女』

マッキー2号でパトロール中のゲンと白土隊員。
「朝日っていいなぁ」
「ああ、しかしこいつは暑くなりそうだな」

ナレーション「この日、太陽は突然変化し、気温もまた上がらなかった。
東京地方を襲った異常気象の原因は、MACにおいても直ちに追究されていた」

「隊長、データを取り寄せました」
紙にプリントアウトされたデータを見るダン。
「東京上空にフィルターみたいなものが出来ているのか」
ダンはマッキー3号も出動させた。
最初にパトロールしていたマッキー2号は何も見つけられなかったのだ。

マッキー2号と合流したマッキー3号。
ゲンは前方に謎の物体を見つける。モニターで確認すると、それは「こうもりだ」
「吸血こうもりだぞ」
「ちくしょう。一匹も地上には下ろさんぞ」
マッキー2号と3号が攻撃し吸血こうもりを退治した。
こうもりがいきなり現れたわけではないだろうが、今までどこにいたのか。
宇宙からきたのか、地球にいたのか。説明は何もないが、まあいつものことだ。

平和そうな人々の映像。
「マッキー2号、日没まで東京上空を警戒せよ。3号機は一足先に本部に戻って、この事件の調査にかかる」
マッキー3号はMAC基地へと帰還する。
「一匹も逃してないだろうな」とゲン。
「大丈夫さ、万一一匹くらい逃したところで単役じゃ何も出来やせんよ」と白土隊員。
MACは弱いくせに、何も出来やせんよという余裕は一体どこから来るのか。
珍しく戦果をあげたからか。

場面は変わって散歩中の百子、トオル、カオル。
うめき声が聞こえるが、草が生い茂っていてよくわからない。
男だからという理由で、トオルが見に行く。
紫の服を着た傷だらけの少女が倒れていた。
「悪い人に追われているんです。居場所が分かると必ず殺されます」と少女。
「分かったわ、私の家にいらっしゃい。とにかく傷の手当てをしなくちゃ」と百子。
百子は少女に肩を貸して歩き始める。トオルは不可解そうな顔でその後姿を見つめる。
随分と簡単に人を信じる百子。この時代は宇宙人や怪獣出現が日常茶飯事なのだから、少しは警戒したらどうなのだ。
アトラー星人の時も、宇宙人は女性の姿をしていたんだし。

百子の家。
カオルが少女の看病をしている。
「お姉ちゃん、あの人、少し変だと思わない」とトオル。
「何が」と聞き返す百子。
「だって、あんな怪我してるのにお医者さん呼ばないでって言ったりさ」
「さっき言ってたじゃない。悪い人に追われてるんだって」
少女の正体は怪獣バットンなのだが、ウソは言ってないのだろう。少女からすれば、MACは悪い人だ。見つかれば殺されてしまう。

「でも」
「トオルちゃん、人を疑ってかかるなんていけないことよ。人は信じあい、助け合わなくちゃいけないのよ」
「でも、お姉ちゃんも見たでしょ。あの人の傷はヤケドだよ」
「そうよ、だからどうなの」
「MACが東京を襲ってきた吸血こうもりを撃滅したばかりなんだよ」
「あの人が吸血こうもりだって言うの」
「吸血こうもりの大群は、MACに焼かれて落ちたんだよ」
「バカね、トオルちゃん。あの人は人間でしょ。どこに羽根が生えてる」
「でも」
「つまらない事言うもんじゃないわ。それより早く傷薬買いに行ってちょうだい、はい」と財布からお札を取り出しトオルに渡す。
トオルは釈然としない顔でお金を受け取った。
ウルトラマンレオの世界では、人間の姿をした怪獣や星人は当たり前だ。トオルはそれで少女を疑っているのだろう。コウモリが人間に変身しているのなんて当たり前の世界、百子は呑気すぎるのだ。

翌日、百子が出かけた後、百子が準備した食事をこんなもの食えるかという感じで犬にやる女性。
カナリヤをうるさいと息を吹きかけて殺してしまう。
犬はレオのペットだったロンだろうか。カナリヤは今回の為に出てきたのだろう。

スポーツセンターのゲン。トオルは女性が怪しいとゲンに言おうとするが、その様子を目ざとく見つけた百子に止められる。
「トオルちゃん、あの人は悪者に追われて怯えているのよ。 そこへおおとりさんが調べに行ったらどう思う」
何も言えないトオル。
「第一、おおとりさんは忙しいのよ。そんなバカな空想で無駄な調査をさせちゃいけないでしょ」
トオルはちょっと怒ったような口調で「わかったよ」
バカな空想ではなく、ウルトラマンレオの世界では宇宙人や怪獣が人に化けるのが当たり前の世界だ。百子の方がバカな空想っぽい。

百子の家。
三人と少女は食卓を囲んでいた。
「おいしい?」
「うん」
「でもよかったわね、この分だと一週間くらいで全快ね」
「ありがとうございました」
カオルは少女が食事を全然食べていない事に気づき尋ねた。
「どうしたの。全然食べないじゃない」
「ごめんなさい。お昼に百子さんが作ってくれた食事が美味しかったので、つい食べ過ぎちゃって」
「ずっと寝てたんじゃ食欲もわかないわね。いいのよ、残して」
「すいません」
トオルも食欲がないようだ。
「トオルちゃん、どうしたの」
「だって、僕のカナリヤ」

真夜中になると、少女は起き出した。
トオルが寝ぼけて起きかける。
「僕のカナリヤ、どこ行った」
少女のブローチが光ると、トオルは眠りにつく。眠らせる光線なのだろう。
少女は外に出て行った。

ナレーション「この夜から、吸血鬼の噂が街で囁かれるようになった」

ブローチが光り、少女は飛び上がる。飛んでいる時は怪獣の姿で、人を襲い血を吸う時は少女の姿になっている。

ナレーション「吸血鬼に襲われた者は吸血鬼になる。人々は夜出て歩かず、昼間は吸血鬼と噂された人を襲うようになった。もちろんMACは必死になって吸血鬼を探していた。既に吸血鬼になってしまった人々を治すには本物の吸血鬼の血清を注射するしか方法がなかった」

その夜、百子が帰ってくると、トオルとカオルは既に血を吸われていた。
百子もまた血を吸われ吸血鬼になる。

パトロール中のMAC。百子の家の近くだ。
白土隊員に「様子見てきてやれよ」と言われて見に行くゲン。
百子とトオル、カオルが揃っているのを見て安心する。誰がどう見ても様子がおかしいがゲンは気づかない。戻ろうとした時にようやく3人の様子おかしいと気づく。3人はゲンに襲いかかるが相手は女子供、瞬殺するゲン。

部屋の奥で何者かが動いた。
「誰だ」
少女がブローチを光らせた。光にゲンがひるむと窓ガラスを割り外に逃げた。
外には白土隊員が待っていた。「止まれー」
後ろからはゲン。「待つんだ」
少女は怪獣バットンに変身した。
こんな姿になれるのならば、最初にMACから攻撃を受けた時に変身、MACを撃退できなかったものか。
血を吸わないと巨大化出来ないのだろうか。

「うわ、くそ、化け物」と白土隊員は銃撃する。バットンは羽根を羽ばたかせ突風を起こす。ウルトラQに出てきたペギラのようだ。
白土隊員はゴロゴロと転がった。
「うわー、おおとりー、助けてくれー」と情けない。こうもりの一匹でも逃すからこんな事になるのだ。

ゲンはウルトラマンレオに変身する。
こうもりらしく飛び上がり、上空から攻撃してくるバットン。
見上げるだけのレオだが、自分も飛べばいいんではないか。
レオはマッハ7で飛べるはずだ。

羽を羽ばたかせレオを吹き飛ばそうとするバットン。レオはビルに倒れこむ。
4万8千トンのウルトラマンレオが転がるくらいなのだから、白土隊員などひとたまりもないはずだがな。

レオはエネルギー光球で邪魔なバットンの羽を吹き飛ばした。
羽じゃなくて本体に当ててさっさと倒してしまえばいいのにな。
血清を取るために弱らせているのか。

そこから攻勢のレオだったが、バットンの耳から発した光線をモロに浴びる。
ビリビリビリビリって感じで悶えるレオ。倒れこんだところを牙で襲い掛かられる。
だが牙をもぎ取ってバットンに投げつける。
バットンを弱らせたところでレオは注射器を取り出した。バットンの血を抜くレオ。血清を作る為だ。
最後はレオキック。いつもとは違い両足が光った。

ナレーション「レオが怪獣バットンから取った血で直ちに血清が作られた。吸血鬼になっていた大勢の人々が救われた」

ゲンは病院から出てきた百子、トオル、カオルを出迎えた。
少女がいたような草むらから、今度は子犬を拾ってくる百子。
平和な風景で終了。

(昭和49年8月9日放映)


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2017/11/21

こんなメガネ店はどうだ


普段はめがねをかけていない私だが、自動車を運転するときだけかけている。
そのメガネが壊れてしまった。ツルの部分がもげてしまったのだ。
近所のメガネ屋へ行き新調することにした。
かけているのがわからないような、軽いフレームのメガネにする。
メガネはすぐに出来上がるようで、後日に引き渡しではなく、1時間半後には出来上がるという。
早く出来るようになったものだ。

さて、メガネ屋。
あちこちで見かけるので、競争も激しいのだろうな。

他者との差別化で、視力回復コースを併設するというのはどうだろう。
視力回復コースとは、機械を使って目の筋肉をほぐしたり、眼筋トレーニングをしたりして視力を回復させるコースだ。
メガネ屋に来る来店客は皆目が悪い人達だ。
その人達を相手に、視力回復コースを勧める。
1回2,000円。30回コースぐらいでどうだ。
まずは最初に体験コースで無料。
2回目以降は正規料金にする。
ちゃんと通えば6万円だ。

視力が回復したらメガネが売れないなんて心配は不要。
視力回復といっても千差万別。
メガネがまったく不要になる人もいれば、運転の時など、時折必要な場合がある人もいるだろう。
そんな人はやはりメガネを購入する。
老眼鏡が必要になる人もいる。
サングラスを買う人だっている。
オシャレとしての購入もあるので、度がないメガネも売れる。伊達眼鏡だ。

メガネの売り上げはそうは落ちないはず。
落ちないどころか、来店頻度が上がる分、メガネの売り上げが上がるかもしれない。
それに、視力回復コース自体の売り上げがある。

視力回復コースは同業他社に対する大きなアドバンテージになる。
キャッチコピーは「メガネ屋さんで目を治そう」だ。
治すって言葉はダメかな。
「メガネ屋さんでメガネを捨てよう」はどうだ。
メガネを買いに行ったのに、そのメガネが必要なくなるという矛盾。

いいアイディアだと思うが、どこかでやらないだろうか。

2017/11/20

朝に行方不明の母


今朝、私が起きたのは6時半頃。
母の部屋のふすまが開いているので覗いてみると、布団に入っているはずの母の姿が見えない。
玄関には母の靴がなく、扉の鍵が開いていた。
最近は鍵を開ける事が出来なくなってきたが、何かの拍子で開ける事が出来て出て行ったのだろうか。

近所を15分程度探してみる。
駐車場に止まっている車のフロントガラスには霜。
そろそろ出勤する人達は霜取りをしている。
今日は今年一番の冷え込みだったのだ。

近くにはもういないようで、一旦戻る。
いつ出て行ったのかはわからないが、布団は若干温かい。
警察に電話する。
以前に母の事で相談に行き、住所を登録したり写真を撮ったりした。
その旨も話したのだが、また住所や名前など一通り聞かれる。
出来れば写真も準備しておいて下さいと言われる。

15分ほどで警官が二人、ちょっとの時間差でやってきた。
最初にきたのは若い警官で、母の名前や年齢、住所や出て行った時の服装など色々聞いてくる。
そのすぐ後にもう一人、私と同い年くらいの警官がやってきた。
すぐに見つからない場合は、行方不明届けを出した方がいいとアドバイスを受ける。

手配しますと言って警察が引き上げた後、再び探し回る。
多分自力では戻って来れないので、家で待機していても仕方がないのだ。
学校へ向かう学生達、会社に向かう会社員、時間帯が通学通勤時間になっている。

8時過ぎに警察から電話がある。
少し離れたマンションの駐車場にいたようだ。
発見者は警察と、体調が悪いからと救急車も呼んだらしい。

車で現場に向かう。
マンションの隣のコインパーキングに車を止め、マンションに向かう。
救急車が止まっていて、その外に警官が一人いた。
「息子です」と言って救急車の中へ入れてもらう。

母がいた。
母は私を見てもあんまり反応がない。
誰だかわかっていない様子だ。
寒い寒いと連呼している。
そりゃ寒いだろう。

「息子だよ」と言って名前を言ってもピンとこない様子。
救急隊員は母の体をチェックしていた。
血圧を測り始める。
それが気になって「痛い痛い」と叫び始める。
あんまり痛がるので血圧を測るのを止めた救急隊員。
それでも「170ぐらい」と言っている。

母の名前と住所と電話番号を書き、救急車は出動したが乗らなかったという同意書にサインした。
それから母を引き取って帰って来る。
部屋に戻ってきても「寒い寒い」と言い続けていた。


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食事の準備

切られた電気コード

朝と夕方に散歩する

失見当識

薬を飲まない

道無き道を突き進む母

落ちていたもの

誰かが来る

息子と兄を間違える

帰宅願望

寝てからまた起き出す母

暴れる母

認知症の母への8つの対処法

認知症で何度も同じことを聞いてくる母への対処法

2017/11/16

昭和57年に発売されたソニーのステレオラジカセ

昭和57年
薬師丸ひろ子の『セーラー服と機関銃』がヒットした。映画『セーラー服と機関銃』の主題歌だ。主演した薬師丸ひろ子本人が歌っているのだ。来生たかおが歌ったバージョンの『夢の途中』もヒットした。
ザベストテンに出演した薬師丸ひろ子、初登場の時には記念にサインをするのだが、普通の字で書いていた。
そんな昭和57年に発売されたソニーのステレオラジカセ。

CFS−700

 ステレオ・キューブリック
59,800円。

●本体寸法:幅550x高さ189x奥行174mm
●重さ:6.2kg
●スピーカー:13cmフルレンジx2
●実用最大出力:4W+4W(EIAJ/DC)

過去記事→ソニーのステレオラジカセ・キューブリック

WA-55


ステレオ・050(ゼロハン)
37,000円。

当初はSTEREO55
WA-33が出たタイミングでゼロハンに変更された。

●本体寸法:幅182x高さ107x奥行46mm
●重さ:600g
●実用最大出力:スピーカー/300mW、ヘッドホン30mW+30mW(EIAJ/DC)

WA-33

ステレオ・050(ゼロハン)
33,000円。

●本体寸法:幅167.5x高さ101x奥行39mm(最大突起物含まず)
●重さ:580g(乾電池含む)
●実用最大出力:スピーカー:440mW、ヘッドホン30mW+30mW(EIAJ/DC)

過去記事→ソニーのステレオラジカセ・ゼロハン

CFS-F10

ヨコハマ
49,800円。

CFS-6

ヨコハマ
31,800円。

過去記事→ソニーのステレオラジカセ・ヨコハマ

CFS-C7



ステレオ・コードマシン
51,800円。

ラジカセの進化の方向は様々だ。
大型化したり、小型化したり。
ドルビーをつけたりメタルテープに対応したり。
ラジカセに何かを足したり。例えばテレビを足してラテカセだ。数年後にはCDを足してCDラジカセになる。
このC7はコードプレイ機能をつけた。
ラジカセの性能は大したことがないが、カタログには『指一本で、たちまち弾きがたり』とある。楽器がよくわからない私にはよくわからないラジカセだ。

●本体寸法:幅576x高さ170x奥行126mm
●重さ:5.2kg(乾電池含む)
●実用最大出力:2W+2W(EIAJ/DC)

CFS-450

39,800円。
愛称はなし。
なしだが、流れとしてはエナジーっぽいデザインだ。
愛称なしは寂しいので、エナジーとして発売しても良かったんではないか。
エナジーとつけなかったのは何か事情があったのだろう。
重低音重視のラジカセは、後のドデカホーンにつながったのかな。

●本体寸法:幅502x高さ185x奥行140mm
●重さ:5.1kg(乾電池含む)
●実用最大出力:3.5w+3.5W(EIAJ/DC)

まとめ

この年のメインはヨコハマということになるかな。
ラジカセは小型軽量の時代だ。
大型機好きの私にとっては面白くない。
キューブリックもステレオ・コードマシンも、ちょっと変わり種といった趣のラジカセだ。


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2017/11/15

ウルトラマンレオ第17話『見よ! ウルトラ怪奇シリーズ 狼男の花嫁』の感想

ウルトラマンレオ DVD VOI.5
今回から『見よ!ウルトラ怪奇シリーズ』が始まった。
視聴率が右肩下がりの中、ついに直接的に『見よ』と言い出した。
だが、見よと言ってもはい見ますとはならず、視聴率はついに一桁だ。
前回の16話も怪奇っぽい話だったが、シリーズ開始は今回からだ。

第17話『見よ! ウルトラ怪奇シリーズ 狼男の花嫁』

満月の夜、若い女性が歩いている。
不気味な鳴き声が聞こえ、不安になったのか小走りになる女性。
ビルの上から突然現れたウルフ星人に襲われる。
ウルフ星人というのは随分安易な名前だ。オープニングには狼男ウルフ星人とテロップが出た。そのまんまだな。

城南スポーツセンター。
「ばんざーい。出来た。出来たぞ」と猛。
「猛さんのおかげだわ」と冴子。
「そんなことはないよ。君ががんばったからだ。ほら、汗を」
冴子の汗を拭く猛。冴子は初登場だが、どうやら猛の恋人のようだ。

「私、この技、風車って名前つけたいわ」
「うん、そいつはいいや。綺麗な名前だ。まるで冴子さんのように」
この技っていうが、何の技なのだ。体操競技?
「おめでとう。とうとう出来たじゃない」と言いながらゲンも現れて祝福する。

「まだ完成してないんです」
「明後日から冴子さんの家に泊まりこんで、特訓するんですよ」
ゲンや猛は出来たぞって言ったが、冴子的にはまだ完成はしていないのか。それとも、猛が泊まり込む為の口実なのだろうか。

MAC本部。ダンが事件の報告をしている。
「夕べ、三ツ木市で5人目の被害者が出た」
若い女性ばかり、一滴の血も残らない被害にあっている。
声はまるで狼の遠吠えのようだという。
狼の遠吠えなど聞いたことがある人がいるのか。
テレビや映画で聞いたことがあるということか。

「考えられるのは、ウルフ星人に違いない」とダン。
「人間の血を吸って生きている、ウルフ星人ですか」と女性隊員の白川。
「そうだ、奴は若い女性の血ばかりを吸い、普段は人間の姿をしているが、血が切れると狼の姿に戻ってしまうという」
ウルフ星人、白川隊員も知っているし、結構有名なのだろうか。以前にも地球に来たことがあるのかな。

城南スポーツセンター。
女性達が練習にはげんでいる。
そこにゲンと梶田隊員が来て連続殺人事件の注意を促す。
話の最中に、どこからか鳴き声が聞こえてくる。怖がる女の子達を「後は頼む」と梶田隊員に任せ、センターの外に出ていくゲン。

城南スポーツセンターの屋上にウルフ星人がいた。ゲンが銃撃すると命中、だが負けじと襲いかかってくる。
ウルフ星人が逃げ出す。それを追うゲンだが、見失ってしまう。
「かなりの出血をしたはずだ。そう遠くまでは逃げられまい」と思うゲンだが、ウルフ星人は見つからなかった。
このウルフ星人、着ぐるみが安っぽい。同じ安っぽいのなら、地球外生物っぽくした方がまだマシだったな。

血のついた地蔵の前で車を降り、自宅に帰る冴子。「誰?」
家から出てきた母親はウルフ星人に襲われる冴子を見た。
「助けて。きゃあー」
母の見ている前で、ウルフ星人は意識を失った冴子に乗り移った。
花嫁姿の幻を見る冴子。
「私は大丈夫。私、狼男のお嫁さんになったの」
冴子は淡々とした口調で話す。
ウルフ星人はゲンに撃たれたので、傷を癒すために乗り移ったのだろうか。普段は人間の姿をしているというダンの説明は、人間に乗り移るということなのか。

MACカーのゲンと梶田隊員。
「夕べは、この近くで見失ったんだ」
「すごい出血だったらしいな」
「普通なら、間違いなく死んでるところだ」
「じゃあ、川に溶け込んでしまったかもしれないな」
「いや、そんな相手じゃない。必ず生きてる」
血のついた地蔵が映る。
川に溶け込んでって、どういうことだ。ウルフ星人は死ぬと溶けてしまうのだろうか。

キャーという若い女性の悲鳴が響き渡る。
ウルフ星人を追うMACの隊員達。
「逃がすなー」
「おおとり、そいつをつかまえるんだ」
塀を飛び越えて行くウルフ星人。
「おおとり、体操クラブの女子学生が襲われた」
「えっ、くそっ」
ゲンもウルフ星人同様塀を飛び越え追いかける。
ゲンはウルフ星人を「えいやっ」と投げ飛ばす。投げ飛ばされたウルフ星人は風車を披露する。
「風車だ。まさか」
逃げるウルフ星人を追いかけて霧島家へ行くゲン。
家の中から母親が出てくる。
「MACのおおとりと申します」
「おおとり、ああ、猛さんの先輩の方。夕べは冴子がどうも。さあ、お入り下さい」
家の中に通されるゲン。
「冴子さんにぜひ、お会いしたいんですが」
「ちょっとお待ち下さい。冴子、冴子」
2階から降りてくる上下白い服の冴子。
ゲンは冴子の服に血がついているのを発見する。
白い服なので血がわかりやすい。

「冴子さん、これはどうしたんですか」
「ああこれ、今、縫い針が刺さって」
そう言って冴子は右指をなめた。
「違うでしょ。針で刺したんなら左手のはずだ」
「おおとりさん、あなた一体何をおっしゃりにいらしたんですか」と母親。
「僕は、狼男を追ってきたんです」
「まさか、それがどうして冴子に」
「狼男の技は、冴子さんの風車と同じものです。MACまで同行していただきます」
ゲンは冴子を連れて行こうとするが、「やめろー。ええーい」と猛がやってくる。
「いくらおおとりさんでも、僕は許さんぞ」
「猛」
「僕はねぇ、子供の頃から冴子さんを知ってるんだ。初めて会ったばかりのおおとりさんに何がわかるもんか。帰れ。帰ってくれ。バカ。おおとりさんのバカー」

MAC本部。
扇風機の前で風車を回しているゲン。ダンがやってきて扇風機を止める。
「何をしている」とダン。
「あの狼男の技は、風車と呼ばれるものです」
「そんなことより、お前がついていながら、二度も狼男を逃がしてしまったのはどういうわけだ」
どういうわけだというが、いつものことだ。これまでも星人を捕まえたなんてことはない。

「それは夕べの報告で」
「その女性が、本当に狼男だという確認はまだ取れていないのだろう」
「しかし、十中八九間違いは無いと」
「迂闊に決めるものではない。お前のそのやり方が、猛君やその女性をどれほど傷つけたか、考えてもみろ」
うなだれるゲン。

「お前だって、いきなり百子さんを狼男だと言われてみろ。その時、お前ならどうする」
「迂闊でした」
「わかったらすぐ行動に移るんだ。いいな。昼間狼男が現れないという保証はどこにもない。今、霧島家の見張りは白川隊員がやっている。早く行って交代するんだ。今度は慎重にやるんだぞ」
狼男と迂闊に決めるものではないとは言うが、隊員を見張りにやるとは、やはりダンも疑ってはいるのだろう。だが、女性を襲うウルフ星人の見張りを女性隊員にやらせるとは。囮にでもする気なのか。

出動しようとしたゲンは立ち止まってダンに聞く。
「隊長、風車ですが」
「風車は、風がなければ回らない。勝負は風を受ける前の一瞬だ」

猛が冴子の部屋のドアをノックしている。
「冴子さん、外はいい天気だよ、散歩に行こう」
だが返事はない。
「冴子さん、冴子さん」
猛が部屋に入ると、冴子は何かに怯えているのか様子がおかしい。
猛はカーテンを開けた。光を浴びた冴子はキャーキャーと叫び光を避けようとする。慌ててカーテンをしめる猛。
「冴子さん、僕だよ。猛だよ。どうしたんだよ。しっかりしてくれ」
冴子の母親が入って来る。
「冴子は病気なんですよ、お願いだから出て行って。さぁ、早く出て行って、さあ」
猛は部屋から追い出されたが、冴子の名を呼びながら鍵のかかったドアを叩き続けた。
「かわいそうな冴子。お母さんがついてますからね」
ベッドに冴子を寝かせるが、冴子の身体が狼男に変化し始める。
「冴子。どうしたの。どうしたの、冴子。冴子。お前、どうしようね。今度見つかったら、お前は殺されてしまう。そうだ。冴子、お母さんの血をお飲みなさい。お母さんの血なら、誰も何も言いやしない。さぁ」
そう言って腕を差し出す母。一瞬噛み付こうとするが止める冴子。首を横に振る。
「お母さんじゃ、年を取ってるからダメなのね。若い女の人でなきゃダメなのね」
鏡に映る冴子は狼男の姿になっている。
「大人になったら猛さんのお嫁さんになるのだと言っていたのに、それももうダメなのね」
ドア越しに母親の話を聞いている猛。
「冴子、表に出てはダメ。冴子、表に出ないで」
猛は何とか扉を開け部屋に入るが、冴子は出て行った後だった。
「冴子さん、おばさん」
「猛さん、冴子が、冴子が」

外に走り出て冴子を探す猛。狼男は白川隊員に襲い掛かった
「キャー、誰かー」
きゃー、誰かーって、自分もMACの隊員だろうに、役に立たないな。そもそも見張りなのに、何でノコノコ歩いているのだ。

そこに猛が駆けつける。
「あっ、猛君」
「やめろー」
狼男を止めようとした猛だが腕に噛みつかれた。さらに白川隊員を追う狼男。
猛はほとんど役に立たない。

「誰かー」と言いながらさらに逃げる白川。
ゲンが現れ、マックガンを構えるが、猛が追いついて来て狼男をかばった。
「撃たないでくれ。おおとりさん。撃つのだけはやめてくれ」
そこに他のMAC隊員が現れ、狼男を銃撃する。
ここで狼男は巨大化する。
等身大の時とは違う形態だ。大きくなると星人や狼男というよりただの怪獣だ。
ゲンに撃たれた時は巨大化しなかったが、今回は巨大化した。何かウルフ星人なりの巨大化ルールがあるのだろう。

マックロディーで攻撃する隊員達。
マッキー2号、3号も飛んで来て攻撃を開始する。
 猛はゲンの手を振り切ってウルフ星人へ向かって行く。

「やめろ、やめてくれ」
ウルフ星人は飛び上がり、風車でマッキー2号、3号を撃墜した。
風車はさらに地上のマックロディーを狙う。
そこでゲンはウルトラマンレオに変身する。

マックロディーを助けたレオ。
ウルフ星人と格闘を始める。
レオは狼男の牙を持って巴投げ。牙をへし折る。牙を武器にしてもう一本の牙も折る。
ウルフ星人は飛び上がるが、レオは光線で阻止する。
レオは太陽を背にしてウルフ星人の目をくらませる。そこでレオキックを見舞いウルフ星人を倒した。

等身大に戻ったウルフ星人にすがって泣く猛。
それを見つめているレオ。
獅子の面が光るとレオは飛び去った。
ウルフ星人は冴子の姿になり、生き返った。
どういうことだ?
レオが蘇らせたということなのか。
そんな能力があったのか。

「私、どうしてここに」
「冴子さん、君は」
「猛さん」
「冴子さん。よかった」
抱き合う二人。
ゲンも走ってきて笑顔。

城南スポーツセンターで冴子の風車。見守る猛とゲンの笑顔で幕。

(昭和49年8月2日放送)


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2017/11/14

株主優待で届いた米

サトー商会 

サトー商会から株主優待の米が届いた。
100株以上の保有で2キロの米が貰えるのだ。
1000株以上を持っていれば5キロもらえる。

サトー商会は、仙台に本社がある会社。
会社四季報の説明では、
東北、北関東地盤。量販店、レストラン、各種給食向け業務用食材卸。業務用食材の小売りも展開
とある。

店舗は宮城県を中心に岩手、山形、福島にある。
サトー商会のホームページで確認すると、
宮城県 13店
岩手県 1店
山形県 1店
福島県 5店
合計20店ある。

近くにある店に時折買いに行くが、肉なんてかなり安いので楽しい。業務用の食材だが、一般の人も買える。

私の姉夫婦は年に一度クリスマスに七面鳥を買っている。さすが業務用で、一匹まるまる売っているのだ。

私は1年とちょっと前に1018円で100株買った。
昨日は年初来高値で1452円をつけた。
とはいえあんまり活発な値動きはしていないので、優待をもらいながらのんびり持っているのが正解か。

ライドオンエクスプレスホールディングス

ライドオンエクスプレスホールディングスからも株主優待の米が届いた。
こちらは100株以上で優待券2,500円分がもらえる。この優待券を送り返すと、その代わりに新潟県魚沼産コシヒカリが2キロもらえるのだ。

ライドオンエクスプレスホールディングスは、東京に本社がある会社。
会社四季報の説明では、
「銀のさら」「釜寅」など調理済み食材宅配事業を全国展開。通販、小売りなど新業態も検討
とある。
銀のさらは宅配の寿司屋だ。電話で注文すると配達してくれる。

社名は当初はサブマリンだった。
2013年にライドオン・エクスプレスに社名変更した。
ライドオン・エクスプレスを翻訳ソフトで調べると「急行に乗りなさい」と出る。
そんな社名でいいんだろうか。

今年の1月に848円で100株買った。
今年の最高値は1,274円だが、今日は1,000円を割り、当分は下がるだけかな。
ヤフーファイナンスの掲示板を見ると悲観的なことばかり書かれている。
あんまり下がらないで欲しいよなあ。



2017/11/13

Macで使える無料の縦書きテキストエディタ

Macのテキストエディタで1000文字小説を書く場合、Windowsほどではないが、それなりに選択肢はある。
だが小説書くなら縦書きでとなるとグッと少なくなる。
横書きでも問題はないんだが、縦書きだとやはり気分が違う。
いかにも小説を書いてるっていう雰囲気だ。
Macのテキストエディタの中で、無料で縦書きできるものを紹介する。

テキストエディット

テキストエディットはMacに標準でついてくるエディタ。
Windowsにおけるメモ帳だ。

上部メニューの「フォーマット」→「レイアウトを縦向きにする」をクリックすると縦書きになる。

テキストエディットは文字を打ち込むだけならいいのだが、1000文字小説を書く時にはちょっと不便。
1000文字小説とは文字通り1000文字の小説。
今何文字書いたのかはすぐに知りたいものだ。
だが、テキストエディットには文字数カウントの機能がないのだ。

iText Express

上部メニューの「書式」→「縦書きにする」で縦書きになる。
原稿用紙モードもある。
上部メニューの「書式」→「文章情報」で文字数もカウント出来る。

有料版のiText Proもあるが、1000文字小説なら無料版で十分執筆出来る。
最後の更新が2015年というのは気になる。

mi

私は昔Powerbook150を使っていたが、その頃インストールして使っていたミミカキエディットが前身。
息の長いテキストエディタだが、今はmi(エムアイ)と名前を変えた。
ずっと横書きしかできなかったが、バージョン3で縦書きに対応。
上部メニューの「ドキュメント」→「モード」→「縦書き」で縦書きになる。
原稿用紙モードもある。
とにかく多機能のテキストエディタ。
App Storeからはダウンロード出来ないので、miのホームページからダウンロードすることになる。

CotEditor

軽くてシンプルなテキストエディタ。
動作が軽快なので、1000文字小説も軽快に書けるような気がする。
まあ、気がするだけだ。
シンプルだが、しっかり縦書きに対応する。
上部メニューの「フォーマット」→「縦書きで表示」で縦書きになる。
欄外のステータスバーには常に文字数が表示されている。1000文字小説を書く場合は便利だ。

まとめ

どれも無料なので、気軽に使える。
オススメはmiの縦書き原稿用紙モードかな。



2017/11/09

ホンダシビックが復活

私が小学校4年生の時に親父が車を買った。
ホンダのシビックだった。
それまでは遠くへ出かけるのにはバスや鉄道を使っていた。
それがほとんど車になった。
ほとんどどころか全てかな。
家族全員でどこかへ行く時に、これ以降バスや電車を使った記憶はないな。

そんなシビックが今年復活した。
復活したと言っても、日本国内ので発売が復活であり、世界では普通に売っていた。
海外では好調だ。
日本で売れなくても、まあ問題はない。
シビックは大きくなり、値段も上がった。
販売台数が減ったので国内には投入しなくなったのだ。
それまでのシビックの位置にはフィットが座り、爆発的に売れた。
そんなシビックが復活だ。

ホンダシビック ホンダのホームページ

復活したが、ホンダも日本においてそれほどシビックが売れるとは考えてないだろう。
売れるんであれば一旦販売を止めることもなかったんだし。
今復活してもいきなり売れるとは思えない。
積極的に売ろうとも考えてはないのだろう、売れ筋のハイブリッドがない。

トヨタはカムリの広告宣伝でセダン復活を掲げている。
が、セールストークであって実際に復活するとはトヨタも考えてはいないだろう。
これまでのカムリユーザーの買い替えとマークX、SAIからの買い替え狙いだろうね。

なぜセダンは売れなくなったのか。
ミニバンと比べてみればどうだろう。
アメリカ人にとってはミニでも、日本人にとっては十分に大きい。
セダンに比べれば居住性が圧倒的にいいのだ。
走りを求める層はそれほど多くはないだろうが、ミニバンでも走りはいい。
広々としていて走りもいい、値段が同じならミニバンを買うとなったのだろう。

SUVと比べればどうか。
やはりセダンっていうのは古いって感じるのかな。
私みたいなオッサンだとセダンがいいと思うのだが、結局昔ながらのカタチだ。
車の基本形だが新鮮味はない。
セダンを選ぶのは年配の人間が多いのだ。

メーカーは当然売れるものに力を入れる。
セダンの販売台数は減り続け、選ぶ選択肢も少なくなった。
そんな中でのシビック復活なのだ。

シビックはハッチバック、セダン、そしてタイプRから選べる。
やっぱり買うならタイプRだろうな。



2017/11/08

ウルトラマンレオ第16話『真夜中に消えた女』の感想

ウルトラマンレオ DVD VOL.4

初期のウルトラマンレオの大きな特徴が特訓だ。
レオが負ける→ダンの猛特訓→レオ勝利。
だが、特訓シーンが多すぎて見るのを止めた子は多かっただろうな。
見るのを止める→視聴率の低下だ。

1回2回ならまだしも、これでもかこれでもかと毎回特訓されるのがつまらなかった。
ダンが厳しすぎるのも、ウルトラセブン時代のモロボシダンと比べて違和感があった。
あのダンが、熱血漢になってバカみたいな特訓をするなんて。

相手があんまり強そうではないのに、レオが負けて特訓する。
ベムスターとかタイラントみたいに、相手がもう少し強そうだったら説得力もあっただろうな。

で、路線変更で特訓は無くなった。
だが残念なことに、路線変更は功を奏さず、視聴率が復活することはなかったのだ。

第16話『真夜中に消えた女』

満月の夜。
ナレーション「君たちは幽霊の話をきいたことがあるね。それは幽霊好きな大人達が作った怪談の場合もあるだろうし、ひょっとすると恐ろしい事件の最初の1ページの場合もある。血も凍るような、恐ろしい事件」

様々な花が咲くビニールハウスに、トオルと友達のマサオがいる。
妙な音が聞こえる。トオルはその音を録音しながら進み、白い花に近づいていく。

「やっぱり本当だったんだわ」とカオル。ビニールハウスの外で待っているのだ。一人で外で待っている方が怖い気がするが、カオルが怖がる素振りはない。

突然鉢の一つが落ちて割れ、びっくりして走り出した二人。トオルは心配したカオルに驚いて腰を抜かした。
「お兄ちゃん」
「バカヤロー、急に、急に飛び出すな」
弱虫だが、カオルには強気のトオルだ。

場面は変わり、MACの隊員達が大笑いしている。
「笑っちゃ可哀相よ」
「そうよ、幽霊に服を引っ張られたんだもの。誰だって腰を抜かすわ」と言う女性隊員2名。
そんなに大笑いしなくてもいいんじゃないかってくらい笑っている。何がそんなにおかしいのか。ゲンは難しい顔をしている。

MACカーでパトロール中のゲン。帰宅中のトオルを見かけて車を止める。
「おおとりさん」
「どうしたんだ、トオル。先生に叱られたんだろ」
「大人は嫌いだ。自分達で言いふらしたくせに僕の話を聞いて笑うんだ」
「幽霊の話か。夕べの」
トオルは走り去る。
トオルはMACの隊員達が大笑いしたのを知っているのか。笑い声が大きすぎてトオルの耳にまで届いたのか。それとも学校の先生や他の大人に笑われたのだろうか。

トオルとマサオはビニールハウスの前にいた。今度は近所のお兄さんが一緒だ。
「嘘じゃないんだろうな」と近所の兄さん。
「嘘じゃないよ」
「聞いたでしょ。幽霊の声を録音したテープ。蘭の花の幽霊」
「あれは女の泣き声だよ。きっと何か悲しいことがあって温室で泣いていたんだ」とお兄さん。

一緒に行くと思っていたトオルとマサオはさっさと帰ってしまい、兄さんが一人で入っていく。
「誰だ、誰かいるのか」
そこには胸に白い花をつけた女がいた。
「うわー」
兄さんは逃げ出すが、謎の光線を浴びて倒れた。
女は昨日もいたのかもしれないが、いや、声がしたからいたのだ。だがトオルとマサオは無事だった。なぜ襲われなかったのかは謎だ。

警察がビニールハウスの現場検証している。
「おおとりさん」
「トオル、どうした」
「隣の兄さんが僕たちの、僕たちの話をきいて、それで」
ゲンが青年を見ると、青年は銀色に固まって死んでいた。
車を運転していた若い女性も、同じ女に殺されていた。

MAC基地のダンとゲン。
「とうとう地球に入り込んだな」とダン。
MACは宇宙ステーション。地球侵略を企む宇宙人を水際で食い止める役割があるだろうに、随分と軽い言い草だ。

「ゲン、気をつけろ。恐ろしい奴が地球に来た。アトラー星人だ」
ダンはモニターにアトラー星を映し出した。
ナレーション「恐怖の星アトラー、死の星アトラー」
「アトラー星人のために全滅した惑星を俺は見た」
「隊長」
「その惑星の生物は全て、蝋細工のようになって死んでいた。それだけじゃない。奴らは前に一度、地球に近づいたことがある。地球防衛隊の隊員達は、奴らを追跡した」
「追跡した隊員達は、隊長」
「全員蝋人形のような死体になって地球に帰ってきた」
蝋人形のようになっても帰って来れたのだ。執念だ。自動操縦だったのか。
そもそも地球に近づいたとはどういうことだ。近づいただけで、侵略はしなかったのか。

「隊長、必ずアトラー星人をやっつけて見せます。必ず」
「大変な敵だぞ、ゲン」
「はい」
「今までの技ではアトラー星人を倒すことは出来ん。それどころかレオが」
「隊長、言って下さい、隊長」
「レオが蝋人形のようになって死ぬようなことがあるかもしれん」
今までもそうだ。それで特訓があったのだ。だが、そのお陰か視聴率は低迷した。
いつもなら特訓なのだが、今回は特訓がない。
特訓は路線変更により廃止されたのだ。

青島隊員が部屋に入ってくる。
「隊長、トオル君から例のテープを借りてきました」
テープの音を聞いてみるダン。
「間違いない、アトラー星人だ」
「この音は」
「アトラー星人の呼吸する音だ」
「呼吸ですか」
「うん、空気のないアトラー星から地球に来るとアトラー星人は」
ここでセリフが切れた。

レーダーに怪しい点が映る。
星人探知レーダーなのだろうか。こんなのがあるのなら、地球に入り込む前に探知できそうだがな。

マンションに入り込む女。そのマンションの一室では百子が本を読んでいる。
アトラー星人の声が聞こえてくる。
電話をかける百子。
「もしもし、おおとりさん? 私、百子。トオルちゃんのテープとおんなじような声が、ええ、ええ。ここ? 友達のマンション。友達が旅行中なの。それで留守を頼まれて、あっ、来たわ、この部屋に」
百子はトオルとカオルを預かっているはずだが、マンションへは百子一人で来ていたのだな。

声が近づいてくる。百子は部屋の明かりを消した。
マンションのどこかで悲鳴が聞こえる。
「もしもし、このマンションで何か大変なことが起こってるわ」
「アトラー星人だ。隠れるんだ。鍵のかかるところならどこでもいい。どんなことがあっても声を出すな。マンションの場所は? うん、うん、わかった」

電話を切り隠れた百子。カーテン越しに女が部屋の中を覗き込んだ。 百子には気づかなかったのか女は隣へ行った。
悲鳴が聞こえてくる。
百子の独り言。「あれは一体何だろう。窓の外から覗いていたのは。隣の部屋の人はきっと殺されたんだわ。隣だけじゃない、何度も悲鳴が聞こえたわ。ひょっとしたら」

マッキー3号とマックロディーがやってくる。
ゲンが助けに来た。百子は部屋を出る気だ。
「百子さん、出ちゃいけない」
「でも」
「百子さんダメだ。マッキー3号、マッキー3号」
「こちらマッキー3号」
「彼女は無事です。しかしマンションの人達は」

マンションの外に出ていた女。マッキー3号を見ると笑いを浮かべ、胸の花を輝かせ巨大化する。

女の姿からアトラー星人となった。ただの巨大化というよりは、ゲンがウルトラマンレオになるように、ダンがウルトラセブンになるような変身だな。

ダンはマッキー3号で戦闘機5機を引き連れてアトラー星人を迎え撃つ。
戦闘機は叩き落とされたり胸からの光線で撃墜される。
叩き落される戦闘機も戦闘機だ。アトラー星人の前をのこのこ飛んでいくんだから、叩き落されても仕方がない。
ダンのマッキー3号も光線によって落とされた。マックロディーで駆けつけたゲン。
パラシュートで脱出したダンは言う。
「ゲン、アトラー星人の光を受けるな。蝋人形のようになって死ぬぞ」
「しかし隊長」
「待てゲン」
「しかし、こうしている間にも町の人はあの光を浴びて殺されてるんですよ」
「ゲン、待て」
ゲンはダンの言うことをきかず、ウルトラマンレオに変身した。
勝てなくても変身する。まあ、いつものパターンだな。
ダンは仕方がないので、ウルトラ念力でレオを援護する。
久しぶりにウルトラ念力だ。

ナレーション「セブンに変身することが出来なくなったモロボシダンの命をかけた最後の武器、 ウルトラ念力がアトラー星人の恐怖の光を封じた。レオ、今だ」

今だと言われたレオはアトラーに攻撃をしかける。だが倒すことは出来なかった。
ダンのウルトラ念力は長時間はできない。
ウルトラ念力が解けたアトラー星人は攻勢に出る。光線を使ってレオの足を固めた。どけられないレオにアトラー星人は突進してきた。
ぶちかまされるレオ。
敗北だ。だが、足を固められただけだったので、上半身を使ってエネルギー光球でも使えばよかったんではないか。

「ゲン、しっかりしろ。ゲン、しっかりするんだ」
「奴は、アトラー星人は? 街の人は、町の人はみんな殺されたんですか。くっそー」

トオルとマサオが通りかかる。
「どうして逃げないんだ。どうしたんだ」
「星人をやっつけるんだ」とトオル。
「あの星人、マサオ君の家の人達をみんな殺してしまったんだ。だからマサオ君と二人で星人をやっつけるんだ」
意気込みはいいが、どうやって倒そうというのだろう。やはり子供だな。

MAC基地。
「ちくしょう。俺は敗れたんだ」
「ゲン、戦いはまだ終わっていない」
「しかし隊長」
「バカ」
「しかし、僕にはアトラー星人を倒す、力も技もない。僕には倒せない」
「俺達がやらなければ誰がやるんだ。誰が、誰がやるんだ」
「隊長」
「ゲン」
「はい」
これまでならここから特訓だ。だが、特訓はない。相手は強敵だってのに、特訓がないっていうのも不自然だな。

ダンとゲンの乗ったマッキー2号が出撃する。
他の隊員達はどうしたのだ。
街は焼け野原のようになり、人々は蝋人形のようになって死んでいる。
アトラー星人を攻撃するマッキー2号。
「奴の弱点は胸だ。胸の花を狙え」
アトラー星人に弱点があるならば、最初に教えればいいのではないか。レオが死ぬかもしれないなんていう意見よりも、弱点は胸の花だという情報の方がどれだけ有意義だったか。
分離するマッキー2号。
それぞれにダンとゲンが乗っている。
ゲンは回転しながらアトラー星人の胸に体当たりした。
まあ、弱点だからな。
ゲンはウルトラマンレオに変身した。
レオと対峙したアトラー星人は、エネルギー光球を投げつけられ爆発した。10秒も経たずに決着がついた。
散々煽った割に最後はあっけなく敗れたアトラー星人だった。

ダンの元にゲンが走ってくる。
「隊長ー」
「ゲーン」
ファイト一発アリナミンAみたいだ。

ナレーション「恐怖のアトラー星人は倒れた。しかしレオ、宇宙にはまだまだ恐ろしい敵がいる。 がんばれ、ウルトラマンレオ」

(昭和49年7月26日放映)


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2017/11/07

JPホールディングスの株主優待


JPホールディングスからハガキが届いた。
株主優待の通知だ。
私はJPホールディングスの株は500株持っている。
それで株主優待で米5キロをもらっていた。
それが昨年から廃止になった。
廃止ですよ、廃止。アルプスの少女ではない。
桐谷さんなら怒り出すね。
まあ、それでも売りもせず持っていた。
そんなJPホールディングスの株主優待が復活するのだ。

JPホールディングスは保育所の運営を中心にした会社。

ホームページ→JPホールディングス

設立時の社名は『有限会社ジェイ・プランニング』
JPのPは多分プランニングのPだろう。
ジェイは何のJだ?

ハガキのごあいさつにはこうある。

当社は株主の皆さまの日頃のご支援に感謝するとともに、当社株式への投資魅力を高め、より多くの方に中長期にわたり当社株式を保有していただくため、株主優待制度を再開いたしました。
是非これを機に株主優待制度のご利用をお待ちしております。

株主優待再開するから、出来るだけ長く持っていてねってことだ。
まあ、株主優待再開はいいが、経営陣と創業者の対立とやらがどうなっているのかが気になる。

保有株に応じて優待ポイントがもらえる。
このポイントで優待商品と交換するのだ。

500株〜999株→2,500ポイント
1,000株〜1,999株→5,000ポイント
2,000株〜2,999株→7,000ポイント
3,00株〜3,999株→10,500ポイント
4,000株〜4,999株→13,000ポイント
5,000株〜5,999株→16,000ポイント
10,000株以上→31,000ポイント

ホームページをみると、

継続して当社株式を保有していただいた場合、次年度以降は初年度の進呈ポイント数の1.1倍が付与されます。(ただし、株式を全て売却後に再度購入された場合、株主番号が変更となりますので、継続保有とはみなされません。)
と書かれている。

長く持っているとお得になるのだ。
以前の株主優待では米だけだったが、今回は1,000種類以上から交換できる。
もちろんポイントに応じて交換なので、500株の私が1,000種類からは交換できない。
それでもまあ色々選べるのは楽しいね。

2017/11/06

新しいaiboアイボ


先週ソニーは新しいアイボを発表した。
12年ぶりの復活だ。
発売日は来年の平成30年の戌年1月11日。
予約はもう開始されていて、11月1日の午後11時1分から。
1づくしでワンワンワンにかけたのだろう。
あっという間に予約分は完売だ。

ソニーのサイト→エンタテインメントロボット“aibo”(アイボ)を発売

12年ぶりの復活で、新しいアイボってことは、古いアイボもある。
最初のアイボは平成11年にソニーから発売された。
「ソニー製ではない、ソニー生まれである」がキャッチコピーだった。

初代はあっという間に売り切れた。
ビルゲイツも買えなかったという。
話題になったのでよくテレビで紹介されていた。
黒柳徹子が本物の犬扱いしていてちょっと怖かった。
水島新司が自分のマンガのキャラクターをあたかも実在しているように話すようだった。

私も一匹持っていた。
最初に出たロボットっぽいやつではなくて、丸っこくなったやつだ。
マカロンといった。
同じ時期にラッテというのも出た。
同じデザインだが、色違いだ。
イヌとクマがモチーフだという。
喋ったり踊ったりした。
ピンクボールを見せると「ピンクボール」と言って反応し、追いかけて行った。
職場に持って行って遊んだりもした。
人気者になれた。

ソニーがアイボから撤退したのはなぜだったのか。
アイボは映像関係でも音響製品でもないが、いかにもソニーらしい先端のエンターテイメントだったのに。

そんなアイボがソニーから復活するのだ。
AIBOと大文字だったのがaiboと小文字になった。
trfがTRFになったのとは逆のパターンだ。

今回のアイボはロボット風ではなく、犬に似せている。
私はロボット風が好きだが、これは好みだから仕方がない。
今回は犬のようだが、そのうち以前のようなロボット犬のようなバージョンも出るかも知れない。それが出たら買おうか。

気になる価格は19万8,000円。
以前のaiboとは違い、aiboベーシックプランに加入する必要がある。
これが一括払いだと9万円。
結構な出費だな。

連続稼働時間は2時間。
充電時間が3時間。
動いている時間よりも充電している時間の方が長いのだ。
以前のアイボもそうだっけ?



2017/11/02

ソニーのステレオラジカセ・ゼロハン

050ゼロハン


エナジーやAC/DCコンポで大型化したラジカセとは正反対のラジカセだ。
あっちが大型トラックならこちらは軽自動車か。
売り上げ的にウォークマンの方が良かったので、そちら側に歩み寄った製品だろうか。

ステレオ・ゼロハン

WA-55
37,000円。


発売時は『STEREO55』の愛称だった。
WA-33が発売されたタイミングでゼロハンになった。
小型軽量のラジカセ。
ウォークマンに録音機能とラジオとスピーカーがついた製品だ。
ウォークマンはあくまでヘッドホンで音楽を楽しむというものだから、スピーカー付きのこちらにはウォークマンの名称を使わなかったのだろう。

ステレオラジカセといっても、スピーカーはモノラルだ。
ヘッドホンで聞けばステレオになる。

●本体寸法:幅182x高さ107x奥行46mm(最大突起物含まず)
●重さ:600g(乾電池含む)
●実用最大出力:スピーカー:320mW、ヘッドホン30mW+30mW(EIAJ/DC)

ステレオ・ゼロハン

WA-33
33,000円。


この機種が発売されたタイミングでゼロハンの名称になった。
『ラジオカセットとウォークマン。それぞれの楽しさをジャンルを超えてひとつにしました。』とカタログにはある。
WA-55からマイクを取り払ったような製品。

●本体寸法:幅167.5x高さ101x奥行39mm(最大突起物含まず)
●重さ:580g(乾電池含む)
●実用最大出力:スピーカー:440mW、ヘッドホン30mW+30mW(EIAJ/DC)

ステレオ・ゼロハン

WA-66
31,800円。


カセット蓋にスピーカーが2個搭載された。つまり本体でステレオ再生が楽しめる。
本当に小さなラジカセになったのだ。
値段も31,800円と安くなった。
色は銀と赤も選べた。

●本体寸法:幅184x高さ112x奥行51mm(EIAJ)
●重さ:630g(乾電池含む)
●実用最大出力:スピーカー:380mWx2、ヘッドホン30mW+30mW(EIAJ/DC)

ゼロハン・リバース

WA-77
33,000円。


ゼロハン・リバースの名の通りオートリバース(再生時)を搭載。
ゼロハンシリーズの最終機。
色はゼロハンシリーズ最大、パールホワイト、パールブルー、パールピンク、レッドの4色から選べた。もう一色選べればゴレンジャー並みになるのだがな。愛称も050なんだし、もう一色欲しかった。今だったらソニーストア限定色で1色増えそうだ。

●本体寸法:幅148.3x高さ93x奥行40.7mm(EIAJ)
●重さ:460g(乾電池含む)
●実用最大出力:スピーカー:200mW、ヘッドホン30mW+30mW(EIAJ/DC)

ゼロハン

WA-11
19,800円。

ゼロハンシリーズ唯一のモノラル機。
デザインも他の機種が横型なのに対して縦型。
この機種を選ぶ理由が見当たらないが、売れたのだろうか。

●本体寸法:幅87.5x高さ159x奥行38mm(最大突起物含まず)
●重さ:520g(乾電池含む)
●実用最大出力:スピーカー:420mW(EIAJ/DC)


〈関連ページ〉

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2017/11/01

軽自動車の白いナンバープレート


先日、白いナンバープレートのタントを見かけた。
タントは軽自動車なので、黄色のナンバープレートのはずだ。
それが白いナンバープレートをつけていた。
小型車のタントが出たのだろうかと疑問に思う。
テリオスキッドにテリオス、ワゴンRにワゴンRワイド、ジムニーにジムニーシエラみたいに。
だが、そんな話は聞いたことがない。

ネットで調べてみると、これはラグビーのワールドカップ仕様だとわかった。

図柄ナンバー申込サービス

2019年にラグビーワールドカップ2019、2020年に東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。
これを記念しまして、ラグビーナンバープレート(以降ラグビーナンバー)、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート(以降東京2020大会特別プレート)が発行されます。

図柄ナンバー申込サービスのページから引用。

希望すれば、ラグビーのワールドカップ仕様のナンバープレートやオリンピック・パラリンピック仕様のナンバープレートに交換できるのだ。このナンバープレートだと、軽自動車のナンバープレートも黄色ではなく白くなるのだ。

河北新報にも載っていた。

<ラグビーW杯>お目当ては白ナンバー?特別プレート申請、9割が軽自動車

大会に1000円以上の寄付が必要な図柄入りプレートを選んだ割合(東北6県)は、登録車は91.1%を占めるが、軽自動車は18.0%にすぎない。軽ユーザーが白いプレート目的で申請していることを裏付けている。

河北新報から引用
9割が軽自動車のユーザーだという。9割っていうのは多いね。みんな盛り上げたいという考えというよりは、黄色いナンバーがイヤだったのか。

職場のHさんはジムニーに乗っているが、先日白のナンバープレートに交換してきたと言う。随分と身近なところにやってみた人がいた。軽自動車の黄色いナンバーが嫌というわけではないが、白があるなら白がいいということだった。

ナンバープレートの色が変わったからといって、軽自動車が普通車に変わるわけではない。変わるわけではないが、パッと見は軽自動車だとはわからない人も多いのだろう。
だからどうだって話だが、私も軽自動車に乗っていたとしたら、やっぱり白いナンバープレートがいいな。