こんなベータマックスはどうだ
以前ビデオ戦争と言われたベータ対 VHSの戦いがあった。 ベータはソニー、VHSはビクターが作ったビデオの規格。 勝利したのはVHSだが、今となってはどちらも敗者のようなものだ。 私はベータが好きだった。 今でもベータが好きだ。 EDベータを出す前に、こんなベータがあったらどうだったろうか。 ベータX(ベータテン) 録画時間が短いのがベータの欠点だった。 最初の規格ベータ1が1時間に対してVHSは倍の2時間。 ベータはベータⅡで2時間、ベータIIIで3時間。 対してVHSは3倍で6時間になった。 ベータⅣとかⅤとか言わないで、一気にX。ベータⅠの10倍のベータX。 L-500で10時間の録画が可能だ。 ベータ0.5 最初のベータは録画時間1時間のベータⅠ。それを半分の30分にして、その分画質と音質の向上に当てる。 オープンリールもテープスピードを変えることができた。 テープスピードが早い方が音がいい。 ベータも速度を早め、その分を画質に振ったベータ0.5があればマニアに受けただろう。 30分あればアニメ番組1本を十分に録画できる。 ダブルベータ カセットではダブルカセットが大流行した。 テープからテープへとダビングしやすいのだ。 ベータもダブルカセットにする。 ダブルベータだ。 片方がVHSの機種も作る。 VHS陣営ではVHSとVHSのダブルデッキは作れても、ベータとVHSのダブルデッキはソニーにしか作れまい。 コンパクトベータ VHSではカメラでの録画用にコンパクトサイズのVHSを出した。 ビデオカメラではソニーはベータムービーよりも8ミリビデオを推進したが、コンパクトベータを作る。 小型化軽量化はソニーの得意技。 実際、計画くらいはあったんだろう。 録画時間の短さは、先述したベータXで解決だ。 L-1000のテープ βIsモードで2時間録画できるL-1000(βIs:2時間、βII:4時間、βIII:6時間)というテープの開発も進んでいたが、試作段階で終わり製品化されることはなかった。(ウィキペディアより) カセットテープの120分テープのように、薄くなった分取り扱いが難しくなるのだろう。 だが、難しいで終わらせないで、発売する。 ベータXを使えば20時間の録画が