このブログを検索

2017/08/31

こんなベータマックスはどうだ


以前ビデオ戦争と言われたベータ対 VHSの戦いがあった。
ベータはソニー、VHSはビクターが作ったビデオの規格。
勝利したのはVHSだが、今となってはどちらも敗者のようなものだ。
私はベータが好きだった。
今でもベータが好きだ。
EDベータを出す前に、こんなベータがあったらどうだったろうか。

ベータX(ベータテン)

録画時間が短いのがベータの欠点だった。
最初の規格ベータ1が1時間に対してVHSは倍の2時間。
ベータはベータⅡで2時間、ベータIIIで3時間。
対してVHSは3倍で6時間になった。
ベータⅣとかⅤとか言わないで、一気にX。ベータⅠの10倍のベータX。
L-500で10時間の録画が可能だ。


ベータ0.5

最初のベータは録画時間1時間のベータⅠ。それを半分の30分にして、その分画質と音質の向上に当てる。
オープンリールもテープスピードを変えることができた。
テープスピードが早い方が音がいい。
ベータも速度を早め、その分を画質に振ったベータ0.5があればマニアに受けただろう。
30分あればアニメ番組1本を十分に録画できる。

ダブルベータ

カセットではダブルカセットが大流行した。
テープからテープへとダビングしやすいのだ。
ベータもダブルカセットにする。
ダブルベータだ。
片方がVHSの機種も作る。
VHS陣営ではVHSとVHSのダブルデッキは作れても、ベータとVHSのダブルデッキはソニーにしか作れまい。

コンパクトベータ

VHSではカメラでの録画用にコンパクトサイズのVHSを出した。
ビデオカメラではソニーはベータムービーよりも8ミリビデオを推進したが、コンパクトベータを作る。
小型化軽量化はソニーの得意技。
実際、計画くらいはあったんだろう。
録画時間の短さは、先述したベータXで解決だ。

L-1000のテープ

βIsモードで2時間録画できるL-1000(βIs:2時間、βII:4時間、βIII:6時間)というテープの開発も進んでいたが、試作段階で終わり製品化されることはなかった。(ウィキペディアより)

カセットテープの120分テープのように、薄くなった分取り扱いが難しくなるのだろう。
だが、難しいで終わらせないで、発売する。
ベータXを使えば20時間の録画が可能だ。
30分26話のアニメなら1巻で済む。

最後に

アマゾンでは未だにベータのテープが買える。
未だに使っている人がいるのだろうか。

2017/08/30

ウルトラマンレオ第1話『セブンが死ぬ時!東京が沈没する!』の感想

ウルトラマンレオ DVD VOL.1
『ウルトラマンレオ』は昭和49年4月12日放送開始。

第2次ウルトラシリーズは『帰ってきたウルトラマン』「ウルトラマンエース』『ウルトラマンタロウ』と続いてきた。
どれもウルトラの国出身のウルトラマンが地球にやって来て、平和を守るというパターンだった。
そのパターンがこの『ウルトラマンレオ』で破られた。
レオは勝手にウルトラマンと名乗っているが、ウルトラ兄弟ではない。
ウルトラの国出身ではなく、獅子座のL77星が故郷なのだ。
『ウルトラマン(自称)レオ』だ。

第1話『セブンが死ぬ時!東京が沈没する!』

番組の冒頭でいきなり主人公のおおとりゲンが出てきて鉄棒をしたり空手の組手をしている。
ナレーションで「彼がこの物語の主人公である」と説明。
と、すぐさま場面が変わり、人知れずウルトラセブンが戦っている。
ウルトラセブンの最終回では死んでしまいそうな描写だったが、戦えるほどに復活したのだろう。
戦っている相手はブラックギラスとレッドギラスの双子怪獣。
モロボシダンはMACの隊長なのだが、なぜかMACを出動させない。
なぜかではなく、わかっていて出動させないのか。
MACでは歯が立たないと考えているのかウルトラセブン。
アイスラッガーも跳ね返され、二匹を相手にして劣勢のウルトラセブン。ウルトラセブンでも苦戦するのだからMACが役に立つわけがない。マグマ星人も現れウルトラセブンはさらにピンチに陥った。
第1話だけあって、3体もの怪獣宇宙人の登場だ。まずは人気のウルトラセブンの格闘。つかみとしてはよかったのではないだろうか。
怪獣に右足をねじ曲げられるウルトラセブン。痛そうだ。
さすがのウルトラセブンも3対1では分が悪い。
ミクラス、アギラーらのカプセル怪獣を出せばいいのにと思うが、もういないのだろうか。
ダンのカプセル収納ボックスには未登場のカプセルもあった。
それらはどうしたのだろう。
マグマ星人は2匹の怪獣を操って攻撃しているのだから、ウルトラセブンも2匹のカプセル怪獣を操ったらどうなのだ。
とにかく絶体絶命のウルトラセブン。
そこにウルトラマンレオが登場。マグマ星人を蹴っ飛ばす。
退散するマグマ星人。

人間の姿に戻ったゲンは、倒れたダンを助け起こす。
ダンの「君は一体誰だ?」の問いに「ウルトラマンレオです」と堂々と答えるゲン。勝手にウルトラマンと名乗っているのだ。
ダンも不思議に思うだろう。「こんなやついたっけ?」
あるいは、ウルトラセブンは恒点観測員340号と呼ばれていたし、大量のウルトラマンがいるので自分が知らないウルトラマンがいても不思議はないと思っているのだろうか。
ゾフィーなんてウルトラ兄弟なのにウルトラマンがついていないし、セブンはウルトラマンセブンではなくウルトラセブンだし、ウルトラマンのブランド価値はウルトラの国では案外低いのかもしれない。

ゲンは自分の星L77星がマグマ星人とブラックギラスレッドギラスに滅ぼされたと話す。
ウルトラマンレオは勝てなかったのだ。L77星にはレオ以外に戦える者がいなかったのだろうか。レオは地球人みたいに小さくはなく、身長は51メートルだ。L77星人が集まれば自分たちと同じぐらいの身長のマグマ星人&ブラックギラスレッドギラスぐらいは倒せそうだ。それともレオだけが大きくて、他のL77星人は小さいのか。

モロボシダンはウルトラセブンへの変身能力を失った。
明言されてはいないが、足を痛めたせいで変身できなくなったようだ。
本当の姿はウルトラセブンなのだから、モロボシダンへの変身能力を失うのが筋のような気がする。
それに、足を折ったからって、変身できなくなるのは疑問だ。
とにかくセブンに変身できなくなったモロボシダン。
そんなときこそカプセル怪獣の活躍する場面だが、やはりもういないのか。
それでレオをカプセル怪獣のつもりにするのだろうか。

MACに入隊するゲン。
通常の隊員の他にも白衣を着た博士らしい人や黄色の作業服の人が数人いたが、ダンが「みんな集まれ」と言っても集まってこなかった。集まってきたのはオレンジの服を着た者だけだ。
私は本放送の時にはMACの隊員を一人も覚えられなかった。一人ずつの自己紹介も数秒で終わってすぐに隣の隊員に移って、覚えさせる気はゼロだ。
再放送を何度も見ているうちにようやく何人かを覚えた。
これまでのウルトラシリーズでは数話で全員を覚えたが、レオは違った。
隊員達を覚えさせない変わりに、城南スポーツセンターの描写が入る。
カオルと一緒に風船を追いかけたり、平和な風景だ。

津波に襲われる黒潮島。いきなり火山が噴火する。
MACは調査にマッキー1号で出動する。宇宙人のゲンにはマグマ星人の仕業だとわかったが、異常なしと判断するMAC隊員達。
ダンと対立するゲン。人間としてふるまえというダン。あなたに故郷を滅ぼされた者の気持ちはわからないというゲン。
ゲンは地球を守るというよりは復讐の為に戦いたいのだ。

東京に津波が押し寄せる。予算がふんだんにあったのだろうか。
水を大量に使った特撮が迫力がある。
ここで予算をちょっと低く押さえておけば、MACが全滅することもなかったのでは。

ブラックギラスとレッドギラスが現れる。ゲンはレオに変身。前半の登場では変身シーンがなかったので、これが変身の初披露だ。
自分の星を滅ぼされた怒りで立ち向かったのだろうが、もともと勝てなかった相手だ。返り討ちにあうのは目に見えている。

(昭和49年4月12日放送)



〈関連する記事〉


ウルトラセブンの感想をまとめた

2017/08/29

宇宙鉄人キョーダインカードは一気に15枚

昭和51年。

以前発売されていたカルビー仮面ライダースナックを買えば、おまけでカードが1枚もらえた。カードを集めるにはせっせとスナックを買わなければいけなかった。カードだけもらってスナックを捨てる子が続出し社会問題化した。

それが、駄菓子屋でカードだけを売っているのを知った。大抵は2枚入りだった。スナックがないのでカードを集めるには効率的だった。

本屋で買う講談社のワールドスタンプブックは一袋8枚入り。枚数は多いがこれはダブりが多かった。スタンプっていっているし、普通のカードとは違ってぺらぺらの紙だった。

それが、この宇宙鉄人キョーダインカードはこれまでのカードとは違った。
宇宙鉄人キョーダインは昭和51年4月2日から始まったヒーロー番組。
キョーダインの名の通り、スカイゼルとグランゼルの兄弟ロボットが活躍する番組だ。
そのキョーダインカード、ケースに入っていて、ドドーンと15枚入り。
1番から番号順に入っており、ダブる事もなかった。
チマチマ買ってダブったら友達と交換するという手間もなく、これまでの子供たちの常識をぶち破った。

私は早速4箱買った。15枚x4箱=60枚。1枚もダブる事なく一気に60枚が集まった。
だが、何となく物足りなかった。
カードを入れるアルバムが当たる大当たりカードもなかった。アルバムではなくケースに入れておけって事なんだろうが、一袋ずつ買って、大当たりカードが出るかどうかのワクワク感も大事だったんだろう。

ダブったカードを友達と交換したりするときに、このキョーダインカードが単体で流れてくることがあった。
え?このカードって15枚で1セットじゃないのか。なんで一枚だけ。
例えばトランプのハートの7だけがポツンとあったらおかしいが、そんな違和感を感じた。まあ、今まで2枚入っていたのが一気に15枚になっただけということなんだが。

その後も超神ビビューンやカゲスター、マグネロボガキーンもケース入りで出た。意外と好評だったのだろうか。
他にもあったかもしれないが、私が見かけた事はない。



2017/08/28

帰宅願望

認知症の母は朝から帰宅願望がある。
朝の5時過ぎくらいから起き出してガサゴソガサゴソやっている。
なんかやっているなあと思いながらも、眠い私はたいてい7時ぐらいまで寝ている。
私が起き出す頃には母の荷物がまとめてある。
「今日帰るから」と母は言う。
服や下着や茶碗や箸や筆記用具や薬などなど。
適当にバッグに詰め込んでいるだけなので、グチャグチャだ。
「まあ、とりあえずは朝ごはんの準備をしよう」と言って一緒に朝食の準備を始める。
準備をさせながら、母にばれないようにソーっと荷物を戻していく。
この頃から母は眠くなる。
で、朝食の準備が整う頃までに帰宅準備の痕跡を消す。
週のうち2、3日はこんな感じだ。

朝食を食べ終え、後かたずけが終わって一段落したところで散歩に連れ出す。
散歩は大好きで、行こうといえばほとんど拒否しない。母の前世は犬だったのかもしれない。
30〜40分程度近所を散歩する。
スタート時には「今日帰る」などと言っているが、帰ってくる頃には大人しくなっている。
かなり眠くなっているのだ。

散歩から戻ってくるとデイサービスが迎えにくる時間だ。
以前はデイサービスの迎えが来るまで家で待っていたが、それだと様々な心配事を言い出すのでキリがない。
外に連れ出して気をそらすのが一番だ。散歩が効果的だとわかったのでどんどん連れ出すようにした。

9時半近くになるとデイサービスが迎えにくる。以前は行かないと言ってモメたことも多かったが、最近は少なくなった。デイサービスが何のことかかわからなくなっているのだ。
母を送り出すとほっと一息。
私はそれからようやく仕事に行くのだ。

デイサービスからは夕方の5時前後に帰ってくる。家には誰もいないので、私が帰るまで一人で待っている。
仕事から帰ってきた私が「ただいま」と言うと母はいつも眠そうだ。
布団を敷いて寝ていることもある。
私が帰ってくると起き出してくる。夕方はかなり眠くなるらしい。
数ヶ月前までは、この時間に帰宅準備をしていた。
私が仕事から帰る頃には準備が出来上がっていた。
それが週に2、3日あった。
それが今は朝になった。
夕方に帰宅願望が多いというが、人によってそれぞれ違うのだ。

夕方の母は眠すぎて、帰宅願望が出ないのかもしれない。
眠い母を連れて散歩に出かける。
朝とは違うルートにする。
6時過ぎに散歩から帰宅し、夕食の準備をする。

ご飯を食べるとまた眠くなるので、8時前には寝てしまう。
このまま起きてこなければ、ホッと一息だ。


〈関連する記事〉


寝てからまた起き出す母

暴れる母

認知症の母への8つの対処法

認知症で何度も同じことを聞いてくる母への対処法

2017/08/24

VAIO Phone Aを使ってみた感想


今年の4月から発売開始されたVAIO Phone A。発売しているvaioはソニーではない。vaioは今ではvaio株式会社という、ソニーとは別会社なのだ。

前作のVAIO Phone Bizは、アンドロイドではなくWindows 10 mobile搭載だった。
Windows 10 mobileっていうのは、ほとんど普及していない。
日本だけではなく、世界でもiPhoneかアンドロイドばかりだ。
そんなWindows 10 mobileを搭載したVAIO Phone Biz。
その内アンドロイド搭載機が出るだろうと多くの人は思ったはずだが、その通りで結局アンドロイド版が出た。
なので筐体は同じっぽい。

私が使っている格安SIMのIIJでは19,800円で販売されている。
8月31日まではキャンペーンでそこから3,000円引き、私は16,800円(税別)で購入した。

先日届いたので感想を書いてみる。


外箱はシンプル。黒い箱にvaioの文字。
VAIO Phone Aの外箱

付属品。
メッセージカードが入っていた。印刷されているが、どうせなら手書きにしたらどうだろう。それほど台数が出ているとは思えないので、困難ではないはずだ。
VAIO Phone Aの付属品
他には充電器、スタートガイド、SIMを取り出すピン。

本体。
VAIO Phone A
液晶は5.5インチ。これまでは5.2インチを使ってきたのでちょっとだけ大きくなった。
ちょっとだけなのだが、それでもかなり見やすいと感じる。
だが、大きい分だけ電気も食うだろう。
電池の持ちは気になるところだ。
フロントカメラは約500万画素だ。

色はシルバーのみ。アルミの削り出しで安っぽさはなし。
VAIO Phone A
裏面の中央部には『vaio』の文字。刻印されているので消える心配はない。まあ、消えても誰も気にする人はいない。
Xperia Z2みたいに裏蓋が剥がれるなんてことはないだろう。
カメラは約1300万画素。
スピーカーはモノラルだ。

横から。厚みは8.3mm。十分に薄い。
VAIO Phone A
電源ボタンと音量スイッチは上の方についている。
電源ボタンはXperiaみたいに真ん中辺についている方が使いやすい。
この位置だと片手では押しにくい。

SIMはmicroSIM×1、nanoSIM×1。両方使える。
SIMスロット
両方使えるが、nanoSIMを使うとmicroSDカードが使えない。
microSDカードはnanoSIMと入れ替えて使うのだ。
本体のストレージは16Gなのでちょっと少ない。それを補うmicroSDカードはnanoSIMを使うと使えない。
現在私のSIMはnanoSIMなので、SDカードは使えない。
容量を増やしたいならSIMカードの変更だ。

防水機能はないので、これまで使ってきたXperiaのように雨の日とか無造作に使うのは気をつけないといけない。
もちろん風呂場では使えない。

指紋認証もない。発売時期と価格を考えれば妥当だが、使うと便利っぽいので使ってはみたい。

余計なアプリはないっていない。シンプルでいい。

アンドロイドは6.0.1。
私はこれまで7.0を使っていたのでバージョンダウンだ。
システムのアップデートをし終えると、7.0になっていないが最新版と出る。
それほど性能に違いはないが、やはり最新版を使いたい。
新規の客ならともかく、これでは7.0を使っていた連中は手を出さない。
こういった連中を取り込みたくはないんだろうか。
そのうちアップデートするのを期待する。

値段を考えれば十分に満足できるスマートフォンだ。


2017/08/23

ウルトラセブンの感想をまとめた

ウルトラセブンの感想

ウルトラセブンの放送開始は昭和42年10月1日。
今年はウルトラセブンの放送が始まってから50年目なのだ。
ウルトラセブンは全部で49話。
これまで書いたウルトラセブンの感想をまとめてみた。


第1話-第4話 


 第1話 姿なき挑戦者
 第2話 緑の恐怖
 第3話 湖のひみつ
 第4話 マックス号応答せよ

第5話-第8話


第9話-第13話


 第9話 アンドロイド0指令
 第10話 怪しい隣人
 第11話 魔の山へ飛べ
 第13話 V3から来た男

第14話-第17話


 第14話 ウルトラ警備隊西へ(前編)
 第15話 ウルトラ警備隊西へ(後編)
 第16話 闇に光る目
 第17話 地底GO!GO!GO!
 

第18話-第21話


 第18話 空間X脱出


第22話-第25話


 第22話 人間牧場
 第23話 明日を捜せ 
 第24話 北へ還れ!
 第25話 零下140度の対決

第26話-第29話


 第26話 超兵器R1号
 第27話 サイボーグ作戦
 第28話 700キロを突っ走れ!
 第29話 ひとりぼっちの地球人

第30話-第33話


 第30話 栄光は誰れのために
 第31話 悪魔の住む花
 第32話 散歩する惑星
 第33話 侵略する死者たち

第34話-第37話


 第34話 蒸発都市
 第35話 月世界の戦慄
 第36話 必殺の0.1秒
 第37話 盗まれたウルトラ・アイ

第38話-第41話


 第38話 勇気ある戦い
 第39話 セブン暗殺計画(前編)
 第40話 セブン暗殺計画(後編)
 第41話 水中からの挑戦

第42話-第45話


 第42話 ノンマルトの使者
 第43話 第四惑星の悪夢
 第44話 恐怖の超猿人
 第45話 円盤が来た

第46話-第49話


 第46話 ダン対セブンの決闘
 第47話 あなたはだあれ?
 第48話 史上最大の侵略(前編)
 第49話 史上最大の侵略(後編)



2017/08/22

ウルトラセブン第46話から第49話の感想


ウルトラセブンのレーザーディスク第12巻。これが最終巻だ。最後になってウルトラセブンがデカデカと書かれている。
『ある小さな記録』が特典映像として収録されている。これは怪獣の造形担当の高山良策がガッツ星人を作っていく8ミリフィルム。

第46話「ダン対セブンの決闘」
第47話「あなたはだあれ?」
第48話「史上最大の侵略 前編」
第49話「史上最大の侵略 後編」収録。


第46話 ダン対セブンの決闘

ウルトラビームの元素を聞き出すサロメ星人。
やはり額から出すビームはカッコいいからはずせないのだろう。
肉マークとかだったらカッコ悪い。
謎の暗号を話すダン。それがウルトラビームの秘密なのか。サロメ星人はそれを聞いて満足げに笑っている。

ウルトラ警備隊をエメリウム光線で攻撃するにせウルトラセブン。ダンカンに操られたセブンのアイスラッガーもかわしたウルトラ警備隊だ。これも難なくかわした。

セブンはアギラの実力を知っていることだろう。
にせセブンがセブンと同等の力だったら、アギラを出すのはかわいそうではないか。
それともアギラはセブンよりも強いのだろうか。そんなことはないだろう。

海上より顔を出すセブン。
これではどっちのセブンが勝ったのかは分からない。
警備隊は本物が負けたと思い、サロメ星人はにせ物が勝ったと思った。なぜだろうか。警備隊はセブンを信頼していないのか。もしかしたら負けるかもしれないという不安が消せないのか。

サロメ星人はにせウルトラセブンを作ったが、本物と同等の力っぽい。
同等なら引き分け。勝てないのではないか?サロメ星人はにせウルトラセブンを作るだけの科学力がありながら、同等では勝つことはないということに気がつかなかったのだろうか。1対1ではいい線いっていたので、せめてもう1台作っておけば、楽勝だったのではないか。1台分の予算しかなかったのだろうか。

第47話 あなたはだあれ?

団地に帰宅したが、誰からも知らないと言われるサトウはウルトラマンに出てきたムラマツキャップだ。後に仮面ライダーでは立花藤兵衛を演じる。

セブン対フック星人3人のハンデ戦。アントニオ猪木とはぐれ国際軍団のようだ。カプセル怪獣はセブンがいても出せるのだから、アギラやミクラスを出して3×3にすればいいのに。

第48話 史上最大の侵略 前編

前回まで元気だったウルトラセブン。
元気にフック星人を倒していたが、一週間経ったらフラフラだ。
子供の頃から疑問だった。この一週間でなにがあったのだろう。
再放送なんて毎日やるので、昨日まで元気だったのに1日で顔色があんなに悪くなるとは、一気に弱りすぎだ。

検査されると宇宙人というのがバレるのか。
定期検診とかどうしていたのだろう。銀河鉄道999のメーテルがアンタレスに生身の人間かどうか検査されていたがバレなかった。
ダンも定期検診のときはあらかじめカモフラージュランジェリーとかつけてゴマかしていたのだろう。

セブンと同じ顔をしたセブン上司が現れる。340号と呼ばれているダン。本名が340号なのだろうか。それが地球では7と呼ばれている。ダンも出世したなあと思っていたのだろうか。

子供の頃はセブン上司をセブンだと思っていた。自問自答しているものだとばかり思っていた。同じ姿形なものだから、そう見えても不自然ではない気がする。いつの間にセブン上司と呼ばれるようになったのだろう。最初からなのか。

第49話 史上最大の侵略 後編

ついにウルトラセブンも最終回。
ウィキペディアを見ると最終回の視聴率は28.5%。一時低迷した(とはいえ最低でも16.8%)視聴率を最後でかなり盛り返した。

ウルトラセブンの最終回といったら、ダンとアンヌの別れのシーン。
最後のセリフは「さよならアンヌ」でもなく「行かなくてはいけないんだ」とかでもなく「アマギ隊員がピンチなんだよ」だ。

やはり今週もフラフラのダン。
何でこんなに疲れてしまったのだろう。
これまで戦ってきた疲労の蓄積なのか。
そんな体で改造パンドンと戦うウルトラセブン。
ウルトラ警備隊の援護を受けて何とか倒すことができた。
そして、自分の星へと帰って行く。
何度見ても泣けるシーンだ。

最後に


ウルトラセブンのレーザーディスクは全12枚。
バンダイのエモーションレーベルで発売された。
映像を見なくても、このジャケットを見るだけでワクワクしてくる。

ウルトラセブンは今年で放送開始50周年。
いろんなイベントが開催されたり、本が出版されたりしている。
50年、早いものだ。


2017/08/21

寝てからまた起き出す母


認知症の母はたいてい午後8時前には就眠する。
寝たと思っても5、6回は起き出してきては「明日のご飯は…」とか「風呂のフタしめたっけ…」とか言ってくる。それでも8時半を過ぎればそんなこともなくなって眠る。
だが時折パジャマから着替えて起き出してくることがある。月に1回ぐらいはそのまま外へ出て行く。
理由は様々だ。
帰ってこない父を探しに行く、赤ん坊の息子を探しに行く、家に帰る…。
歩き足りないと、外から帰ってきても落ち着かない。
1時間から1時間半程度歩いてから戻ると、その後はぐっすりと眠る。
なので、外へ出て行ったらこっそりと後をつけ、歩き回らせる。
頃合い(1時間ぐらいが過ぎたら)を見て、声をかける。
十分歩き回っていると、そのまま大人しく一緒に戻ってくる。
まだ興奮しているとちょっとモメる。それでもう少し歩く。歩き疲れて無口になり、ようやく大人しくなって帰る。


先日の火曜日。
いつものように8時前には布団に入った。
だが、8時半過ぎにに起き出して、着替え始めた。
息子を迎えに行くと言う。
息子は私なので、「ほら、それは俺だよ。ここにいるよ」と言った。
これで安心することも多い。
「ああ、帰ってきてたのね」と言って再び布団に入る。
逆に興奮し始めることもある。
「何で変なこと言うんだ」「どこ行ったの」
この日は興奮し始めたのだった。

「あんたは違う。息子は?」
「まだ小さいのに…」
「かわいそうだ」

息子=私は50過ぎだが、母の中では赤ん坊になったり学生になったりする。
「明日探しに行こう」と言うがダメ。
今、この瞬間に息子がいないことが問題なのだ。明日では遅すぎる。
出て行こうとするので黙って見ている。
一緒に行くと私を攻撃(色々言ってくるだけではなく、殴ったり)してくるので、一人で行かせる。
たいていは一人で歩かせて、こっそり後からついていき、頃合い(1時間から1時間半程度)を見計らって連れて帰るのがパターンだ。
が、今回はそれが母の気に入らない。一緒に探しに行きたいようだ。
「薄情者」「息子がどうなってもいいのか」と一緒に行こうとしない私に苛立って、どんどん興奮がエスカレートしていく。
仕方がないので一緒に行こうとすると今度は拒否する。
私を押し戻し一人で出ていき、外からドアの前でゴソゴソしている。
自転車を移動させてドアを開かないようにしているのだ。

無理やりドアを開け、母と一緒に息子を探しに行く。
が、やはり思った通り私を攻撃してくる。
結局私から離れて一人で歩き回る。
私はちょっと離れて、母を見失わないように後ろをついていく。
時折振り返る母から隠れながらの尾行。側から見れば挙動不審だ。

母は1時間弱歩いてから、タクシーに乗ろうとしたので、追いかけてタクシーの運転手に事情を話す。
母はまだまだ興奮状態だ。
警察に行って、息子のことを聞きたいと言う。
「警察、警察」とあまりに騒ぐので連れて行く。
手をひっぱて、私が主導して道案内しながら20分程度歩くと警察へ着く。
話を聞いてくれたのは40代前半位の男性。
母と私が交互に住所とか名前、電話番号などを聞かれる。
「母は認知症なんです」と私が説明すると「ああ、そうでしたか」程度の反応だった。
よくあることなのか。
10分くらい母は言いたいことを言っていた。
まだ気が済まないようだったが、警察が何かするわけでもない。

以前家に警察を呼んだことがある。
母がフライパンを持って暴れて、手に負えなくなって呼んだのだ。
最初は包丁を探していたが、あらかじめ隠しておいたので、手近にあったフライパンで暴れたのだ。
母をこのまま連れて行ってもらって、1日ぐらい留置場にでも預かってもらえればと思った。
が、4、5人来た警察官は相手にしてられないという感じですぐに帰って行った。
他人が暴れて私に怪我を負わせれば傷害罪だろうが、身内の認知症だと適用されないのだ。
私のあちこち殴られた怪我は泣き寝入りだ。
右手の小指は未だに痛い。グーが握れなくなったのだ。ヒビが入っているのかもしれない。

で、話は戻る。
警察から母を連れて家に戻った。
午後11時近かったがまだ興奮して怒っている。
いつもは収まるのに収まらない。
だが、興奮したまま布団には入った。
疲れていたのだろう。
すぐに寝息を立て始めた。
やれやれ、これでようやく一安心だ。
このまま朝まで起き出さないように願う。

〈関連する記事〉


暴れる母

認知症の母への8つの対処法

認知症で何度も同じことを聞いてくる母への対処法

2017/08/17

こんな納豆はどうだ


納豆はほとんど毎朝食べている。
醤油をかけてかき混ぜてご飯にかけるだけ。
健康にも良いそうだ。

現在スーパーで売っている納豆は小分けされて、3つが1セットで売っているのが多い。
たいていはタレとカラシがついてくるようになった。
せっかく毎日食べているのだから飽きないように、また納豆嫌いの人にも食べやすいように、7つのアイディアを出してみた。

タレとカラシ以外のものをつけてみる

刻んだネギ。コンビニのソバにもネギがついてくる。あんな感じで納豆にもつけてはどうだろうか。
オリーブ油、ゴマ油。健康によさそうだ。
七味唐辛子は辛くなる。
砂糖。東北、北海道の一部の地域では納豆に入れて食べるそうだ。そういう地域では入っているか?
大根おろし。朝から大根おろしも面倒なので、つけてくれると便利だ。


有名人の納豆菌で納豆を作る

以前NHKの『解体新ショー』で放送していた。お笑いコンビ麒麟の田村の足から納豆菌を採取し、それで納豆を作ったのだ。
足の裏の臭いというのはまさに納豆菌の臭いなのだ。
イケメンの俳優の納豆菌で作った納豆やアイドルの納豆は売れるのではないか。
○○の納豆菌で作った納豆。


普通サイズ、小粒、ひき割りをブレンドする

昔は一種類の大きさしかなかったが、今は大きいのやら小さいのやら様々な大きさが選べる。細かく砕いたひき割り納豆もある。
そんな様々なサイズをすべて楽しめる納豆。
色んな食感を一度で楽しめるのだ。

臭いの強烈な納豆

臭いがダメっていう人も多い。納豆の臭いが少ない納豆も発売されている。
しかし、逆に納豆の臭いが好きだという人もいるだろう。
そんな人の為に臭いが通常の倍、4倍、8倍などという納豆を出してはどうだろう。
売り場が近づいてくると匂ってくる。
うなぎや焼き鳥みたいな感覚だ。

糸が強力な納豆

水分には弱いというので、水分に強い納豆。
ラーメンとかそばに入れると糸がなくなってしまうが、なくならない納豆。
カンダタもこの糸なら地獄から脱出できるくらいの糸だ。

カラフルな納豆

赤とか緑とか青とか黄色とか納豆に色をつける。
子供が喜びそうだ。
食欲がないときは、赤や黄色の納豆などと工夫できる。

名前を変える

納豆というと嫌いだという人がいる。
納豆=嫌いというイメージになっているので、納豆というネーミングをやめる。
「納豆?嫌いだから食べない」
「これ、納豆じゃないよ。ナ・トーっていうの」とか。
「ネバネバ豆」
「臭い豆」
「イトイトの元」などなど。

最後に

誰か商品化してくれないだろうか。
いや、実際何件かは商品化されているかもしれない。
あるいは商品化されても失敗に終わったとか。


2017/08/16

ウルトラセブン第42話から第45話の感想


ウルトラセブンのレーザーディスク第11巻。10巻までは怪獣、星人、ロボットが主役だったが、今回はウルトラホークが中心になっている。

第42話「ノンマルトの死者」
第43話「第四惑星の悪夢」
第44話「円盤が来た」
第45話「恐怖の超猿人」収録。

第42話 ノンマルトの使者

僕の故郷M78星雲では地球人のことをノンマルトと呼んでいる。ノンマルトとは人間のことだ。だが、たしかに少年はノンマルトと言った。それはどういう意味だろう。人間でもないノンマルトがいると言うのだろうか、というダンの声。
前任の恒点観測員からその辺の引き継ぎはなかったのだろう。ノンマルトは今海底にいるよとか、ノンマルトの代わりに人間が地上にいるぞとか。

海底都市はキリヤマの攻撃命令によって破壊された。
海底も人類のものになったのだ。
人類的にはこれでいいのかもしれないが、セブン的にはどうなんだろう。侵略者=地球人の味方をしてしまったと苦々しく思ったのだろうか。

「ノンマルトがほんとに地球の先住民だったのかどうか、それは全てが消滅してしまった今、永遠の謎となってしまったのです」とナレーション。
再放送を一緒に見ていた姉はえらく興奮した様子で、考えさせられる〜とか言っていたが、当時の私はあんまりわからなかった。

第43話 第四惑星の悪夢

ダンとソガと話している長官、顔の部品を外して中のメカを手入れしてもらっている。長官はロボットで女性秘書は人間らしい。女性が気を悪くしたらめちゃくちゃにされそうなのだが、どうなのだろう。

四つの月を見るダンとソガの二人。月が随分と近くに見える。気球とかですぐに着きそうだ。

建物の中で変身し、建物を破壊するセブン。いきなり巨大化するってのは周りの人間を巻き込むのではないか。

いつもと違うエメリウム光線。ボッボッボッボッという感じで出している。

第四惑星は存在したのか?
ダンとソガの二人が見たのは夢だったのか?
二人同時に同じ夢っていうのもないだろう。
ソガ隊員は撃たれたのだから、その怪我で分かるものではないか?
やれやれ、あれは夢だったのだと安心したら、傷が残っていて慄然とするのはよくあるパターンだ。
そもそもなんで夢ということにしてしまうのだ。たとえ1000回の通報が1000回とも嘘でも、出動するのが我々の義務ではないかというキリヤマ隊長の言葉もある。
現実だったと認めて、第四惑星に対して警戒するのが警備隊の任務ではないのか。

第44話 円盤が来た

今回は青年フクシンが主人公。ダンも警備隊もセブンも脇役だ。セブンの変身シーンもないし、戦闘シーンもパッとしない。

ペロリンガ星人の名前、自分たちがつけたのだろうか。このペロリンガ星人はこれまで何人もペロリンガ星へ地球人を連れて行っているようだ。地球がいやになった人を親切で連れて行ってあげているのだろうか。フクシンもペロリンガ星へ行きかけたようだが、ポインターで送られて帰って来た。ペロリンガ星人の少年は今回のフクシンのように、ペロリンガ星へ行きたい人間をスカウトしていたのだろうか。

第45話 恐怖の超猿人

中学校の同級生の女の子がゴーロン星人にそっくりだった。いつも見るたびに思っていたが口には出せなかった。
顔を忘れてしまっても、ゴーロン星人を見ると思い出す。アンヌに似た子はいなかった。残念だ。

ダンに計画を話すゴーロン星人。
猿と人間の脳波を入れ換えて、猿が支配するようにするという作戦だ。
猿の惑星がヒットしたが、猿が支配するというアイディアをセブンに取り入れたらこうなったという作品だ。
侵略者が謎の回もあれば、こうやって星人が説明してくれる回もある。
計画通りにはいかず、猿人間のゴリーもうまく支配できなかった。

最後はエメリウム光線でバラバラにされた。本当にバラバラだ。


2017/08/15

『ジョジョの奇妙な冒険』のマンホール


仙台では現在、『ジョジョの奇妙な冒険』のマンホールを設置している。
『荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町 2017』を盛り上げるための企画の一つで、9月10日までの限定だ。
私はデビュー作の『武装ポーカー』以来現在の『ジョジョリオン』までずっと荒木作品を読み続けてきた。
昨日お盆の休みを利用して、マンホールを見に行ってきた。
以下がマンホールのある場所だ。

1.東方仗助  西公園C60広場内「杜の都れんが下水洞窟」前に出現!
2.岸辺露伴  せんだいメディアテーク前に出現!
3.空条承太郎 広瀬通と東二番丁通の交差点に出現!
4.広瀬康一  広瀬通と東二番丁通の交差点 3.の向かい側に出現!
5.花京院典明 花京院郵便局周辺に出現!
6.杉本鈴美  ローソン柳町通店前に出現!
7.吉良吉影  仙台一番町一番街商店街内「むかでや」周辺に出現!
8.鋼田一豊大 セルコホーム ズーパラダイス八木山(八木山動物公園)東門周辺に出現!
9.音石明   地下鉄東西線荒井駅南1出口より徒歩1分の場所に出現!
仙台市のホームページから引用。
期間限定「ジョジョの奇妙な冒険」デザインの下水道マンホールを設置します

東方仗助

東方仗助とクレイジーダイヤモンド
杜王町を舞台にした『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の主人公だ。
映画もただいま公開中なのだが、私が昼過ぎに写真を取りに行った時には誰もいなかった。たまたまだろうか。
もっと人が集まっているのかと思ったのだが、ちょっと寂しい。
50過ぎのおっさんが写真を撮っているので怖がって誰も寄ってこないのだろうか。
マンホール近辺には看板も標識も何もないので、知らない人にはまったくわからない。
すぐ近くにはSLがある。


岸辺露伴

岸辺露伴のマンホールはせんだいメディアテーク前にある。人がごちゃごちゃと並んでいる。あんまり天気のよくない中、結構な賑わいだ。
せんだいメディアテークでは現在ジョジョ展を開催しているので人が多いのだ。
ジョジョのキャラクターマンホールはこのジョジョ展の関連企画。
これだけ人が多いと、企画を知らずにマンホールの上に乗っている人もいて写真を撮りにくい。
これはバス停近くにあるのだ。
岸辺露伴とヘブンズドアー
循環バスも出ている

空条承太郎

空条承太郎とスタープラチナ
ジョジョの奇妙な冒険第3部の主人公。
最強のスタンド、スタープラチナを操る。
『ジョジョの奇妙な冒険』でキャラクターの人気投票をやったら、一番人気ではないだろうか。
マンホールは広瀬通のローソン前にある。これはAWSONになってない。普通のローソンだ。

広瀬康一

広瀬康一の広瀬は広瀬通からとったのだ。ジョジョリオンの広瀬康穂も。
広瀬康一とエコーズ
こっちはセブンイレブンの前にある。承太郎の向かい側にあった。

花京院典明

花京院郵便局周辺にあると書かれている。花京院だから花京院なのだ。
花京院自身は杜王町とは何の関係もない。
花京院典明とハイエロファントグリーン
花京院郵便局

マンホールは郵便局の道路を挟んで隣のミニストップ前にあった。
ローソン、セブンイレブン、ミニストップ前にはあるが、ファミリーマート前だけがない。
ちなみに私は25年前、ここから1分の所に住んでいた。どうでもいいんだが。

杉本鈴美

今回のマンホールの中では唯一スタンド使いではない。かつ唯一の女性だ。
スタンドの代わりに愛犬のアーノルドが描かれている。
杉本鈴美とアーノルド
ご存知OWSON。
マンホールはローソン柳町店前にある。店頭では限定スタンプを押している。

吉良吉影

『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の適役、吉良吉影。
マンホールにはキラークイーンとシアーハートアタック。
イメージカラーは紫だ。
吉良吉影とキラークイーン

ジョジョフェスの垂れ幕
むかでや

マンホールは一番町のアーケード街にある。むかでやの近く、アーケード街の歩行者天国の真ん中。
できるだけ目立たないように生きてきた吉良吉影のマンホールは、一番目立つ一番町にあるのだ。

市の中心部のマンホールはこの7つ。
隠れキャラのウワサはないが、話題作りで作ったらどうだろう。
しげちーなんて丸っこいし、マンホールにはもってこいの感じがする。

鋼田一豊大と音石明はまた今度。 
この二人は地下鉄東西線の端と端にある。
これは地下鉄を利用しろということか。

今回は水道局のマンホールだけだったが、東北電力のマンホールも参加したらどうだろう。音石明のレッドホットチリペッパーなんてのにはピッタリだ。

期間限定だなんてもったいないので、恒久的に設置しておけないものだろうか。



2017/08/14

暴れる母


先週の日曜日午前11時過ぎ、父の仏壇に線香をあげた母。
父は10年以上前に死んでいる。
線香をあげた直後に父はどうしたのかと聞いてきた。

父はどうしたのだとの質問はいつものことだ。
今回はいつもと違って、線香をあげた直後だった。
どうしたのって、仏壇に線香をあげてるんだから、死んでいるのだ。

父はどうしたのとの質問に、答えるパターンは二通り。

「死んだんだよ」と正直に言うパターンと「今出かけているよ」みたいに生きていると言うパターンだ。
どっちを答えても大丈夫なときもあればダメなときもある。

大丈夫なときは、「そうか死んじゃったのか」としみじみ語ったり、「そういえばそうだったね」と納得する。

ダメなときは、「いや、そんなことはない、生きているはずだ」となったり、「さっきまでいたのに、黙ってどこへ行ったの」と怒り出したりする。

大丈夫だと思っても怒り出すときもあれば、ダメだと思ってもすぐ落ちつくこともある。

この日は線香をあげた直後でもあり、「死んだんだよ」と答えた。
すると母は表情が険しくなり、「そんなはずはない」と言う。
ダメなパターンか。

「今線香をあげたじゃない」と言ってもダメだ。
「さっきまで喋っていた」「どこに行った」と段々興奮しながら喋る。
私と喋っていたことを、父と喋っていたとカンちがいしているのかもしれない。

「もう十年前に死んだんだよ」
「いや、そんなことはない。生きてる」「死んだって、何だってそんなこと言うの!」「殺したの?」
自分の言葉に背中を押されるように、どんどん興奮していく母。


「じゃお墓参り行こうか」
「何しに行くの」
「お父さんのお墓参りだ」

家にいてもラチがあかない。こうなると納得させるのは無理なのだ。
気分転換させるために、お墓参りを口実に車で連れ出すことにした。
これで興奮は収まることもある。

車に乗っても「どこに行くんだ!」と興奮している。

「お墓だよ」

「死んでないよ。病院へ行け」「こっちは病院ではない、どこに連れて行くの」

足でダッシュボードをガツガツ蹴ったり、ティッシュの箱を潰したりしている。
「降りる!」「降ろせ」とか言って施錠をときドアを開ける。いつも鍵の開け方をわからないのに、こんな時はすぐにわかるのだ。
路肩に寄せブレーキを踏む。母はそのままシートベルトを外して出て行った。

しばらく歩き回れば落ち着くケースもあるので、そのまま出て行ったのを見送っていた。
そっと後をつけて歩き回らせるのだ。が、母はすぐに戻ってきて車に乗り込んだ。

とりあえず家に戻るが、興奮は冷めない様子。
こういうときは拒否に合い頓服薬を飲ませることもできない。
これ飲んでと言っても素直にはい飲みますとは絶対ならない。

車に乗せるとまた途中で降りたりして危険なので車の鍵を締める。
だが、また家に戻ってきたことが不満な様子だ。
車に乗せろと騒ぎ出した。

庭のレンガを拾い、車のドアノブをガツッガツッと結構な力で叩き出した。
止めようとする私にレンガを投げつける。
そしてまた大きめの石を拾いドアを叩く。
指を怪我したようで、血が出ているが構わずドアを打ち付ける。
車に血が付いて交通事故でも起こしたようだ。

仕方なく再び車に乗せる。
「死んでるわけないだろ。さっきまで喋っていた。そんなこともわからないのか。バカ。バカ」とか罵詈雑言。
乗っているのがすぐに嫌になったのか、騒ぐのですぐ家に戻る。

家に戻ると母はすぐ布団を敷き始め、そのまま布団に潜り込んだ。
いつもは興奮状態が2時間ぐらい続くのだが、この日は自分から布団に入った。
初めてのパターンだ。

昼を過ぎ私は一人で昼食をとった。一度母が起きてきてトイレに行った。また暴れるのかと緊張したが、すぐに布団に戻り寝てしまった。

午後1時過ぎ、何事もなかったように母は起きてきた。
表情は晴れやかで、興奮は収まったようだ。

飲んでいる薬はメマリー20mg、抑肝散、背中にイクセロンパッチ18mgを貼っている。
薬を飲んでいても暴れるのならば、飲まなくてもいいのではないかと疑問が湧く。

そもそも薬を飲んだからこそ攻撃性が増して暴れたのかも知れないし、そこはもう本来の症状なのか薬のせいなのかはわからない。

〈関連する記事〉


認知症の母への8つの対処法

認知症で何度も同じことを聞いてくる母への対処法


2017/08/10

幅の狭い車たち


先代のスズキソリオに乗った。
随分背の高い車だなと思って乗り込む。
背が高いので天井は高く、車内は広々としている。
車幅は狭いのだが、不思議なことに中は広いのだ。
エンジンはプッシュボタンで始動。
視界が良くて取り回しが楽々、運転がしやすい。
車幅が狭いので狭い道も気楽に進める。対向車が来ても落ちつていられる。
車内が狭くならなければ、車幅は狭い方が運転は楽だ。

現行車種で車幅が狭い車を調べてみた。

トヨタ・パッソ

全幅1665mm。
ダイハツが作っているブーン。そのトヨタ版がパッソだ。
ブランド、営業力その他で同じ車でもトヨタの方が売れるのだ。
ヴィッツの下のクラスは、海外ではアイゴを作っていたが、国内はダイハツに任せた。
私はアイゴのデザインが良かったが、国内導入はなかった。

ダイハツ・ブーン

全幅1665mm。
ダイハツが作る、軽自動車の普通車版がブーン。ちょっとおかしな表現だが、軽自動車のノウハウを普通車に応用したのだ。
トヨタのパッソと同じ車でも、ダイハツが売るとなると販売台数はグッと少なくなる。

ニッサン・マーチ

全幅1665mm。
取り回しのいい車だが、欧州では新型が発売されている。新型だと全幅は1743mm。
カッコいいので日本でも発売してほしいが、ノートとの兼ね合いで国内導入はなし?
もしそうなったらマーチはどうなる。

ミツビシ・ミラージュ

全幅1665mm。
なぜか4WDがない。4WDは売れないと思っているからだろうか。
特に選ぶ理由がないみたいなことが書かれた記事をよくみかけるが、安く買えるのは十分選ぶ理由になるのではないか。
普通に走って止まって何の不満もない車だ。安く買えるのだから文句はない。

スズキ・ソリオ

先代ソリオは1620mmだったが、今のソリオは1625mm。5mmだけだが大きくなった。
大きくするのは簡単だが、小さくするのは難しいのだろう。
3代目は車幅1615mmぐらいに縮まればスゴイ。

スズキ・ジムニーシエラ

全幅1600mm。
ジムニーの名前の通り、軽自動車ジムニーの普通車バージョン。
ベースは軽自動車なので、車幅は狭い。

最後に

ソリオの後追いルーミー、タンク、トール、ジャスティは1670mm。
ソリオとは50mmも違う。最初から1620mmにする気はなかったのか。