ソニーのディスクマン・D-Z555
ソニーのディスクマン・D-Z555 CDが普及したのはソニーのポータブルCDプレーヤーD-50の存在が大きい。 ポータブルタイプとは言え、値段は一気に49,000円。 ソニーの据え置き型CDプレーヤー1号機は168,000円。 この値段じゃすぐには普及しないよねえ。 それから2年で約3分の1。 CDを普及させたいソニーの意気込みが伝わる。 それに大きさがよかったね。 直径が12センチのCDを生かした小型化だ。 直径30センチのLPレコードじゃあ、その以下のサイズには出来ないからね。 とはいえフラミンゴみたいな機種もあったけど。 その後2代目のD-50mkⅡ が登場、この機種からソニーのポータブルCDプレーヤーはディスクマンを名乗った。 D-Z555 私はディスクマンを3台買ったが、最初に買ったのがD-Z555。 ソニーの気合が入ったディスクマンの最上位機種だ。 値段は64,000円。 でもソニーのエースナンバーは777だから、Z777っていうのも出して欲しかったね。 あるいはこの機種が555じゃなくて、777でも良かったと思うんだが。 上面 テンキーもつけて欲しかった。 左側面 光出力端子とリモート端子がある。どちらも使ったことがない。 右側面 ヘッドフォン出力がある。 後面 LINE OUTと電源。 底面 バッテリーはここから入れる。 バッテリー ヘタっていてもう使えない。 キャリングケース カッコイイ本体が隠れてしまうので、ほとんど使わずむき出しで持ち歩いた。 箱 箱の裏面 車に乗っけていたが、段差なんかでショックがあるとすぐ音が飛んだ。 後年のディスクマンは音飛び対策でメモリーが搭載されていた。 私がこの後買ったディスクマンは安かったがついていて、車にはそっちを積んでCDを聴いていた。 ウォークマンは同じような価格帯にウォークマンプロフェッショナルという機種があった。ディスクマンにはそのような名前は使われなかった。あってもよさそうなものなんだけどね。 今でも電源は入るのだが、モーターがヘタってCDを再生出来ない。 ただの置物になってしまったが、毎日ただこうやって眺めているのも悪くない。