カプセル怪獣
『ウルトラセブン』に登場したカプセル怪獣。
モロボシダンが使うが、セブンに変身してからは使った事はない。
まあ、セブンに変身すればほぼ自分で解決出来るのでカプセル怪獣の助けはいらないのだろうが、キングジョーみたいな強敵には一緒に戦って共闘する場面も見たかった。
『ウルトラセブン』は『ウルトラマン』とは違い地球を侵略してくる宇宙人とセブンの戦い。
『ウルトラマン』に比べると怪獣の出番は大きく減った。
メインの視聴者の子供達はやっぱり怪獣が見たいハズ。
そんな願いを少しだが叶えたのがカプセル怪獣達だった。
ミクラス
第3話『湖のひみつ』で初登場。
長い角2本、短い角2本の計4本ある角が強そうだが口がオバQ。
緑色のカプセルから登場。
登場してエレキングに体当たり、お互い後ろにひっくり返る。
突進力がありそうなミクラスだが、パワーはエレキングと互角なのか。
取っ組み合いになりグラウンドの攻防戦。
どちらも寝技は得意ではないのか、画面が切り替わるとスタンディングに戻っている。
ハラハラしながらミクラスの戦いを見守るダンはウルトラアイを盗まれて変身出来ないのだ。
エレキングは尻尾をミクラスに巻きつけるが、そのまま振り回されてぶん投げられる。
めげずに立ち上がるエレキング、口から光線を放ちミクラウスの周囲を炎で囲む。
口を開けて光線を放つのならわかりやすいが、エレキングの口は閉じたままで光線を放つので出すタイミングがわかりづらい。
尻尾をムチのように振り回しミクラスを3度ぶっ叩く。
3度目の脳天への打撃がかなり効いたようでフラフラしているミクラス。
エレキングはなぜか一度自分にグルグル巻いた尻尾をミクラスに巻きつけた。
抵抗せず尻尾に巻きつかれたミクラスにエレキングは電流を流す。
ビリビリビリと効いている様子。
これで十分と思ったのかエレキングが尻尾を解くとミクラスは両膝をつき倒れる。
「ミクラス、戻れ」とダンが回収、ミクラスは敗北した。
第25話『零下140度の対決』で再登場。
ウルトラアイを落としてしまい変身出来ないダンが黄色のカプセルを「ミクラス、行けー」の掛け声と共に投げて出現させた。
対決するのはガンダー、三角の顔に飛び出した目、逆三角形の翼が左右にある凍結怪獣だ。
吹雪の中の対決、ミクラスは突進するもガンダーは飛び上がる。
着地したミクラスはガンダーをぶん殴りダウンさせる。
そこへ突進するが避けられて前へつんのめるミクラス。
おんぶおばけのように後ろに張り付くガンダー。
ミクラスは振りほどこうとするが中々離れない。
だが一本背負いで投げるミクラス。
突進するが飛んでかわすガンダー。
やっぱり空を飛べるのってのはかなりのアドバンテージだ。
カプセル怪獣に空を飛べる怪獣はいない。
1匹くらいラドンのような怪獣がいてもよかったと思う。
口から冷凍光線を出すガンダー。
負けじといかにも熱そうな赤い光線を吐くミクラス。
飛び蹴りをくらい倒れたミクラスを殴る蹴るのガンダー、飛び回ってもスタミナは切れないようだ。
善戦したが結局敗退のミクラスは勝ち星ナシでウルトラセブンの出演を終えた。
見た目は強そうなんだが。
身長:ミクロ-40メートル
体重:0-2万トン
出身地:M78星雲バッファロー星
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