バブルで浮かれていた日本。
ヒットチャートの第1位は小田和正『ラブストーリーは突然に』
この頃はテレビ番組をまったく見ていなかった時期だが、この曲は知っていた。
それほど流行った曲なんだろうな。
そんな平成年に発売されたソニーのステレオラジカセ。
CFS-DW35
ドデカホーン
22,000円。
ご存知ドデカホーンなのだが、ドデカホーンというブランドを全然大事にしてない感じ。
カタログの中で、『重低音ドデカホーンだから〜』と説明しているのみ。
●最大外形寸法:幅630x高さ190x奥行172mm(EIAJ)
●重さ:5.6kg(乾電池含む)
CFS-W304
14,000円。
カタログには、『おこづかいでいけちゃうね。』とある。
確かに安いラジカセだけど、ダブルカセットだ。
●最大外形寸法:幅566x高さ151x奥行153.5mm(EIAJ)
●重さ:2.9kg(乾電池含む)
CFS-E23
11,000円
CFS-E22の後継機種。
CFS-W304のシングルカセットバージョンだね。
●最大外形寸法:幅460x高さ145x奥行160mm(EIAJ)
●重さ:2.4kg(乾電池含む)
ZS-7
ソナホーク
69,800円。
リモコン電動スタンド「ジャイロステージ」付属のステレオラジカセ。
ジャイロステージとは、本体を左右に30度、上下に20度動かせる電動スタンド。
扇風機の首振りみたいなもんだね。
なので、いつも自分の位置にZS-7を向けて音楽を聞けるのだ。
まあ、その効果はともかく、動く様がメカメカしててカッコよかった。
デッキ部も充実していてドルビーB・NR搭載、久々にメタルテープの録音も出来た。
型番もCFDではなくZSになった。
●最大外形寸法:幅480x高さ198x奥行252.5mm(EIAJ)
●重さ:7.9kg(乾電池含む)
ZS-5
54,800円。
サイズ、重さはZS-7と一緒。
だがこちらにはジャイロステージがつかない。
ZS-5本体だけだとZS-7より安いが動かないのだ。
別売りのジャイロステージは11,000円。
これを買えばZS-7のようにリモコンで動かせる。
ZS-5とジャイロステージを買えば合計65,800円。
ZS-7の69,800円より安く買える。
じゃあ値段の差は何かというと、ZS-7には大型液晶ディスプレイとDSPサラウンドがつくのだ。
●最大外形寸法:幅480x高さ198x奥行252.5mm(EIAJ)
●重さ:7.9kg(乾電池含む)
CFD-333
49,000円。
CFD-330の後継機種。
●最大外形寸法:幅660x高さ228x奥行235mm(EIAJ)
●重さ:8.0kg(乾電池含む)
まとめ
ソナホークZS-7、ZS-5が登場。バブルはこの年に崩壊したが、まだまだバブルっぽさの残るラジカセだ。
私は後年に出たZS-70を買ったのだが、電動で動くジャイロステージのギミックが楽しかったな。