ウルトラQ第9話から第12話の感想
レーザーディスク『ウルトラQvol.3』 |
第9話『クモ男爵』
第10話『地底超特急西へ』
第11話『バルンガ』
第12話『鳥を見た』
第9話『クモ男爵』
パーティーの帰り、道に迷った万城目達。
どんな田舎でパーティーをやっていたのだ?
底なし沼まであったりして、一体どこなのだ?
今回はいつもの3人組に加え見知らぬ3人がいる。
一体どんな関係だ?
謎だらけだが謎の洋館にたどり着く。
古びた洋館っていうだけでもう準備は整った感じだ。
後はいかに見ている子供達を怖がらせるかだね。
その答えはクモだ。
大きなクモ。
クモを見ただけで怖がる人もいるのに、それが人間よりもデカイのだ。
万城目じゃなくてもビックリするよ。
でも万城目がでっかいクモを見たと言っても誰も信じない。
これまでサルや植物やモグラなんかの大きな奴が出てきたんだから、大きなクモがいたっておかしくはないんだけどねえ。
第10話『地底超特急西へ』
今回は東京と北九州を3時間で結ぶ地底超特急が出てくる。
私が子供の頃は、21世紀にはリニアモーターカーが走り回っている未来図が良く雑誌に乗った。
そんな未来感が漂うのが地底超特急だ。
時速は450キロ。
名前はいなずま号だが、そこまでは早くはないな。
でも450キロなら十分早いね。
人口生命M1号も出てくる。
最後はこいつとイタチ少年が宇宙に飛ばされる。
こんな終わり方でいいのか。
イタチ少年、地球に帰ってこれないよねえ。
ギャクマンガみたいなノリの回だから、これでいいのか。
第11話『バルンガ』
風船怪獣バルンガが登場。
怪獣と言ってもただ浮いているだけだ。
ただ浮いているだけだが、近くのエネルギーを吸い取ってしまう。
退治しようとしても出来ない。
ミサイルを打ち込んでも爆発したエネルギーを吸い取って大きくなっていく。
強いな、バルンガ。
台風にも吹き飛ばされずさらに大きくなった。
宇宙から来たようだが、地球に来る前はどこで何をしてたんだろうね。
最後は人口太陽に向かって飛んでいったが、どうなったんだろう。
ドラえもんの『バイバイン』みたいな終わり方だね。
第12話『鳥を見た』
冒頭、動物園の動物達が騒いでいる。
翌朝、全部がいなくなっている。
どうしていなくなったのか。
それは描写はないけれども、多分鳥が食べたのだ。
デカイ鳥なので、食べる量も多いのだね。
倒れている男だけは食べられなかったのかな。
漂流してきた船に乗っていた小鳥が、動物園に出た鳥なのだろうか。
それとも、昔は群れをなしていたそうだから、別々の個体なのかな。
由利子は図鑑で小鳥を調べるが、似てないラルゲユウスだと確信する。
由利子には小鳥が何故かそう見えなのだろう。
小鳥は三郎少年と仲良くなるが、悪さをした小鳥は連れていかれる。
留置場の鳥カゴの中で巨大化していくシーンは必見だ。
飛び立ったラルゲユウスは、飛んでいるだけで被害を出す。
ラドンのようだね。
フィルムの一部もラドンを使っているようだ。
最後はどこかへ飛んで行って幕だが、退治しなくて大丈夫なのかな。
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