ウルトラマンA
第52話「明日のエースは君だ!」
昭和48年3月30日放送リンク
お互い光線を出し合うが、1機が撃墜される。
TACは調査に行くが、全員で出動だ。
最終回だから、全員をしっかりと見せる為か。
全員地上にいるが、1機は無傷で飛んでいるんだから、そっちも調査しないとなあ。
ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブンのお面をつけた子供たちが、サイモン星人をいじめている。
強いというか無謀な子供たち。
宇宙人がどんな能力を持っているかわからないのにな。
サイモン星人は撃墜された円盤に乗っていたのだ。
「ねえ、そいつ、死刑にするの?」と聞いてくる子供。
宇宙人は死刑にすると思っているのだ。
北斗は「ウルトラ兄弟は弱い者いじめはしない。何もしない宇宙人の子供を、訳もなくいじめたりはしない」と答える。
お面を取る子供たちに北斗は続ける。
「ウルトラ兄弟はゾフィーもマンもセブンも弱い者の味方なんだ」
サイモン星人を車に乗せて基地へ向かうTACの面々。
サイモン星人は普通に座席に座っているが、TACは無防備すぎるな。
そもそもこのサイモン星人の乗っていた円盤を撃墜したもう1機の円盤を探せよな。
ヤプールが超獣たちの怨霊を合体させてジャンボキングが登場した。
ジャンボでキング、最後の相手にふさわしい名前だな。
攻撃してくるジャンボキング。
北斗はサイモン星人を連れて逃げる。
「隊長、とても応戦出来ません」
「このままでは全滅してしまいます」の言葉で退避の指示を出す竜隊長。
誰も北斗の事を気にかけない。
全員=北斗以外。
北斗は子供たちの基地へ退避した。
サイモン星人と仲直りする子供たち。
医者の息子が手当をしてくれる。
サイモン星人を引き渡せとヤプールは要求してくる。
サイモン星人を守ると決意する子供たち。
「超獣は俺に任せておけ」と超獣を攻撃に行こうとする北斗の足を、後ろからサイモンが光線を浴びせる。
歩けなくなる北斗。
サイモン星人は北斗を行かせたくなかったんだと勝手に解釈している。
タック基地。
出撃するタックファルコンとタックアロー。
暴れ回るジャンボキング、口からは炎を吐いている。
ジャンボキングの鳴き声が聞こえ、「俺が様子を見てくるよ」と子供の一人が言って出て行く。
「戻るんだ。表に出たら危ない」と北斗は言うが、子供の基地なんてジャンボキングに踏みつけられたら終わりだよなあ。
子供の基地の中にいる方が危ないかもしれない。
タックは攻撃を開始。
口からミサイルを出すジャンボキング。
超獣を移動させる為、ジャンボキングを釣り上げようとするが失敗、アロー2機は撃墜される。
「今日は町の半分を破壊した。後の半分は明日まで取っておいてやろう。明日の朝8時までにサイモンを渡すのだ」
ジャンボキングは姿を消した。
エースが来るまでサイモン星人は自分たちが守ろうと決意する子供たち。
「僕はTACに帰らなければならない。ここは君たちにまかせたぞ」と北斗。
サイモン星人を基地に一緒に連れて行けばいいのにな。
子供たちの責任が重大過ぎる。
TAC本部でジャンボキングの研究が進められた。
ジャンボキングはこれまで出て来た超獣の強い部分を集めた超獣だ。
「超獣の王とでも言うべき、最強の超獣だ」
TACは細胞分解ミサイルを試すことになった。
「街も子供たちの心も、破壊させてはならん」
「明日はエースになろう。明日こそはどんなことがあっても」と北斗が考えていると、夜空に夕子の姿が現れた。
「星司さん。もしあなたがウルトラマンエースだということを誰かに知られたら、あなたは二度と人間の姿に戻れないのよ」
「知っている。しかしどうして今、俺にそれを言うんだ」
その言葉には答えずに消え夕子は消えた。
翌日、北斗は子供たちの元へ行くと、子供基地には子供たちが増えている。
8時になるとサイモン星人の触覚が点滅。
細胞分解ミサイルはジャンボキングに命中し爆発。
だが煙の中からジャンボキングが登場。
まったく効き目がなかったようで、暴れるジャンボキング。
子供たちは逃げ出し、北斗と共に逃げるサイモン星人。
そこでサイモン星人はテレパシーで北斗に告げる。
「私の声に聞き覚えはないか」
「ヤプール」
「その通り。ジャンボキングを操っているのは、この私だ」と正体を自ら暴露。
ヤプールならば撃つべしとサイモン星人を撃とうとする北斗だが、子供たちがそれを止める。
「みんなの前で私を撃つがいい。誰も私をヤプールだと信じてはいない。私を撃てば、お前は子供たちの信頼を裏切ることになるぞ」
「人間の子供から優しさを奪い、ウルトラマンエースを地上から抹殺する事が、私の目的だったのだ」
だがそんな声に惑わされずサイモン星人を撃った北斗。
子供たちは撃たれたサイモン星人に駆け寄り北斗を非難する。
「コイツはヤプールだったんだ」
「ウソだ。信じるもんか」
「どうしてサイモンがヤプールなんだ。証拠を見せろ」
子供たちは最初、サイモン星人をいじめてたのに、随分な変化だな。
「テレパシーだ。テレパシーでコイツがそう言った」と北斗。
「デタラメ言うな。人間のくせに何でテレパシーがあるんだ」
「テレパシーがあるのはウルトラ兄弟だけだ」
北斗が空を見上げると、夕子の声が聞こえる。
「星司さん。もしあなたがウルトラマンエースだという事を誰かに知られたら、あなたは二度と人間の姿に戻れないのよ」
「もう優しさなんて信じないぞ」
「TACは超獣を倒せないもんだから、サイモンを殺したんだ」
「オレたちだってもうお前の言うことなんか聞くもんか」
「ボクがヤツのテレパシーをわかったのは、それは僕が、ウルトラマンエースだからだ」
ガーンと音がする。
TACの面々もやって来る。
「ウソだ」
「ウソじゃない。見ていてくれ。これがウルトラマンエース最後の戦いだ」
北斗がウルトラマンエースに変身した。
エースの姿の北斗が語りかける。
「彼らに真実を伝えるには、こうするしか仕方がなかった。さようなら地球よ。さようならTACの仲間たち。さようなら、北斗星司」
ジャンボキングとの最後の戦いに挑むエース。
ジャンボキングに馬乗りして攻撃する。
ジャンボキングみたいな体型ならば、どうしても乗りたくなるよな。
最後はメタリウム光線、そしてギロチンショット。
ジャンボキングの首が飛びエースの勝利だ。
夕焼けを背景に立つエース。
「優しさを失わないでくれ。弱い者を労り、互いに助け合い、どこの国の人たちとも、友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。たとえその気持ちが、何百回裏切られようとも。それが私の最後の願いだ」
そう言い残して飛び去るウルトラマンエース。
「さよならー」と手を振る子供たち。
竜隊長が「北斗」とつぶやく。
他の隊員たちのセリフはないが、一人一人紹介される。
最後にエースの姿が映し出され、おわりの文字。
そう言い残して飛び去るウルトラマンエース。
「さよならー」と手を振る子供たち。
竜隊長が「北斗」とつぶやく。
他の隊員たちのセリフはないが、一人一人紹介される。
最後にエースの姿が映し出され、おわりの文字。
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