私が小学校4年生の時に親父が車を買った。
ホンダのシビックだった。
それまでは遠くへ出かけるのにはバスや鉄道を使っていた。
それがほとんど車になった。
ほとんどどころか全てかな。
家族全員でどこかへ行く時に、これ以降バスや電車を使った記憶はないな。
そんなシビックが今年復活した。
復活したと言っても、日本国内ので発売が復活であり、世界では普通に売っていた。
海外では好調だ。
日本で売れなくても、まあ問題はない。
シビックは大きくなり、値段も上がった。
販売台数が減ったので国内には投入しなくなったのだ。
それまでのシビックの位置にはフィットが座り、爆発的に売れた。
そんなシビックが復活だ。
ホンダシビック ホンダのホームページ
復活したが、ホンダも日本においてそれほどシビックが売れるとは考えてないだろう。
売れるんであれば一旦販売を止めることもなかったんだし。
今復活してもいきなり売れるとは思えない。
積極的に売ろうとも考えてはないのだろう、売れ筋のハイブリッドがない。
トヨタはカムリの広告宣伝でセダン復活を掲げている。
が、セールストークであって実際に復活するとはトヨタも考えてはいないだろう。
これまでのカムリユーザーの買い替えとマークX、SAIからの買い替え狙いだろうね。
なぜセダンは売れなくなったのか。
ミニバンと比べてみればどうだろう。
アメリカ人にとってはミニでも、日本人にとっては十分に大きい。
セダンに比べれば居住性が圧倒的にいいのだ。
走りを求める層はそれほど多くはないだろうが、ミニバンでも走りはいい。
広々としていて走りもいい、値段が同じならミニバンを買うとなったのだろう。
SUVと比べればどうか。
やはりセダンっていうのは古いって感じるのかな。
私みたいなオッサンだとセダンがいいと思うのだが、結局昔ながらのカタチだ。
車の基本形だが新鮮味はない。
セダンを選ぶのは年配の人間が多いのだ。
メーカーは当然売れるものに力を入れる。
セダンの販売台数は減り続け、選ぶ選択肢も少なくなった。
そんな中でのシビック復活なのだ。
シビックはハッチバック、セダン、そしてタイプRから選べる。
やっぱり買うならタイプRだろうな。