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2017/08/01

ウルトラセブン第34話から第37話の感想

ウルトラセブンのレーザーディスク第9巻。ネコ背のダンカンがメインで書かれている。セブンをも操るダンカンは星人とつかないで怪獣扱いなのだ。

第34話「侵略する死者たち」
第35話「月世界の戦慄」
第36話「必殺の0.1秒」
第37話「盗まれたウルトラアイ」収録。


第34話 侵略する死者たち

怪獣も星人も登場しない。
何度再放送を見ても、ほとんど記憶に残らなかった。
後の評価はそれなりに高いかもしれないが、子供の評価では強い星人とか怪獣が記憶に残るのであって、今回のような話は、子供からするとおもしろいとは言えないのではないか。

「ただのイタズラとも思えん」と言うキリヤマ隊長。そりゃあイタズラで死体を生き返らせたりはできないだろう。

小さく人形のようにされてしまうセブン、これは念力ではないだろう。なにかこう超越的な力を持っているのが不気味だ。キングジョーみたいな肉体的な強さなら単純だが、よくわからない能力が怖い。

コップを被せられて脱出できないセブン。超人的な力を持つセブンをもてあそぶシャドーマン。
セブンはなんで光線を出したのかわからない。火事を起こして誰かを呼ぼうとしたのだろうか。実際そのおかげで脱出はできた。

終盤はウルトラ警備隊が大活躍。
円盤を撃退し、捕まって人形のようなセブンも救出。
超越的な力を持っていてセブンさえ取り込んだのに、ホークのミサイルで蹴散らされるのは不満。まあ、そうしないと物語が終わらないから仕方がないか。

最後に電話を取るダン。なんかよくわからないラスト。

第35話 蒸発都市

敵に操られてウルトラ警備隊を襲うセブン。
時折セブン以上の活躍を見せるウルトラ警備隊だ。アイスラッガーの攻撃も間一髪でかわす。

エメリウム光線を受けたダンカンはキレイに溶ける。ダンカンって星人だと思っていたが、星人とはつかず怪獣扱いなのだ。

第36話 月世界の戦慄

キリヤマ隊長とクラタ隊長を揃って亡き者にしようとするザンパ星人。シラハマ隊員に成りすまして復讐の機会を伺っていた。

今回はセブンの動きが遅い。月だからなのか。零下180度の夜となりピンチになる。
隕石が落ちてきて、その爆発の光を浴びて蘇ったセブン。いきなりワイドショットを決めて勝利した。隕石はたまたま落ちてきたのか。もし落ちてこなかったら勝利できなかったか。

第37話 盗まれたウルトラアイ

盗まれたウルトラアイとタイトルがついているが、これで何度目だ。何度も盗まれたり落としたりしているので、37話にもなってわざわざタイトルにする意味があったのだろうか。今更って感じだ。
そこでもっとふさわしいタイトルを考えてみた。

・盗まれたウルトラアイエピソード4
・盗まれたウルトラアイアイアイアイお猿さんだよ
・ぬ、ぬ、ぬ、盗まれたウルトラアイ
・盗まれたウルトラアイはつらいよ
・盗まれたウルトラアイ対メカ盗まれたウルトラアイ
・盗まれたウルトラアイよ永遠に
・逆襲の盗まれたウルトラアイ
・世界の中心で盗まれたウルトラアイ
・モロボシ、ウルトラアイ盗まれたってよ

以前盗まれたり落としたりしないためにという記事を書いたので、是非参考にしてもらいたい。