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2017/07/25

ウルトラセブン第30話から第33話の感想

ウルトラセブンのレーザーディスク第8巻。今回はペガ星人が大きく書かれている。それほど有名で人気がある星人だとは思えないが、今回の4作だとやはりペガ星人だろうか。プラチク星人あたりでもよかった気もする。

第30話「栄光は誰のために」
第31話「悪魔の住む花」
第32話「必殺の0.1秒」
第33話「散歩する惑星」収録。



第30話 栄光は誰のために

プラチク星人はプラスチックから命名したのだろうか。たまにおばさんなんかで、カイロプラクティックをカイロプラチックと呼ぶ人がいる。そんなおばさんが命名したのだろう。

プラチク星人により固まるセブン。が、あんまり効き目がないのかすぐに復活するセブン。
プラチク星人はエメリウム光線を浴びるも、骨だけになって生きていた。だが、アオキにウルトラガンで射殺された。しぶといんだかなんだかわからない。

アオキは死んでしまうが、子供の頃に見たときはこんな生意気なやつは死んで当然みたいに感じたんだろう。感情移入できないし、あんまり記憶に残っていなかった。

第31話 悪魔の住む花

ウルトラセブンの中ではそれほど人気のある回ではないかもしれないが、松坂慶子が出演しているので、よくテレビの特番なんかで紹介されている。

ミクロの決死園という映画があったが、そのセブン版だ。ストーリーは単純だが、人体の内部が見所なのだ。ミクロの決死園は映画だが、セブンは予算の少ないテレビシリーズ。よく撮影しようという気になったものだ。

「こんな美しい顔で、血を吸うわけがない」とダンは言う。そうか?美しい顔で吸血鬼っていうのもいそうだが。

登場するのはダリー。ウルトラセブンの登場怪獣の中では最小か。劇中では怪獣ではなく宇宙細菌と言っているので小さいのは当たり前だ。

第32話 必殺の0.1秒

「貴様、何者だ」と言うソガに対して答えるペガ星人。
その後もソガの質問に逐一答えていくペガ星人。
そもそも誰が侵略しているのかはっきりしない回もあれば、こうやってキチンと説明をしてくれる星人もいる。宇宙は広い。

ペガ星人は地球の気圧に耐えられない。そんなんでよく侵略しにやってきたものだ。
最後はエメリウム光線を浴び、爆発しないで膨らんで死んだ。

第33話 散歩する惑星

地球防衛軍は怪電磁波のせいでレーザーやウルトラホークが使えない。ダンも怪電磁波でセブンに変身できない。すごいな、怪電磁波。

防衛軍基地を爆破しようとしていたが、結局誰がそんなことをしようとしたのかは不明のままだ。防衛軍もあちこちから恨みを買っているはずだから、思い当たる節がありすぎて今回の敵を特定できないだろう。

カプセル怪獣の3匹目アギラはこの32話になって初登場。これまでミクラスやウィンダムは複数回出ていたが、アギラはようやく登場。ダンはどういう基準で選んでいるのだろう。アニメのレインボーマンでもダッシュ1が中々出てこないでダッシュ6とかばかり出てきた。後半月夜にようやく出てきたダッシュ1、動きは派手だったが結局敵を倒せなかった。そんなアギラも結局リッガーを倒せなくてダンがセブンに変身して倒した。まあ、当たり前の展開か。カプセル怪獣が敵を倒してしまったらセブンの出番はなくなってしまう。