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Xperia 1 IV発表

 5月14日、ソニーから新型Xperiaが発表された。 5000mAh大容量バッテリーを搭載し、161gの世界最軽量※1ボディを実現 5G対応ミッドレンジスマートフォン『Xperia 10 IV』を商品化 ソニー ソニー、世界初の望遠光学ズーム搭載「Xperia 1 IV」。ライブ配信機能も AV Watch Xperia 1 IVはソニーのフラッグシップ機Xperia 1の4代目。 初代Xperia 1からの縦長ディスプレイは21:9で変わらず。 発売された頃は違和感のあった縦長サイズも少しは見慣れたか。 22:9、23:9、24:9と年々縦が長くなると思ったが、さすがにこれ以上は長くならないようだ。 Xperia 1 IVはスマホでは世界初となる光学ズームレンズを搭載しているという。 なんかこれまであったような気がしたが、Xperia 1 IVが世界初なのか。 スマホの進化も鈍化して、今年もマイナーチェンジのようなモデルチェンジだ。 下位機種のXperia 10 IVも発表された。 5000mAh大容量バッテリーを搭載し、161gの世界最軽量ボディを実現 5G対応ミッドレンジスマートフォン『Xperia 10 IV』を商品化 ソニー ソニー、世界最軽量の5G「Xperia 10 IV」。光学手ブレ補正対応 AV Watch バッテリーは減らされず逆に5000mAhに増量されているのは朗報だ。 ソニーとしてもここはセールスポイントにしていて、世界最軽量実現とうたっている。 廉価機種のXperia Ace IIIも発表。 5G対応エントリースマートフォン『Xperia Ace III』を商品化 ソニー 『4500mAhの大容量バッテリーを搭載する5G対応スマートフォンとして、世界最小サイズを実現』とある。 やはりスマホでやる事はもうバッテリーかカメラの進化ぐらいなのか。 折りたたみのXperia、出るんなら早いところ出て欲しい。 昨日はグーグルのPixelが発表された。 あなたの毎日に寄り添う Google Pixel の製品ラインアップ グーグルジャパンブログ スマホだけではなく、スマートウォッチとタブレットも同時に発表だ。 グーグルがAppleのようにスマホ、タブレット、ウォッチと揃えても、Appleほどのファンはいないだろうが、それでも品揃えは羨ましい...

【映画の感想】ガメラ 大怪獣空中決戦

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 ガメラ 大怪獣空中決戦(平成7年公開) 平成に入って制作されたガメラの第1作目。 昭和のガメラシリーズとの繋がりはなく、新たに一から作られたガメラだが、昭和シリーズからギャオスも登場。 ガメラに次ぐ人気があったからだろうか。 ガメラ復活第1作はガメラ単独ではなく、ギャオスとの戦いだ。 映画の冒頭、大映のロゴが出る前に東宝のオープニングロゴ。 東宝といえばゴジラなのだが、その東宝がライバル怪獣のガメラを製作。 であるならば『ゴジラ対ガメラ』を見てみたいがそれは未だなし。 アントニオ猪木対ジャイアント馬場のような、ファンが夢見る最高の対決なのだが、ハードルは高そうだ。 物語はまずプルトニウムを運んでいる船が座礁。 ナゾの環礁にぶつかったのだが、まあそれはガメラだろうなあと。 で、実際にガメラなのだが、本作のガメラはアトランティスで作られた生物っぽい。 九州の姫神島では島民と調査隊が消えた。 本作のガメラの相手、ギャオスに襲われたのだ。 ガメラはこのギャオスを倒すために作られた生物兵器のようで、昭和のような単純に子供の味方というわけではない。 ギャオスは人間を食うが、昭和の時代よりもリアルさが進歩したので、グチャグチャ食うシーンが気持ち悪い。 ギャオスという名前からしてオスがいてもよさそうなんだが、メスしかいない。 それでも増えることが出来るのだ。 じゃあガメラも? ヒロインは中山忍。 映画の興行成績を上げるにはカワイ子ちゃんの起用はハズせない。 たとえ演技がアレでもだ。 ミポリン中山美穂の妹だが、私は中山忍派だった。 アイドルとしてはそんなに成功しなかったが、女優としてはいまだに活躍している。 蛍雪次郎とコンビを組んで映画は進むと思ったが、まあそうはならず。 主人公は伊原剛志だ。 人を食うギャオスを福岡ドームにおびき出して閉じ込めようとする。 こういう作戦は失敗するのがお約束。 まあ、ここで解決してしまったら時間があまる。 真っ二つに折れた東京タワーに巣を作るギャオス。 夕日をあびる場面がいい。 監督のしてやったりの表情が見えるようだ。 ガメラとギャオスの最後の戦いはタイトル通りで、空を飛ぶ二匹。 スピード感があって昭和の時代とはベツモノだ。 飛び回りすぎて宇宙にまで飛び出した。 でも宇宙で決着をつけるわけでもなく、地上に戻ってきた。 勾玉を通じてガメラと心を...

【映画の感想】火の鳥2772 愛のコスモゾーン

 火の鳥2772 愛のコスモゾーン(昭和55年公開) マンガ『火の鳥○○編』の映画化ではなく、アニメオリジナルの映画『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』は昭和55年に公開された。 この頃は2回目のアニメブームが続いていて、前年の昭和54年には『銀河鉄道999』、『ルパン三世カリオストロの城』が公開され、翌年の昭和55年は今に続く『ドラえもん』の映画も始まった。 テレビでは『機動戦士ガンダム』が昭和54年から55年にかけて放送、当時中学生だった私は夢中になっていた。 そんな時期に公開された『火の鳥2772』、総監督はマンガの神様手塚治虫だ。 手塚治虫の『鉄腕アトム』が1回目のアニメブームを作った。 昭和40年生まれの私は、白黒アニメの鉄腕アトムはほとんど見たことがない。 いや、見たのかもしれないがさっぱり覚えてない。 再放送で何度も見て覚えているのは手塚作品はカラーの『リボンの騎士』や『ジャングル大帝』なんかだ。 2回目のアニメブームは松本零士作品がその中心だったが、そこに手塚治虫が『火の鳥』で挑んだ形になった。 『火の鳥2772』の登場人物はロックやブラックジャック、ヒゲオヤジやお茶の水博士のように鼻のデカいサルタなど手塚作品でお馴染みの面々。 けれど主人公は映画オリジナルのゴドー。 これまでのどの手塚作品にも出てこない、アニメブームに乗っかったようなイケメンの主人公だ。 ロックとは兄弟で、サングラスを外してゴドーに「似ているだろ」なんて言うが似てないな。 映画の開始からしばらくは音楽だけでこのゴドーの成長記録。 小さい頃は手塚キャラだが成長するとカッコいい兄ちゃんで子供の頃の面影はない。 ヒロインはロボットのオルガ。 育児だけではなく変形して空を飛んだりかなり高性能なロボット。 同じ型のロボットがもっといるんだろうが、映画に出てきたのはオルガ1体だけだ。 手塚ファンの私としては、手塚治虫のキャラクター達が動き回るのは楽しかったが、アニメブームの最中の作品としては微妙だった。 ていうかウケないだろうと生意気盛りの私は思った。 手塚ファンの私としては悲しかったが、この頃のアニメブームの中で、手塚作品はチト古いだろうと。 銀河鉄道999にハーロックやエメラルダスが出てくるとテンションが上がるが、火の鳥にブラックジャックやヒゲオヤジが出てきてもテンションは上がらな...

ウルトラAとウルトラマンA

 ウルトラAとウルトラマンA リンク ウルトラマンAは番組が始まる前にウルトラAとして登場した。 当時私が買っていた『小学一年生』や『小学館ブック』ではウルトラマンAではなくウルトラAだったのだ。 仮名ではなくウルトラAで製作は進行し、主題歌もウルトラAで作られたそうだ。 ユーチューブに時折動画が上がるが、なるほどウルトラAでしっくりくる。 ウルトラシリーズは『ウルトラQ』から数えると『ウルトラマンA』で6作目。 『ウルトラQ』『ウルトラマン』、東映のウルトラシリーズ『キャプテンウルトラ』、『ウルトラセブン』『帰ってきたウルトラマン』に続くウルトラシリーズだ。 円谷プロのウルトラシリーズとしては5作目になる。 この中でヒーロー名にウルトラマンの名がつくのはウルトラマンと帰ってきたウルトラマンしかいない。 エースが始まる前までは、ウルトラマンといえばこの二人の事だったのだ。 ウルトラマンの最終回に出て来たゾフィーはウルトラマンどころかウルトラもつかない。 ウルトラセブンはウルトラセブンでありウルトラマンセブンではない。 ウルトラセブン最終話に出てくるセブン上司はこれ、名前なの? ここまでのウルトラヒーローのネーミングはウルトラの後に名前だ。 なのでウルトラAというネーミングは自然だし円谷プロもそう考えて名付けたんだろう。 それがウルトラマンAに変更された。 何で名前が変わったかは当時はわからなかったが、今だとネットで検索すればすぐに理由がわかる。 ウィキペディアによれば、『当初のタイトルは『ウルトラA』と予定されていたが、玩具メーカーのマルサンから『怪傑透明ウルトラエース』という商品がすでに発売されていたことから、商標の問題を考慮して『ウルトラマンA』に改題された』ということだ。 ではキャプテンウルトラのように、ウルトラを後に持ってきてエースウルトラではどうだろう。 ウルトラとエースの間に☆を入れてウルトラ☆エースにするとか。 私の脳にはウルトラAでインプットされたので、ウルトラマンAという名前には違和感がありまくった。 ワクワクして放送開始を待ちわびていた主役の名前が変わったのだ。 違和感があるのは仕方がない。 ウルトラマン○○というのはこの後定着し、タロウはウルトラタロウではなくウルトラマンタロウ、レオはウルトラレオではなくウルトラマンレオだ。 タロ...

ヘドラはかなり強い

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 ヘドラはかなり強い 公害怪獣ヘドラは昭和46年公開の映画『ゴジラ対ヘドラ』に登場。 昭和ゴジラシリーズで敵怪獣が単体で登場するのはアンギラス(ゴジラの逆襲)、キングコング(キングコング対ゴジラ)、メカゴジラ(ゴジラ対メカゴジラ)、そしてヘドラの4体だけだ。 昭和40年生まれの私にとって、ゴジラ映画は前年の『オール怪獣大進撃』やこの『ゴジラ対ヘドラ』辺りが原体験。 ヘドラは身長60メートル、体重4万8千トン。 対するゴジラは身長50メートル、体重2万トン。 体格ではヘドラが勝っている。 『ゴジラ対ヘドラ』が公開されたのは昭和46年、この頃は公害が社会問題だった。 テレビヒーロー『スペクトルマン』では怪獣が公害を元に生み出されていたし主人公がいた組織は公害Gメンだ。 第1話と2話に登場した怪獣ヘドロンなんてネーミングもヘドラに近い。 どちらもヘドロから生まれた怪獣だ。 ゴジラ映画に公害問題が反映されたのが『ゴジラ対ヘドラ』。 宇宙から飛んで来たオタマジャクシのような生物が巨大化したのがヘドラだ。 この公害怪獣ヘドラによる被害が凄まじい。 1000万人を超える犠牲者というから、ゴジラ映画の中ではイチバンではないだろうか。 空を飛んだだけで公害を撒き散らし人間はガイコツになるのだ。 柴俊夫が登場、松明持って戦うがあっけなく死亡。やはりヘドラは強かった。 ゴジラとの戦いでは、ゴジラの左目を潰し、ゴジラのパンチはヘドラにめり込んで溶け白骨化する。 原爆でも死なないゴジラがかなり苦戦したのだ。 そりゃ空でも飛ばないと勝てないな。 『ゴジラ対ヘドラ』の次作は昭和47年公開の『ゴジラ対ガイガン』。 ガイガンの相棒にキングギドラが登場したが、キングギドラの代わりにヘドラを出したらどうだったろう。 キングギドラは人気もあり知名度はバツグンかもしれないが、ヘドラだって前年に公開されたばかりだし公害問題だって解決したわけではない。 ヘドラはもう1匹いるようなので、登場しても不思議はない。 だが出番はなく、2代目ヘドラが登場したのは実に33年後の平成14年公開『ゴジラファイナルウォーズ』においてだ。 身長120メートル、体重7万トンとかなり大型化したヘドラだったが、コチラのヘドラはサッパリ強くなかった。 ゴジラの放射熱線で簡単に吹き飛ばされ、ガッカリだ。 『ゴジラ対ヘドラ』の後に続編...

火の鳥2772には主題歌がない

 火の鳥2772 愛のコスモゾーン(昭和55年公開) 昭和53年に手塚治虫の映画『火の鳥黎明編』が公開された。 実写映画だが、火の鳥をはじめ時折アニメが混ざる。 実写のマンガに似せたキャラクターも悪くはない、悪くはないのだがやはり全編がアニメの火の鳥が見たかったと言うのが正直なところ。 次はフルアニメーションになるという話を聞いてやったーと喜ぶ私。 順番からいって未来編か、それとも鳳凰編かと色々予想していたのだが、製作されたのはまさかの映画オリジナル『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』。 ならば手塚治虫がマンガ化して『2772編』を描いてもらいたかったがそれはナシ。 まあ、映画も手塚治虫本人が作ったものなのだが、マンガはマンガとして読んではみたかった。 手塚治虫本人ではないが、御厨さと美が書いたマンガはあるが未読。 リンク 『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』は西暦2772年の話と思いきやそうではない。 舞台は22世紀の初めだ。 2772はともかく、副題の愛のコスモゾーンとはなんぞや。 本作に登場の火の鳥がコスモゾーン2772と呼ばれているのだ。 よくわからない生き物に1から番号を振っていき、2772番目が火の鳥なのだ。 コスモゾーンとは結局よくワカラナイが、生と死をテーマにした火の鳥っぽい雰囲気はある。 『火の鳥 黎明編』では愛のメモリー松崎しげるが主題歌を歌っていたが、『火の鳥2772』にはない。 松崎しげるの火の鳥はテレビで1回か2回しか聞いたことがないが、結構覚えている。 『火の鳥2772』と同じ昭和55年公開の映画では、『地球へ…』ではダカーポ、『ヤマトよ永遠に』では布施明、『サイボーグ009』では町田義人が主題歌を歌っている。 『地球へ…』は映画を見なかったのだが、主題歌は覚えている。 テレビで結構聞いたのだろう。 『火の鳥2772』ではあえて主題歌を使わないというこだわりがあったのだろうが、主題歌がないと公開前の宣伝でも盛り上がらない。 『銀河鉄道999』なんてゴダイゴが歌って大ヒット、公開前からテンションが上がった。 ヤマトや999は友達と見に行っていたのだが、『火の鳥2772』は一緒に行く友達はおらず一人で見に行った。 主題歌もあってもうちょっと盛り上がっていたら、観に行く人ももう少し増えたかもしれない。 この後『火の鳥 鳳凰編』は渡...

【映画の感想】ゲゾラ・ガニメ・ガメーバ 決戦!南海の大怪獣

 ゲゾラ・ガニメ・ガメーバ 決戦!南海の大怪獣(昭和45年公開) 映画のタイトル通り、本作には3匹の怪獣が登場する。 東宝映画だが、ゴジラやモスラといった既存の怪獣ではなく、すべて新怪獣だ。 一匹目はゲゾラ。 元々舞台になる島にはゲゾラという怪物の伝承があったようだが、映画に出てきた個体の事ではないのだろう。 イカに宇宙生物が取り憑いて巨大化した怪獣。 子供の頃雑誌なんかで見たコイツの絵が怖かった。 怪獣じゃなくても、イカっていうのはカタチが気持ち悪い。 それが大きくなるんだから怖いのだ。 ゲゾラはイカのくせに海中だけではなく地上も闊歩する。 デカいのだが、ドシンドシンと歩かないで、フワフワした感じで歩き回る。 それがまた気持ち悪い。 火に弱いのでガソリンを撒いて火をつけた。 海に逃げ込んだが、ここで復活するのかと思ったらそのまま死んだ。 映画のポスターは3匹が戦っているような場面だが、メインっぽい怪獣のゲゾラは一番に退場だ。 2匹目はガニメ。 宇宙生物が今度はカニに取り憑いた。 カニだけあって甲羅で覆われているので体が硬い。 ただ目は硬くないのでライフルで撃たれたのは効いたようだ。 退治されたと思ったのだが実は生きていて最後にカメーバと戦う。 3匹目はカメーバ。 コイツだけ普通の状態の姿が最初の方に出てきており、宇宙生物に取り憑かれて怪獣化した。 カメだけあって首を出したり引っ込めたりする。 ガニメとカメーバは甲羅つながりで、どっちがどっちだか曖昧だ。 もうちょっと離れた関係の生物に取り憑いて(例えば鳥とか)暴れた方がウケた気はする。 ガニメと戦うがどちらも光線とか出したりしないので、殴り合ったりするだけのちょっと長めの対決が退屈だ。 宇宙生物が取り憑いたとはいえ、3匹とも元々の生物が大きくなっただけの怪獣だ。 生物図鑑に載ってない怪獣とはチト違ってインパクトが弱い。 怪獣ではないが、登場人物の一人、佐原健二演じる小畑にも取り憑く。 取り憑かれてもなぜか怪獣のようには巨大化はしてない。 小畑の正体は産業スパイなのだが、最初から怪しさ満載だ。 スパイとしてはもうちょっと控えめにしていた方が、スパイの成功率は上がるんじゃなかろうか。 で、途中でバレてあっさりスパイであることを認めた。 最後は改心して火口に飛び込んだけど、あんまり感動はナシ。 舞台は南の島で物語...

【映画の感想】日本沈没

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 日本沈没(昭和48年公開) 小松左京の小説『日本沈没』を映画化した。 原作は上下巻が発売され、ウィキペディアによれば上巻が204万部、下巻が181万部、合計385万部も売れた大ベストセラーだ。 私は映画の公開からずっと後、それも古本屋で買ったので、この数字には含まれてないだろう。 下巻の方が少ないが、上巻を読んでイマイチと感じ下巻は買わなかったのだろうか。 私は半分読んだらば残りも読まないと気持ち悪く感じるのだが、そうでない人も一定数いるのだ。 映画も原作同様大ヒット。 昭和49年邦画部門の配給収入第1位だ。 東宝の特撮映画だが、ゴジラや他の怪獣が出てくるわけではない。 宇宙人が攻めてくるわけでもない。 それでも日本が沈没するというインパクトは怪獣や宇宙人よりも大きかった。 数年前から公害が問題になっていたし、オイルショックなんてのもあった。 紙が不足し毎月買っていたテレビマガジンが薄くなった。 何となくどよよーんとした空気にマッチしたのが『日本沈没』だったのだ。 で、『日本沈没』のヒットがさらにどよよーんとした空気を加速した。 テレビシリーズにもなった。 ウィキペディアによれば、最初からテレビシリーズになる事は決まっていたそうで、撮影も一緒にしていたそうだ。 映画ではテーマソングはなかったが、テレビでは五木ひろしの主題曲が印象的。 映画の主人公は小野寺役の藤岡弘だが、総理大臣役の丹波哲郎も主役っぽい。 小野寺は藤岡弘が演じるだけあって熱血漢っぽいが、さっさと日本から脱出しようとするドライさもある。 だが行方不明になったいしだあゆみ演じる玲子を探しながら人々を助ける事になった。 この辺の描写はほとんど駆け足。 まあ全体的に詰め込んだ映画なので仕方がない。 田所博士はちとコミュニケーションのとりづらい学者。 沈む日本に留まるが、日本から脱出しない人間も一定数いたのだろうな。 映画の前半では早くも東京が壊滅。 関東大震災の再来だ。 ゲームでいえばラスボスを倒したような感じなのだが、実は物語の核心はこれからだ。 日本が沈没するという研究のDワン計画から、日本人が日本を脱出するDツー計画へと移行する。 小松左京は日本を失った日本人を書きたかったのだ。 『日本沈没』が公開された翌昭和49年には『ノストラダムスの大予言』が公開された。 コチラもベストセラーになった五島...

【映画の感想】大怪獣ガメラ

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 大怪獣ガメラ(昭和40年公開) 東宝にゴジラがいるならば、大映にはガメラがいる。 ゴジラの公開は昭和29年だが、それから11年後の昭和40年に『大怪獣ガメラ』は公開された。 私が生まれたのは昭和40年なので、同い年のガメラにはなんとなく親しみがわく。 ガメラが還暦になれば私も還暦だ。 この頃のゴジラ映画はカラーだが、昭和29年の第1作目『ゴジラ』はモノクロ作品。 昭和37年公開の第3作『キングコング対ゴジラ』からカラーになった。 『大怪獣ガメラ』は昭和40年公開なのだがモノクロだ。 予算が取れなかったのだろう。 『大怪獣ガメラ』のヒットのおかげでガメラ映画はシリーズ化、2作目の『ガメラ対バルゴン』からはカラー作品だ。 子供を助ける人類の味方ガメラも、第1作の本作ではまだ人類の敵。 魅力は何と言ってもガメラという怪獣。 ストーリーは核爆弾でガメラが復活、暴れまわる怪獣対人類というパターンなので新鮮味はない。 それをいかに面白くするかは強烈なキャラクターが必要だ。 ゴジラは空想の生物だが、ガメラは大きいとはいえカメ。 誰もが知ってるし、ペットで飼ったりもして馴染み深い。 映画に出て来るカメ好きの少年も、隠れて飼ったりしている。 灯台でこの子供を助けたのも、カメ好きだとガメラがわかったからだろうか。 ガメラはカメとはいっても怪獣。 ただデカいだけではなく、ぐるぐる回って空を飛ぶ。 目が回るんじゃないかと心配になるくらい、早いスピードで回転して空を飛ぶのだ。 世界のアチコチで空飛ぶ円盤騒ぎが起こるが、それは空飛ぶガメラの仕業。 誰もカメが空を飛ぶなどとは思わないだろう。 地上での大きさに比例した重厚な動きではなく、素早い動きはアニメーションだ。 空を飛ぶ姿はエスキモーに伝わる石にも描かれていた。 カメの弱点はひっくり返すと自力では起き上がれなくなるというものだ。 デカいカメのガメラに対しても自衛隊が攻撃してひっくり返す。 手足を引っ込めたガメラを見て「手も足も出ないとはあの事さ」と笑っていたらジェット噴射で空を飛び危機を脱出するガメラ。 東京に来て暴れまわるガメラ。 この倒せないガメラをどうするか。 Zプラントいう、ガメラをロケットで火星に送ってしまおうという作戦に出た。 元々火星に行く計画だったロケットにガメラを乗っけてしまおうという作戦だが、火星にとってはいい...

ソニーのビデオデッキ・ベータプロ

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 ソニーのビデオデッキ・ベータプロ SL-HF900 239,800円。 昭和60年はベータマックス発売10周年。 電気店でもらった10周年記念グラスはずっと使っていたが、残念ながら最近割れてしまった。 ベータプロの初代SL-HF900はベータマックス発売10周年記念モデルだ。 ベータマックスという名称も『ニュー』がついてニューベータマックスとなっている。 ベータプロSL-HF900がニューベータマックスと名乗っても、この機種で一気にすべて新しくなったわけではない。 ベータマックスは以前から少しずつ変化を繰り返して来た。 標準のベータ1は再生のみになりベータⅡが標準になった。 音声はベータハイファイ化。 ベータハイファイ化した時にすでにハイバンド化していたが、HF900でそこからまたハイバンド化して高画質化した。 S-VHSのように一気に高画質化したのではく、ハイバンドベータハイファイはチマチマと少しずつ変化していったのだ。 再生のみ対応で録画は出来なかったベータ1がSL-HF900でベータ1sとして復活。 当時のベータファンにはベータ1こそ最高っていう思いがあった。 それをそのまま復活させて欲しい気はしたが、sがついたベータ1sとして復活したのだ。 それらをひっくるめてニューベータマックスを名乗ったのだろう。 だがしばらくしてニューは取れてベータマックスに戻った。 まあ、ニューもしばらくすればニューじゃなくなるし、ない方がスッキリしていていい。 SL-HF900の大きな特徴はジョグシャトルリング。 放送局で使っているジョグダイヤルが搭載されて、プロっぽさをアピールだ。 SL-HF900MKⅡ 240,000円。 先代のSL-HF900の発売から1年。 ベータプロがマークⅡになった。 本体はほどんど変化がないのだが、リモコンが大幅に進化した。 ワイヤレスコマンダー。 SL-HF900でも使えるので、買い換えなくてもリモコン購入だけもアリだ。 SL-HF3000 288,000円。 HF900はベータマックスの決定版みたいな感じで登場したが、このHF3000はベータプロの決定版みたいな感じだ。 この後EDベータが発売されるので、ベータマックスとしては最高峰のビデオデッキ。 VHSに比べるとコンパクトなカセットを生かしたスマートさが一つのセールスポイントだったが...