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2019/04/13

【映画の感想】メカゴジラの逆襲

メカゴジラの逆襲(昭和50年公開)


ゴジラシリーズでは唯一、敵役の名がタイトルについた『メカゴジラの逆襲』
『ゴジラ対ガイガン』や『ゴジラ対メガロ』のパターンであれば、『ゴジラ対チタノザウルス』にして、そこにメカゴジラが加わるのだが、堂々の『メカゴジラの逆襲』だ。
実際はメカゴジラよりもチタノザウルスの方が多く出ているが、チタノザウルスがメインじゃパッとしないしな。
怪獣じゃなくて恐竜扱いだし。
恐竜のアクセントも何か変だ。

再びやって来たブラックホール第3惑星人。
消滅しそうな自分たちの星から、東京に住所を変えようと考えているぞ。
名前の通り、当然ブラックホールに吸い込まれてしまうのだろうね。
『ゴジラ対メカゴジラ』で破壊されたメカゴジラを復活させていた。
どうせならチタノザウルスではなく、メカゴジラを後2,3台準備すればいいんではないか?
予算がなくて、壊されたメカゴジラを直すので精一杯だったのだろうか。
でも前回ゴジラに破れたのだから、また同じことをしても仕方ないのにね。

今回のゴジラには相棒がおらず、一匹での戦いだ。
戦う相手はメカゴジラとチタノザウルス。
前作『ゴジラ対メカゴジラ』ではゴジラ側にキングシーサーがいて2対1の戦いだったが、今回は1対2の戦いになったぞ。
前作同様メカゴジラの首をもぎ取ったゴジラ。
だが今回はここで終わらないメカゴジラ。
キチンと改良されているぞ。

観客動員数が悪くて、ゴジラ映画はしばらくお休みにとなった。
この頃はテレビでもウルトラシリーズや仮面ライダーシリーズが終了していた。
オイルショックがあって特撮は冬の時代だ。
まあ、オイルショックがなくても、子どもたちは怪獣には飽きてきていたのだ。
子供の興味はアニメの方に流れたのかね。
私は怪獣が大好きだったので、残念な時代になったぞ。
もしゴジラが続いていいれば、どんな作品が出来ただろうか。
ちょっと考えてみた。
・メカゴジラの帰還
・帰ってきたメカゴジラ
・メカゴジラエース
・メカゴジラタロウ
・メカゴジラレオ
・メカゴジラ劇場版
・メカゴジラ・ザ・ムービー
・それいけ!メカゴジラ
・メカゴジラはBARにいる
・メカゴジラ子ちゃん
・メカゴジラの若大将
・8時だよメカゴジラ
・ど根性メカゴジラ
・メカゴジラ-卒業-
・さらばメカゴジラ