【映画の感想】怪獣大戦争
怪獣大戦争(昭和40年公開) オープニングは怪獣大戦争マーチ。 これを聞くと風雲たけし城を思い出す。 この曲流れてたよねえ。 この映画は、この曲があるだけで名作だ。 木星の13番目の衛星Xへ向かった主人公たち。 そこにはX星人が住んでいた。 まあ、X星だからX星人なのだ。 でもX星って地球人がつけたんだよね。 X星人も自分たちをX星人と呼んでいるが、本当は何なのだ。 X星人はキングギドラの襲撃によって、地上には住めなくなっていた。 前作で追い払ったキングギドラは、こんな所で暴れていたのだ。 迷惑なやつだね。 台風情報も日本を離れると報道しなくなるが、消滅していないと現地では被害をもたらすのだ。 X星人はキングギドラを退治する為に、ゴジラとラドンを貸してくれとお願いしてくる。 ゴジラとラドンがどこにいるのかも、ちゃんと把握している。 X星人は怪獣を貸してくれる見返りに、がんの特効薬をくれるという。 モスラはいらないのかな。 前作でキングギドラを撃退するときも、モスラの糸は結構役にたっていたと思うがな。 もしかして、もういないのか。 もともと二匹いたのが一匹死んでしまった。 もしかして、残りの一匹も? 私はそんな疑問を持つのだが、劇中ではモスラのモの字も出てこない。 X星に運ばれたゴジラとラドンはキングギドラを撃退する。 モスラはいないが、2匹だけでも何とかなるもんだ。 シェーをするゴジラ。 おちゃらけてる。 子供向け映画だと割り切ってるんだろうね。 がんの特効薬のデータの入ったテープを再生すると、そこにはデータではなく、地球を植民地にすると宣言する音声が入っていた。 X星人はあらかじめキングギドラを操り、X星を襲っているように見せかけていたのだ。 キングギドラだけではなく、ゴジラとラドンも操り地球を攻撃する。 何もこんな手の込んだことをしなくても、最初からキングギドラ、ゴジラ、ラドンを操って地球を攻撃すればよかったのではないのか。 地球人はゴジラやラドンの居場所を知らなかったのだから、邪魔されずに見つけて操れるはず。キングギドラさえも操れるんだから、簡単に出来るよね。 X星人はバレずに地球に来ていたんだから、怪獣を操るのもバレずに出来るはずだ。 X星人は電子計算機の指示にしか従わ...